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これも花・あれも花

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枯露柿の里2

2008-12-01 | 旅行記
枯露柿は生の呼び名は「百め柿」1もんめ=3.75g
なので柿1個の重さが400g弱あることになります。

大きな柿にビックリ!普通の柿と比べると良く分かるわ。
この柿を皆さん手で剥いているのよ。(写真は撮れませんでしたけど)



       軒下から部屋の中、そして庭に所狭しと干してあります。
       

干しあがった枯露柿は1個500円 高いでしょ。
でも、これだけ手がかかって3週間以上干すのですから
仕方ないけど。

生食用の100め柿を買ってきました。生は1個150円程度
渋抜きしてあるので甘いのよ。

成川美術館

2008-08-30 | 旅行記
芦ノ湖を見渡せる素晴らしいロケーション、箱根に来る度に寄りたくなる
美術館だ。今回の特別展示は今までに無い珍しい展示だ。


初めて観るキルとアート。初めはキルとがアート?と思ったが、

観ているうちに布の持つ温かさ、柔らかさといった肌触りまでもが
伝わってくる。
小さな縫い目までが微妙な存在感と質感を醸し出している。色合いもソフトで
観ているうちに優しさに包まれてくる。



作家の米倉さんは男性でしかも私と同世代の人。写真を拝見すると
作品どおりの優しいソフトな感じだ。男性の手でこの細かいキルとが
生まれて来るんだと思うと、細かい作業が苦手な私にはそれだけでも
尊敬に値する。


湿生花園

2008-08-30 | 旅行記
同い年女性3人で箱根一泊の旅に出かけた。
旅の始まりは小田急線の人身事故のため、新宿で車を止めて
待っていてくれるTさんを1時間も待たせたことから始まった。

出だしは少々トラブッたけど、その後は最高の旅となった。
心配な雨空も晴れ女3人に、雨雲も退散。

久々のドライブ。運転とナビは同行のお二人にお任せ。
私は後部座席でゆったりと景色を楽しませていただく。
ウトウトして、目が覚めると西湘バイパスに入っていた。
左手に海が広がり気持ちが良い。


湿生花園に到着
植物に詳しい学者の友、質問好きな(失礼!好奇心旺盛な)Sさん
あれもこれも質問する。いくら学者だってね~、ちょっと専門外だし
でも流石学者先生、知らない名前は類似分類、
「う~ん多分00類の仲間でしょ」とお答えくださる。納得納得。

ツリフネ草
花の名前が多すぎて覚えられません。今日はTさんに教えていただいた
ツリフネ草をしっかり頭に入れました。この花は良くみると船から
釣り竿をたらしているように見えます。




黄ツリフネ草




湿生花園南側には、昔の仙石原湿原植生をよみがえらすために設けられた復元区があります。
ここでは、17年前から毎年冬に野火が放たれているそうです。
乾燥化が進んだ草原を昔のような湿生植物が復活するよう、水路の確保したり
して努力されています。

一番好きな場所でもあるこの湿原植生復元区、木道を歩いていると
爽やかな風が通り抜け、開放感に浸れます。
お天気の良い日は箱根外輪山が見えて素晴らしい眺めです。
今回は外輪山までは残念ながら見えませんでした。


明日はラリック美術館と成川美術館に行きます。

天神祭りと花火

2008-07-29 | 旅行記
大阪の天神祭りは大阪最大の祭り。
一千余年の伝統を受け継いで行われている歴史あるお祭りだ。

神様に氏地の平安をごらん頂こうと御迎えの行列を組んだのが
陸渡御(りくとぎょう)町内を練り歩きその後
船渡御(ふなとぎょう)に引き継がれていく。

右下は夜を待つ、打ち上げ花火の見物客で埋め尽くされていた。


夕闇も迫り、いよいよ花火の打ち上げが始まる。


18階のホテルの部屋から打ち上げ花火を眺めた。
地上から煙を上げて打ち上げられる花火を見るのは初めて。
 

大きな花火のしたではこんな風に火柱が立つていたのね。



花火の消えた後は真っ黒な煙が立ち込めて視界がほとんど無い。
大空に大きく園を描いた花火しか観たことが無い私には
とても新鮮な経験だ。


夜が深けてバーでグラスを傾けながら外の景色を見る。
きらめく町のネオン、その下では祭りの興奮も納まり
人々はどんな夢を見ているのだろう。
空を見上げるときれいな上弦の月が出ていた。





沖縄の旅最終報告

2008-07-23 | 旅行記
今回の沖縄訪問の目的の一つに、友人の墓参りがあった。
30歳の若さで逝ってしまった元同僚の27回忌にあたる。
葬儀に参列した日のことが昨日のように思い出された。

