神原ワールド稽古場日誌

神原ワールドが繰りひろげる劇の世界・公演のお知らせ・稽古場の模様を皆様にお届けします♡

あて書き

2018-01-30 08:54:14 | 演劇

 最近では、三谷幸喜なんかもよくあて書きしてますよね。昔から俳優の個性を最大限に引き出すのに、役を当てるというのがあります。もしくは、作家がどうしてもこの役はこの俳優だと思ったときもそうですね。その方が作品が生き生きとして面白くなるようです。

 前回、「AX」を読んでますと書きましたが、読み進んでいくうちに、自然と一人の俳優が頭に浮かんできました。それは、個人的にはあまり好きではないのですが、最近めきめき売れている「大泉 洋」です。彼のキャラクターしか浮かんでこないので困っています。まさかあて書きでもありますまいに。でもキャスティングとしては悪くないと思います。皆さん、どうです?他に候補があれば教えてください。興味ありますねぇ(個人的にですが)。

 うちの劇団の作品もあて書きが多い方だと思います。うち(浮狼舎、神原組、すかんぽ長屋)は作家(兼 演出)が稽古の進行を見守りながら、さらにインスピレーションを得て続きを書くといったかたちで進むことが多いです。ですから、場合によっては再演ができないことも往々にしてあります。生な劇作といえば聞こえは良いのですが、俳優にとっては大変です。役作りなんて悠長なことは言っておれません。反射神経が必要になってきます。演劇的反射神経です(大衆演劇に比べれば大したことないですが)。ただ、ここであて書きが生きてくるのです。役と俳優が結びつき易くイメージが比較的明確な点が良いところです。

 しかし、2月4日の慰問公演の「お染めかぜ、久松るす」も、3月10・11日の座・九条での「優呼~やさしき呼び声~」もあて書きではありません。「優呼」などは役柄との格闘が予想されます。何にしても、他人(ひと)の人生を生きるのですから、楽なわけはありませんよね。

                            

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

AX

2018-01-22 15:49:06 | 演劇

 長らく書いておりませんでした。実はインフルエンザA型にかかってしまい、先週一週間不自由しておりました。

 タミフルも効き、熱の下がった頃、ふらっと本屋に行って珍しく新刊を買いました。「AX」(伊坂幸太郎)、本屋大賞にもノミネートされていました。こんな「本を買ったよ」という話も誰にもできない寂しい野郎でございます。いつも職場のPCで入力しているため、ブログの更新ができませんでした。AXとは手斧のこと。話は娯楽小説なので気軽に読めますが、中味はちょっと風変わり。ぼちぼち読もうかなと思てます。座長も風邪を引いてさあ大変。おまけに想定外のこともあり、健康的にはかなりピンチです。歳とると色々あります。そんな私たちですが、2月4日(日)お昼間、ピースフリー東淀川に「お染かぜ、久松るす」と舞踊ショー二本を持って施設慰問公演に参ります。只今、その稽古の真っ最中。昨年10月にやった特別公演の出し物をオリジナルキャストで演っております。新年のお疲れが出る今日この頃、皆様におかれましてもお疲れの出ませんように  

                                     

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

謹賀新年

2018-01-04 12:42:58 | 演劇

 あけましておめでとうございます

 今年も劇団 浮狼舎、神原組、劇団すかんぽ長屋をご贔屓頂けますよう、よろしくお願い致します。

 ここで今一度おさらい。

 劇団 浮狼舎とは・・・神原くみ子(作家・演出)を座長とし、神原ワールドを体現するその名の通りの一劇団          です。

 神原組とは・・・神原くみ子を組長とする座組演劇集団(いわゆるプロデュースチーム)です。

 劇団すかんぽ長屋とは・・・島上とおるを座長・神原くみ子を大夫元にした時代劇専門の座組劇団です。

 今年もこの各団体で5公演(慰問公演を含む)を予定しております。上演情報は、随時このブログにアップしていきますので、どうぞお楽しみに♪ 稽古初めは10日から!今年もよろしくです!

          

                

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする