神原ワールド稽古場日誌

神原ワールドが繰りひろげる劇の世界・公演のお知らせ・稽古場の模様を皆様にお届けします♡

万全はない

2022-10-29 17:49:00 | 演劇
 体調万全などというものはないのです。特に歳をとるとなおさらのこと。

 アトリエから拝借している冷蔵庫(我が家には冷蔵庫がない)

 8月に転けた左肘の痛みは全くひかず、半ば諦めています。握力にまで影響が出ていて少し困りものです。レントゲンを撮りたいのですが、順番からいうと歯医者が先でしょう。…と、貧乏ゆえの浅はかさで御座る。現在、ひと月三万円の暮らしよりは良くなりましたが、収入3~4割減は何かの時は致命的ですな。毎日致命的ならそれは既に致命的とはいいません。日常は痛いという感覚を切り離して過ごしています。しかし、咄嗟に痛みが走ると…ありゃりゃりゃりゃりゃりゃ。ええカッコいうてもこんなもんです(^_^;
 神原班と押鐘班は台本upしました。あとは務川班のみ。間近です。や~まださんは大変!全ての稽古に参加してもうてますのでネ。自由自在女優の宿命です。素晴らしい!

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なぜ動けるのか?

2022-10-26 10:48:07 | 演劇
 最近、身体が動かせる不思議を思います。なぜ動かすことができるのか?
 ひとつは、脳からの電気信号により動くということ。物理的にはそう。それだけでも不思議。しかし、それ以外にも動かせる何かがあると思うのですが…。


 私は毎朝、朝食を台所の流しの前で食べます。食べこぼし防止の意味もありますが、本当の理由は別にあります。十数年前のある朝、全ての身支度を整え、朝食も済まし、あとは椅子から立ち上がるだけという段になって、動けなくなったのであります。頭では行かなくてはと思っても身体が反応しない…。驚きました。初めての経験でしたので。心療内科で診てもらい、心的ストレスのフラッシュバックだといわれました。それから仕事のある朝は、椅子に座って朝食がとれなくなってしまいました。
 身体は動かせることが当たり前ではないことを知りました。

 俳優はその身体を自由自在に動かさなければなりません。動く不思議を知って動くと、また感慨深いものがあります。
 最近はワンアクションで行きたい位置まで動けないことがあります。これは明らかに身体機能の低下です。鍛え続ければ高齢者でも動きはコントロールできます。何もしなければただ老います。俳優はどんなに緩く見えようと水面下ではアスリートでなければなりません。
 わっかるかな~♪わっかんねぇだろな~♬(by林家ちとせ)
 このお二人出演されます(^_^)
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元気いいねぇ、何かいいことあったのかい?

2022-10-20 19:34:49 | 演劇

(「化物語」忍野メメ)
 この男、困り果てて切羽詰まったときに限ってこう言うのです。「元気いいねぇ何かいいことあったのかい?」。…逆だよと突っ込みたくなる。
 しかし、見方を変えれば、俯瞰した物言いでもあります。必死になっている自分に言ってみては如何か。「元気いいねぇ、何かいいことあったのかい?」
 違わい…(・_・;) と、ひとりボケ突っ込み( ̄。 ̄;)






 
 
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芸とリアル

2022-10-17 00:26:19 | 演劇

(文庫本の表紙です(^_^))
 芸は百回やって百回同じ効果をあげねばならない。お笑いで言えば、百回やって百回笑わせることができて芸と言える。
 その瞬間のリアルを伝える小劇場の芝居とは違うように思えますが、実は共通した点もあるのです。型は要らぬものではなく、基になるものです。型も継承されるごとに改良され続けます。人間の基を意識できない者が、果たしてそこに独創性を生み出せるでしょうか。
 中村勘三郎がよく言ってましたね、「型がなければかたなし」「型を破れば型破り」と。人の典型も捉えられずに、微妙なオリジナルが加味できましょうか?リアルって何?という話です。それぞれジャンルが違い、表現方法は違っても求めるものはそれほど変わらないのではないかと思います。




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ベンチにぬいぐるみ

2022-10-13 11:47:32 | 演劇


 わらわら草紙は毎回、ぬいぐるみたちがチラシに出ます(これは各作家?)。
 神原のこだわりです。企画・構想・意匠のだいたいは神原が考えてやります。神原ワールドの所以ですかね。こだわるからこその独創なのでしょう。
 また公演データをあげますので見てやってくださいね。写真は「わらわら草紙」チラシのパイロット版です。
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