神原ワールド稽古場日誌

神原ワールドが繰りひろげる劇の世界・公演のお知らせ・稽古場の模様を皆様にお届けします♡

となりのサイコちゃん

2020-08-05 14:07:41 | 演劇

 お芝居は、人間のいろんな面を映し出します。狂気、苦悩、喜び、悲しみ、怒り、希望、失望…。そんなものをどうして表現できるのか、不思議に思われはしませんでしょうか?

 それは…作家も俳優も、それを作る人たち皆、少し「おかしい」からなのです。初めは、自分はまともだと思っているんですがね、段々とわかってくるんですよ。少し「おかしい」ってね。ええ、耳をいきなり切って人にあげたりなんかしません。日常生活を何とか送れる程度に、です。

                 

 ちょっち、おかしいのです私らは。無意識の行動を意識し、あらかじめ書かれている内容を、反射的に、自然に、初々しくやるなんておかしい(変)でしょう?もちろんそのための訓練を積んでいるのですが、場合によっては自分の日常を捨ててまでこんなことに興じているなど、変人以外の何ものでもないと思います。「普通」の人は早いうちにやめます。だからよく聞くじゃないですか「まだ演劇やってるの?」って。頃合いにやめるのが当たり前だというような言い方ですよね。これが「普通」の意見です。こうはならないのが俳優(役者)です。やめることが悪いわけではありません。「やめられない」だけです。やめられないのは、我々にとって不幸であり幸福なのです。

 サイコパスとは、別に異常犯罪者のことではありません。サイコパスの中にそんな人間もいるということです。スマホの時代ですから、詳しくはお調べください。ここで言うと長くなりますので。ただ言いたいことは、みんな少しずつ、ズレていたり、パーソナルな問題を抱えていたりしながらも表現しなければいられないという衝動だけは持っているということです。人を見つめ、深め、表すことがお芝居の大事なところです。それをしなくてはいられないという「おかしさ」は素晴らしいのです。

 演劇の懐は深い。演劇とは、サイコちゃんを含むすべての「おかしな人」が自己肯定できるフィールドを与えてくれる稀有なジャンルなのです。

            

          

演劇人が皆サイコパスであるという意味ではありません。どうぞ誤解のなきようにm(__)m

 

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チラシ of 「壊れた夜空」

2020-08-03 15:57:52 | 演劇

 今朝は蝉の声が、舞台の効果音のようにクリアに降り注いでおりました。

 コロナ禍がすぐそばにまで迫っている今、緊張感はかなり高まってきました。私の住んでいる周辺でも感染は徐々に広まりつつあります。稽古場でも毎回、検温をしてから稽古を開始しています。しかし、慎重に丁寧に感染症予防をすれば、必要以上に恐れることはありません。

 昨日、次回公演の「壊れた夜空」のチラシの写真撮影をしに豊中の工場地帯に行きました。物語の舞台はネタバレになるので言えませんが、いろんな場面が交錯します。その中に工場が重要な要素として出てきます。

     

 だもんで、借景としてこのような工場を巡っておりました。作家神原のイメージは、私どもには計り知れません。まずは、チラシができてのお楽しみ。9月の公演も、幕が上がるまで戦戦兢兢として日々稽古を重ね過ごすのみでございます。

 おっさん二人の珍しいツーショットです。でもチラシデータに選ばれた写真は敢えてまだ出しません。出し惜しみします。

 検温をし、マスクをし、消毒をし、手洗いをして前へ前へ。がんばって行きたいと思います!

      

      棒手原金之助氏(左)と私、島上 亨(右)

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「神はサイコロを振らない」

2020-07-31 15:21:31 | 演劇

 アインシュタインは物事の結果と原因の「因果律」にこだわったようです。しかし、原子核の崩壊には半減期というパラメータがあるだけで、そこには「因果律」など関係のない純粋な「確率現象」があるだけでした。アインシュタインは何が気に入らなかったのかタイトルのようなことを言ったそうな。21世紀、量子物理学ではこの「確率現象」が幅を利かせているようです。エレクトロニ~クス!

 私はアインシュタインに一票です。神はサイコロを振りません。振るのは安太郎です。

                    

 科学とは関係のないところで、どちらかというと信仰という点で、私は決して「神はサイコロを振らない」と断言しちゃいます。神がサイコロを振る意味ってお分かりですか? それは世の終焉。無意味ということです。

 サイコロを振るのはやっぱり人間でなくては面白くない。第一、ドラマチックじゃない。私たちは劇的なものを欲します。単純な確率で人生片付けられたんじゃたまったもんじゃない。something else が要るのです!予定調和にないsomething else が!

 

        

 運命のいたずら、っていいじゃないですか。ちょっといい加減で。分からないから必死になるんだ。最初からすかしていたら、運命はやって来ない。未来は切り拓いていきたいじゃないですか(少々無理無理にでも)。 ねぇ(^_-)-☆

 

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「壊れた夜空」

2020-07-29 11:08:49 | 演劇

 昨秋、福井県の武生で公演しました「壊れた夜空」を今年9月18~20日(金土日4ステージ)朝潮橋の信天翁で再演する予定です。

 このご時世ですから、6週間先がどうなっているかはわかりません。しかし、始動します。動きながら考えなければ何事も間に合いません。闘いに攻めと守りは付きもの。守りながらも攻めます。

 福井公演では、劇場は味のある渋い小屋でした。しかしながら、交通の便が悪く、お客様もほとんどおいでではありませんでした(当時は新型コロナ関係なかったのに)。この悔しい思いを作家が今回リベンジします。でもって今日から始動。

         

      今度は現代もの! 密は避けるぜ!

☆世の人々は失敗を嫌います。もちろん失敗しないに越したことはありませんが、我らは失敗も成功の構成要素と考えます。ちょうど死が生の一部かのように。失敗も成功の一部。それぐらいのつもりがなければこのご時世、踏み出していくのは難しいんじゃあないでしょうか。

 

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週末って土曜?日曜?どっち?

2020-07-26 09:46:56 | 演劇

 公演「深川生首橋」好評をいただきありがとうございました。終演より1週間が経ちました。

 劇場でのソーシャルディスタンスや感染対策に、お客様からお褒めをいただきました。ありがたいことです。芝居の方も楽しんでいただけたようで、一同喜んでおります。アンケートや多くの講評、劇評ありがとうございました。益々、精進してがんばっていこうと考えております。これからも、お引き立てのほどよろしくお頼申し上げますm(__)m

               

 4連休。私、初日は終日お仕事。2日目は午前中お仕事。午後は映画「悪人伝」を観て、ご飯食べてのんびり。3日目は別のお仕事(小博打うちの安太郎)をして日給1万7千円。1枚1860円もする肉を買い、焼いて食う。美味なり。そして4日目、途方に暮れる(ー_ー)用事は山ほどあるが、頭はからっぽなのです。 今日は週末かな? ま、柳に風といきますか ♪

           「悪人伝」のマ・ドンソク。面白かった♡

 

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