16日~18日の私のメモです。不安をあおるような風評を取り上げることがないよう
注意します。
両三日とも、余震が続いた。宮城沖と茨城沖と、広範囲に海底地震がおきた。
17日、鹿島灘地下30キロの地震が午後12時20分、それと前16日と時間も同じ深夜に
三度目の激震が発生したが、津波は起きなかった。
18日は巨大地震発生から1週間。 18日正午現在、マグニチュード5以上の
余震は262回だという。
1週間目の死者数は 6911人「阪神」を超したと発表された。
福島第一原発の3号機の使用済み燃料プールを冷却するために、17日午前には
強風下、放射能飛散のなか陸上自衛隊大型ヘリコプター2機による海水の
空中散布がおこなわれた。
午後は警察機動隊の高圧排水車が放水したが、高濃度の放射能にさえぎられて
目的を達せなかった。
午後7時30分後ごろ、ようやく自衛隊高圧消防車5台による車載水の放出が始まった。
当初は、放水ホース連結による海水の連続放水が計画されていたが、ホース連結の
社外連結作業を放射能のために断念したという。
18日からの放水は放射能の障碍で東京消防庁ハイパーレスキュー隊の放水が
手間取り、日があらたまった19日午前0時半に60トンを注水した。
災害に関する情報の速報性、信憑性が求められているが、政府、原子力行政、
地方行政、電力側の的確な指導が必要です。指導者としての資質を問われる
場合もあるようで、国民の不安を招かない人に指導をねがいたい。
原子力発電の監督機関の情報管理不足と指導不足がしばらく露呈していた。
専門家の話によると、福島原子力発電所第1~第5炉は40年前の古いタイプで
フラスコ型の「マーク1」とよばれているそうだ。
炉の構造が新しい「マーク2」の円錐もしくは釣鐘型とは異なる。
ところが、肝心の経済産業省の原子力安全保安院の後ろには何日間も「マーク2」の
原子炉装備の模型図が掲げられ、これによる説明がなされていた。
炉格納下部の一部、炉内圧力を減じるための炉圧抑制装置<サプレッションチェンバー>が
破損したとき、ドーナツ型の「マーク2」<サプレッションプール>の構造図を
後ろに掲げて説明をしていたのだった。
これにより、テレビ局とマスコミもつじつまの合わぬ説明をつづけていた。
構造図の誤りは3日ほども気が付かれなかったという。ほかにも、報道記者、解説者が
いくつもの誤りを発表していたそうである。専門家の指摘である。
私が見るところ、東京電力側の説明のもたつきぶりもよろしくなかった。なかには
確実な情報しか発表しない方針に徹した関係者もいた。
情報管理と危機管理の基本を守らないと、市民に混乱が起きる。
不注意な情報発信で、危機感が増大しないようにしなければなりません。
注意します。
両三日とも、余震が続いた。宮城沖と茨城沖と、広範囲に海底地震がおきた。
17日、鹿島灘地下30キロの地震が午後12時20分、それと前16日と時間も同じ深夜に
三度目の激震が発生したが、津波は起きなかった。
18日は巨大地震発生から1週間。 18日正午現在、マグニチュード5以上の
余震は262回だという。
1週間目の死者数は 6911人「阪神」を超したと発表された。
福島第一原発の3号機の使用済み燃料プールを冷却するために、17日午前には
強風下、放射能飛散のなか陸上自衛隊大型ヘリコプター2機による海水の
空中散布がおこなわれた。
午後は警察機動隊の高圧排水車が放水したが、高濃度の放射能にさえぎられて
目的を達せなかった。
午後7時30分後ごろ、ようやく自衛隊高圧消防車5台による車載水の放出が始まった。
当初は、放水ホース連結による海水の連続放水が計画されていたが、ホース連結の
社外連結作業を放射能のために断念したという。
18日からの放水は放射能の障碍で東京消防庁ハイパーレスキュー隊の放水が
手間取り、日があらたまった19日午前0時半に60トンを注水した。
災害に関する情報の速報性、信憑性が求められているが、政府、原子力行政、
地方行政、電力側の的確な指導が必要です。指導者としての資質を問われる
場合もあるようで、国民の不安を招かない人に指導をねがいたい。
原子力発電の監督機関の情報管理不足と指導不足がしばらく露呈していた。
専門家の話によると、福島原子力発電所第1~第5炉は40年前の古いタイプで
フラスコ型の「マーク1」とよばれているそうだ。
炉の構造が新しい「マーク2」の円錐もしくは釣鐘型とは異なる。
ところが、肝心の経済産業省の原子力安全保安院の後ろには何日間も「マーク2」の
原子炉装備の模型図が掲げられ、これによる説明がなされていた。
炉格納下部の一部、炉内圧力を減じるための炉圧抑制装置<サプレッションチェンバー>が
破損したとき、ドーナツ型の「マーク2」<サプレッションプール>の構造図を
後ろに掲げて説明をしていたのだった。
これにより、テレビ局とマスコミもつじつまの合わぬ説明をつづけていた。
構造図の誤りは3日ほども気が付かれなかったという。ほかにも、報道記者、解説者が
いくつもの誤りを発表していたそうである。専門家の指摘である。
私が見るところ、東京電力側の説明のもたつきぶりもよろしくなかった。なかには
確実な情報しか発表しない方針に徹した関係者もいた。
情報管理と危機管理の基本を守らないと、市民に混乱が起きる。
不注意な情報発信で、危機感が増大しないようにしなければなりません。
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