親友のSさんがお墓にお供えするバスケットを持って。    自宅のお仏壇
今まで亡くなられたご家族のお名前が刻まれている。お線香は平べったい。 
 

お仏壇の前で
左は端が兄嫁のSさん。親友で、今回お世話になった沖縄在住のSさんと
東京で学生時代からの友Rさん(写真は皆さんのリクェストでピンボケのまま)



沖縄のお墓は大きい。死者は生まれてきた子宮に帰ると、
形は女性の子宮を模っている。



27年前に癌で逝ってしまった彼女のことを、様々に思い出した。
その中で一番印象に残ったことがある。

彼女が教員になった直後の夏休み前。
沖縄で夏休みを過ごすと言うので「いいわね~ゆっくり楽しんでいらっしゃい」と言うと
「これからパスポートの申請に行くんですよ」
「え!、何で?」
「未だ日本に返還されていないのでパスポートが必要なんです。日本人なのに」
そう言ったときの彼女の悔しそうな、
寂しそうななんとも複雑な表情が今でも忘れられない。

生徒思いの教育熱心な先生だった。若い同僚として一緒に仕事が出来て
良かった。今生きていたらどんな事を言うだろうか。
きっと今の教育に憤慨しながら、どうすればいい教育が出来るか
熱く語ってくれただろうに。







沖縄の美味

2008-07-22 | 旅行記
小料理屋「しむ」の入り口            「しむ」のオーナは、沖縄在住のSさんの従姉妹さん
                         飾り気の無い店内。居酒屋風に見えるが、味は上品でシンプル。
                         こんな美味しい沖縄料理を今まで食べたことが無い。
 

島豆腐の上に小魚の塩辛が乗っている。お豆腐がかなり硬めで歯ごたえがある。


大好きな島ラッキョウ おかかを乗せただけのシンプルなもの。
何でこんなに美味しいの? ちょっと塩づけしたものとか。


これも大好き、海ぶどうと島たことわかめのサラダ。
海ぶどうのプチプチとした歯ごたえがたまらない。「海ぶどうは生じゃないと駄目」
「塩漬けしたのがお土産にあるけどあれは美味しくない」う~ん、塩漬けしたのしか、
今まで食べて無かったわ!
島で捕れた新鮮な蛸、これがまたやわらかくておいしい。


モズクの天麩羅 これも塩漬けしたものは駄目だとか。生をちょっとほぐして、
さっと衣を付けて揚げるのだとか。
ぬるぬる感はが無く、もづくとは別の食べ物みたい。
美味しくてお変わりを注文したほどですよ。


ソーキそば、このお店では食べるに夢中で、写真を撮り忘れているのが
何品かある。このお蕎麦は他店のだがこれも何度でも食べに行きたい味だ。

その他お刺身とか焼きそばとか、色々食べました。
どれも今まで食べた事のある沖縄料理の中で一番美味しかったです。

デジカメで撮ればもう少しましな写真が撮れたのに。
残念です。

沖縄の木の実

2008-07-21 | 旅行記
友人宅の庭には様々な植物が育っていた。東京では植物園でしか
見られない木の実や果物がたわわになっているのには驚いた。

「採って行って!」この言葉に早速みんなで採り始めた。
中でも樹から直接もいで口にした「ライチ」の美味しい事
種が小さくてジューシーそして甘酸っぱい。こんな美味しい
ライチ食べた事なかったわ!     マンゴーは未だ未熟だ!
 

これは産毛のある柿 未だ早いので味わえなかった!残念!


パパイヤも未だ未熟。
沖縄の人は青いパパイヤを炒めたりして食べるんですって。





沖縄で一番気に入った花

2008-07-19 | 旅行記
下がり花
沖縄名護に住んでいる友人宅の庭は本人曰く「ジャングルよ」
確かに植物の数と言い種類と言いジャングル並かも。

其の中でひときわ目を惹いたのが、この下がり花だ。
夕方から咲き始めて、朝には落ちてしまう一日花だ。

暗くなる頃花はどんどん膨らみ、線香花火のように夜の庭を
華やかにしてくれる。
直前の怪我で行かれなかったSさん、南部戦跡跡で足を挫いたNさんに
この花は見せたかったわ。


朝の花は生気を失い次々に地面に落下していく。


地面に落下した花びら




沖縄旅行 ひめゆり部隊

2008-07-15 | 旅行記
ひめゆり平和資料記念館の前でNさん 平和の礎の前で(わざとピンボケの写真にしました) 
   

お勧めの本
「学徒隊長のの手記」「ひめゆりの塔をめぐる人々の手記」
「ドキュメント沖縄戦」

ひめゆり部隊のことで、とても分かり易いブログに出会いました。
ここにアクセスすると、私の文章より読みやすくて理解が早まると思います。
http://blog.goo.ne.jp/probably-k/e/a6ba8c54bdd1a288f5374f651786eb44


