九州新幹線 ３月１2日営業開始 新大阪へ３時間47分

博多～鹿児島間、九州新幹線の営業開始が３月１２日と発表された。
ダイヤに新しく「みずほ号」が登場することにきまった。発表されていた「さくら号」
よりも早いので、鹿児島～新大坂を３時間47分で走る計画だ。鹿児島から大坂に向かう
旅客の８０％以上が飛行機利用の実態を考えて、九州旅客鉄道は「さくら号」を
15分ほど短縮するために、時速300㌔のＮ700系列車を投入、空の便に対抗する。

新幹線の対空路戦略が明らかにされ、旅客料金も低価格に抑えられことになりそう。
九州地方都市の経済に大きな影響が出そうだ。「みずほ号」は時間短縮のために
鹿児島から熊本駅そして博多駅、小倉駅だけに停車する。

「みずほ」は、昭和38年～平成6年、東京と熊本との間を走る特急寝台列車として
九州の人に馴染みの列車名だ。これで、九州新幹線は「みずほ」「さくら」「つばめ」
の３列車が走ることになった。ダイヤの充実を喜ぶ。


博多駅ビル百貨店は新幹線オープンよりも日にちを早めて、混乱を避けるために
３月３日開店するという。

８月30日、熊本駅を出たＮ700は船小屋駅に向けて「さくら」の試走を行い
路線を確かめた。大牟田駅、船小屋駅で歓迎の式があった。31日は
博多にむけ試走する。

新しい「みずほ米」「さくらん坊」の実りを期待したい。九州新幹線は私たちの楽しみだ。
写真はＪＲ西日本総合車輌基地（那珂川）のＮ700車輌。