神原ワールド稽古場日誌

神原ワールドが繰りひろげる劇の世界・公演のお知らせ・稽古場の模様を皆様にお届けします♡

屋根の上の猫

2017-02-26 13:56:58 | 演劇

  来月3月18日(土)19:00・19日(日)13:00 / 17:00 に大阪の九条にあります座・九条にて劇団 浮狼舎番外公演「屋根の上の猫」を上演いたします。

 今日日、木戸銭1500円は安い!当日1800円となっていますが、ぶっちゃけ出演者の誰かの名前を出して「この人のチケットで」と言うていただければ前売り料金にてご入場いただけます。前からそんな感じですうちは。

 ディープな人達がディープな町で繰り広げる群像ドラマ。劇場もディープな場所にあります。九条駅(地下鉄中央線⑥番出口)の近くに大きなアーケード商店街もあり、結構、雨にも濡れず遊べます(食べもん屋さんには困らへん)。劇場の目の前には、知る人ぞ知る映画館「シネヌーヴォ」があります。

 座・九条は、地下鉄中央線②番出口から5~6分、阪神なんば線②番出口から道渡って3分ぐらい。暗くなるとわかりにくいので、早めに来て商店街で遊ぶか、近くの店で一杯ひっかけてから来るとええのではないでしょうか。

 このブログからも公演状況をお知らせしますが、お席が40人ほどなので、劇団関係者かこのブログのコメント欄にてご予約いただけますと幸いです。

                                                    

                                             

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

人間万事塞翁が馬

2017-02-21 09:55:36 | 演劇

 「禍福は糾える縄のごとし」と申します。

 私、ここんとこインフルエンザのB型にかかっており、日曜日の稽古を休みました。木曜の夕方から変調があり、金曜日にB型の診断が出ました。今日復帰です。軽かった上にタミフルが効いて楽でした。何が福となるか禍となるかはわかりもはん。このインフルエンザのおかげでダイエットは一時中止。体力温存に徹しています。特に変わったことはありません。しかし!何があるやも知れません。剣呑、剣呑。好あれば窮ありかも・・・。空は落ちてはこんだろうけれど、油断は禁物。皆様もご油断召されるな

                          

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

初めのセリフ

2017-02-15 16:01:33 | 演劇

 芝居の世界では、第一声と名乗りは気をつけなければいけません。特に第一声。この最初の言葉(言葉だけではない)が物語の世界を開く第一歩なのだから。しかし、意外と頓着ない人が多い。セリフはなんとなく言ってはダメです。気張って言ってもダメです。ぬるっと言いましょう、ぬるっと。息は十分に、しかし決して気張らずに。

 名乗りも気をつけないといけません。お客様には大事なんです、登場人物の名前は。役者は何十回と聞いているかもしれませんが、お客様は初めて耳にするのですから。 …そう自分を戒めつつ、私も稽古(「屋根の上の猫」3/18・19 in 座・九条)に励みます。

                                                            

                                                                                           

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

BUNGAKU

2017-02-10 12:40:30 | 演劇

  今年は夏目漱石生誕150年だそうな。世に文学作品は多かれど、そも文学とはなんじゃいなぁ?

 うちの芝居は少し文学が香る傾向がある。作家の神原くみ子の文学性ゆえである。何だこのセリフは!?とか、誰だこいつは!?何てこともざらで、その度にこの匂いは何だと考えると、どうやらそこに文学が潜んでいたりするのである。じゃあ神原の台本は文学作品かというと、これが微妙なのである。あんな暴力的でぶっ飛んだものを文学と言っていいのか?という意見があっても仕方ないほど好き放題やっているので…。

 しかし、作品に詩歌が多く使われているから、歴史上の人物の扱いや民俗学的な考察に長けているからというような理由だけではないのである。

 私は「人の、心底深い溜息は文学である」という持論を持っている。言葉だけではなく、人の佇まいや仕草・生活にも文学は確かにあると信じている。神原の作品の文学たる所以は、文学的な知識・見識もさることながら、行間の、登場人物や物語の意識が台本から見えてくるところにある。これを実感することができるのは、最初に台本を手にできる我々役者の特権である。ただ、果たして観客にまでそれがうまく伝わっているかどうか?それは演出家神原と我々俳優陣の責任ということになる。

 「文学が香る」は少し言い過ぎかもしれぬ。「文学が匂う」「文学臭」くらいか。とにかく、「そこはかとなく漂ってくる」のだよBUNGAKUが。

 

                                              

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

劇場(こや)がない

2017-02-06 11:03:24 | 演劇

 手頃な劇場(こや)がない!大阪なんかは、大きい劇場と小さい劇場に極端に分かれます。使い勝手のよい中ぐらいの劇場は稀で、なかなか取れません。小さくとも高額だったり、大きくて合わなかったり・・・。外国と違い、芸術分野をほとんど無視している我が政府はそんなんほったらかし。恐らく、この国はこれから益々貧しくなるでしょう(><)

 地域活性化は経済だけじゃないのです。皆が、様々な自主的活動を「無理だ」とあきらめないですむ環境づくりが大事ではないでしょうか?そういうことに、この国は全く関心を示しません。そこが自主性を育てることのアキレス腱となっていることに気付かないのです。ま、考える創造的な国民は不要ということなのかね?Abeくん!

 それは置いといて、劇場です。全く無いわけではありませんが、迷い選ぶ余地はありまへん。もっと経済的にもキャパシティでも手頃なところを探さねば 今後の課題です

                                     

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする