神原ワールド稽古場日誌

神原ワールドが繰りひろげる劇の世界・公演のお知らせ・稽古場の模様を皆様にお届けします♡

役者も様々

2015-10-29 22:49:18 | 日記
 本日、早速のご予約ありがとうございます。お一人様、コメント欄より承りました。当日受付にてお名前をおっしゃって下さい。当日精算(=前売り料金)にてご入場いただけます<m(__)m>
(次回より、承りコメントは表示いたしませんが毎回チェックしておりますのでご安心ください

 嬉しいですね、お客様のご予約でも、うちはなかなか満席にはなりません(泣)一度嬉しい事故がありました。2011年 劇団ハレンチキャラメルの第五回公演でキャパ120人を想定していたところ、160人ほどご来場いただき(勿論立ち見)、さらに10~20人のお客様には入場を断念していただくという大変申し訳ない事態が起こりました。こんなことは後にも先にもこの時ぐらいで、大概は余裕を持ってご覧いただけると思います(泣)

 
 役者というのも様々でして、色んなタイプがおります。役をきちっと作って稽古に臨む者、台詞もそぞろでフィーリング中心でやっちゃう者、10人おれば10通り、様々です。
 大体は台本を読んで(個人の)細かなチェックは家でやっておき、稽古場で企み(自分のプラン)を試します。相手がいないとできないポイントがあるので(会話や「間」など)、稽古場は雰囲気というか空気というか、ある種感覚的なものを鍛えたり研ぎ澄ましたりすることが多いです。
 ロバートデニーロみたいに綿密に研究し、積み重ねて積み重ねて作る者もいれば、アルパチーノみたいに少しの手掛かりとひらめきを元に感覚を集中させて作っていく者もおります。少しずつ微妙にみんな違いますね。

 俗にいう上手い芝居で流れるように演じる者もおれば、台詞の一言一言が、ほんまやと思わせてくれる真に実のある者もおります。何にせよ、その人に合ったやり方というものがあり、その道筋は無限にあるのでしょう(但し、やってはならないことというのもありますから何でもOKではありません)。

 さぁて、我が劇団の者たちは如何な演者でありましょうやそれは観てのお楽しみ

                          
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ひとつとして同じものなし

2015-10-28 15:52:01 | 日記

 結末を知り、やっとすべてが判明しました。う~ん(><)今回は少しばかり勝手が違うなぁ。総力戦でないと太刀打ちできん、手強い。侮れない。いつものようにはいかない。長くやっているとこういう事はよくわかる。やばい相手(作品)だ。ずっと芝居をやっているとふいにこういうのが来る。剣呑、剣呑・・・。
 さて、がんばろうかね、ここは踏ん張らねば。経験は生かせても経験だけでは解決できないものもあるのですよ。

 しかし、今回は扱う題材も内容も少しきわどいかも。地味にリアルです。こういうのってシビアなんですよね我々にとって。
 この界隈はどこなのか?どういった世界なのか?ピンときたあなたは通です(現在のこの社会にも遊郭が存在していることを知らない人は結構多いと思います)。いつもそうですが、今回もアンダーグランドな物語です。

 さ~てどっから喰ってやろうかな~♪


劇団 浮狼舎+神原組番外公演
 「妖怪通りのうりこ姫」作・演出 神原くみ子
 (俳優陣)
 島上 亨、庄司 勝、岩井宏行、菊地 潤、宮前旅宇
 安宅由枝、安宅史枝、白峰絹子、神原くみ子

 心斎橋ウイングフィールド(周防町ウイングス6階)
 大阪市中央区東心斎橋2‐1‐27
 地下鉄御堂筋線「心斎橋」駅⑥出口南へ10分
 地下鉄堺筋線 「長堀橋」駅⑦出口南へ3分

 11月7日(土)19:00
    8日(日)13:00/16:00

 前売り¥2000    
 当日 ¥2500
 ※関係者のチケット(当日精算)で入場ご希望の方は受付にてお申し付け下さい。
 お待ち申し上げております
☆尚、ご観覧希望の方はご予約(お名前・日時・人数)をコメントに入れて頂けましたら、そのお名前(ブログ名でも可)で当日精算券を受付に御用意させて頂きます。

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さて、演りますか♡

2015-10-25 00:37:11 | 日記
 日曜日は終日稽古。まだ全員結末を知りません。私も珍しくまだ自分の役がうまく手繰り寄せられていまへん。
 二週間を切りました。さあ、こっからが面白いんです。アドレナリンが分泌されて、一気に血が全身を駆けめぐるように、物語は我々を凌駕し始めます。私たちはその勢いに逆らわず、物語と一緒に疾走します。そして、私たちは彼や彼女になります。 どうぞご覧あれ 

              

劇団 浮狼舎+神原組番外公演
 「妖怪通りのうりこ姫」作・演出 神原くみ子
 (俳優陣)
 島上 亨、庄司 勝、岩井宏行、菊地 潤、宮前旅宇
 安宅由枝、安宅史枝、白峰絹子、神原くみ子

 心斎橋ウイングフィールド(周防町ウイングス6階)
 11月7日(土)19:00
    8日(日)13:00/16:00
 木戸銭:前売 ¥2000 当日 ¥2500
       (受付で出演者○○のチケットとお申し付けください)
     
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ナチュラルいうのんはキツおまっせ

2015-10-22 00:34:37 | 日記
 方言というのは、その土地の者には馴染み深い、言いやすいものですが、これを舞台に上げると豹変します。日頃の息では台詞にならない。曖昧に言うてたものをいきなり明確にさせられる。たるい物言いでは客席まで届かない。…などなど、いきなりハードルが上がります。
 もちろん日頃の会話も舞台のボリュームでは発しません。日常のナチュラルな感じで舞台発声をするのには訓練が必要です。ただでさえしっかりした発声は安定しないのに、さらに不確定要素の方言(大阪弁)を使うとなるとなおさらです。
 学生さんが文化祭でやる間違いがこれです。日頃、慣れ親しんでいる言葉なら言えるだろうと方言でお芝居をします。そこには共通語の何倍も難しい発声が待っているとも知らずに…。
 我々も共通語ならば難なくこなせることが、方言では手こずることが多くなります。メンバーに他府県の者が多いとこれまた大変です。岩下志麻さんの「極妻」みたいに(すみません)ならんよう(こそっと)頑張ります。

                         
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がんばるな!

2015-10-20 00:18:52 | 日記
 そろそろお腹の肉を心配しなければね。この前、演出に「お腹ぽっこりは駄目だからね」と言われまして、これは自重しなければ危ないなと。
 今回、今年一番の難しい役が来ましたので、私も究極奥義で対抗せねばならないなと思っている今日この頃です。

 私たちのやってはいけないことの一つに、「お客様にがんばっている姿を見せる」というのがあります。それも舞台の上で。御法度ですよ。
 俳優はしれっとやらんといかんのです、お芝居を。お客さんは俳優さんががんばっているところを観に来るのと違います。ええ芝居を観に来はるんです。地の頑張りを観てもらって喜ぶんは小学生の発表会までです。素人はんとちゃいまっせ。気ぃ遠なるほどしんどうても、涼しそうにやるのが舞台人です。

 頑張らんとがんばるのさ。 今度もキツイのん、さらっとやろかいね♪

                      
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