今年も観に行きました唐組紅テント。神戸は湊川公園。毎年昼2時からの当日券を求めて並びます。今年は暑かった(@_@)
唐十郎 氏の台本(ほん)が殊更好きだというわけではありません。しかし、突き刺すような、生半可なガードなど突き破ってしまうようなあの台詞は、そんじょそこらの劇団ではお目にかかることはできません。
特に稲荷卓央の芝居が好きです。残念ながら今回は出てなかった(T_T)
しかし、物語はかなり現在の社会を抉るような内容で、唐さんわかってたん?と思うほど今に迫るお話でした。ラストの台詞に凝縮した未来。唐組の芝居の終幕で初めて遠近効果を観た気がする。とっても印象的でした。
私は藤井由紀さんが出ていればご機嫌です。今回、照明の務川さんは整理番号付前売り券でおいででした。
舞台上の人間が本気で見ているものはお客様にも見えます。紅テントを初めて観た日、ここはそういう芝居をする集団だということを確信し、以来、関西公演は欠かさず足を運んでおります。
いっぺん観てみよし(今はもう岡山やけど)\(^_^ )