沖縄平和祈念堂の中に掲げられていた句集
私の解説よりこの句をお読み頂く方が胸に響くと思います。


  祈念堂入り口に置かれてあったオオゴマダラの蛹と蝶 蛹が金色に輝いているのには驚きました。

あの金色に輝いた蛹から、想像外の蝶の姿。

悠山房のお料理と花

2008-07-09 | 旅行記
お料理はランチ3種類。皆、迷って迷って、だって全部食べてみたい

結局選んだのは真鯛のポアレ 地元契約農家の新鮮野菜も味しい。


3星レストランに認定するには、トイレのチェックは欠かせないとか。
悠山房のトイレはこの点だけでも星獲得OKよ。
洗面所にさり気なく生けてある八重のドクダミの花、
神子さんご夫妻のセンス、素敵!






小淵沢悠山房にて

2008-07-08 | 旅行記
恒例の八ヶ岳ウォーキングに参加してきました。余りの暑さに
今年は20キロから12キロにエントリーを訂正しました。

「後10回は全員元気で参加しましょう」と誓って無事終了。
温泉に浸かってのんびり身体を労り翌日は友人のレストランで
優雅なランチ。この悠山房は予約をしないと先ず入れない人気店。
オ-ナの神子ご夫妻に逢えて楽しい時間を過ごさせて頂きました。

沖縄南部戦線跡

2008-07-04 | 旅行記
沖縄旅行に誘われて同い年3人が揃って出かける予定の前日、
Sさんが自転車で転んでパスに。残念だ!

当日は二人旅となった。沖縄に着いた日の午後、
「沖縄に来たら、先ずはこの戦跡後を訪ねて、それからよ
リゾート感覚の沖縄を楽しむのは」
友人の一言で「南部戦跡めぐり」のツアーに参加。

司令部の壁面には「大君の御はたもとに死してこそ人と生まれし
甲斐ぞありけり」大田司令官の愛唱歌が残されています。
写真では壁面の愛唱歌は確認できないのが残念です。

日本海軍設営隊により、昭和19年に掘られた司令部豪は
米軍の猛攻に、昭和20年6月13日に太田實海軍少将以下
幹部6名が拳銃自決。他の兵士達4千人もたった1年間で
苦労して掘った壕ともども死滅。

白い漆喰壁に今でも手榴弾の破片跡が生々しく残されています。
1人1人の兵士達が親を思い、家族を思い、恋人を偲び、不安と絶望の中で、
自決を図った、そこに思いを馳せるだけで、胸が締め付けられる思いだった。
豪の中が暗くて写真は撮れませんでした。


ひめゆりの塔
この場所には20年前に来た。
其の当時は周囲には何にも無く、囲いの中に洞穴があっただけだった。

現在は入り口に献花用の花を販売する小屋が建ち



洞穴の周囲は綺麗に囲されて、塔なども建って丁重に祭られている。



平和学習で来た学生達の千羽鶴が沢山献納されていた。
 
この後、ひめゆり平和祈念資料館に行った。
次回は、平和祈念資料館の記事を載せます。

京都錦~大阪北新地

2008-06-24 | 旅行記
錦の傍に弟がマンションを購入したので、それを見がてら
錦を散策しようと出かけた。先に錦に入ったのが運のつき?

とにかく見る物、見る物、みんなおいしそう
今度行く時はお腹を空っぽにして行かなくちゃ。

これ天然うなぎよ!それが1千円ですって。安い!
京都は琵琶湖からの食材が入るからね、新鮮で安いんだわ。


これも琵琶湖産よ。「もろこ」って何かしら?


生きている手長えび。それに小さな沢蟹も生きたまま売れれていたわ。


鱧の全身も見たけど写真に撮れなかった。串焼きにしたのを
1本だけ食べたけど、おいしかった。

「本場の鱧を食べないと関西の夏は語れない」と言うことで
娘夫婦と大阪の北新地と言う所の割烹料理店に鱧料理を食べに行きました。

付け出し これにも鱧のゴマ和えが入っていました。(右下)
後は食べるのに夢中で説明は飛んでしまったわ。


鱧と梅肉を海苔で巻いて天麩羅にしたもの これもパリッとして口に入れると
優しくファっとしておいしい。


梅肉和え やはり夏はこれでしょ! おいしい!いくらでも入ってしまう。

この後、鱧しゃぶ 鱧をお湯に入れると、湯の中でぱっと花のように開くの
には感動ね。これも食べたり、おしゃべりに夢中で、写真はなし!
最後の締めは うどんすき。

今回の旅はまるで食べ物ツアーみたい。東京で何度か鱧料理を頂いたが、やはり
本場の関西ではおいしさが違うわ。しかも東京に比べて安いのね。
まあ、花より団子の私には