3月3日は淀川さんぽ氏の命日。その日に劇団近江飛龍は名張公演を打つそうな。その公演を予定するホールがある名張市は、長らく私の実家のある土地であった。昨日、家を売却した。二束三文の値である。築30年くらいなのだからいたし方ないのだが、何だかな~、てな感じ。母(義母)と不動産屋を出て別れ、一人で仏壇のお性根抜きに立ち合った。
一人で、かつて実家と言うていた家と別れ、夜道を帰っていると、えも言われぬ気分になる。しばらく家には戻れなかった(遠いので普通でもすぐには帰れん)。背中のリュックに父と母の位牌を入れて少しさすらいました。元々、故郷などないのですが、これで名実ともに帰るところなしになりました。きっと今年は「ひとり」というものをじっくり味わう年になるのでしょう。
皆さん故郷があるなら定期的に帰りましょうね。帰るところがあるのはよいことですよ(^_-)-☆
ヤモリの形の文鎮アクセサリー(神戸)