神原ワールド稽古場日誌

神原ワールドが繰りひろげる劇の世界・公演のお知らせ・稽古場の模様を皆様にお届けします♡

年度末

2017-03-28 10:59:22 | 演劇

 皆さん大忙しの年度末。花粉は狂ったように舞い、仕事は1年のツケがかためてやってくる(!)かく言う私も仕事や花粉で大わらわでゴンス。 体調は絶不調(花粉、腹痛、全身痛)!特に胃腸の具合が悪くて、食べられないのが嫌ですね。食べることは生きること。生命力が後退しています。

 昨夜、また通夜に行きました。今度はピッコロ関係の友人のお父様。演劇学校では期生が違うのですが、同じ舞台を踏んだ仲です。彼女はフランスの有名な演劇人と結婚しているので彼(か)の国より急ぎ駆けつけて来ました。着いていきなり組まれている祭壇を目の当たりにするのはショックだと思います。死に目どころの話じゃありませんから。ご逝去、誠に残念です。

 私はクリスチャン(不良信徒ですが)なのに生まれ変わりを信じています。というより「そうならいいなぁ」と思ってるだけなんですが・・・。父と死別した時も、何かまたどこか(来世)で会えるような気がしたのは事実です。既にお互い同じ立場ではないでしょうから、「その時」は互いにわかるはずもないのですが、しかし縁があれば違う姿でまた出逢うこともあるような気がするのです。

 これも人間の一つの知恵なのかもしれません。今生の別れを全ての終わりとせず、未来への漠然とした望みに変える。魂は肉体を巡り変遷するという考え方、どちらかといえば私は好きです。別れの時、「じゃあ、またね」って素敵じゃないですか。一気に全世界が広がり繋がっていく感じを私は受けます。でも、お別れまでは生きねば、ね。私ももう少しですががんばってみます。

 

                                                                   

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

すかんぽ長屋

2017-03-24 17:04:26 | 演劇

 何で「すかんぽ」なん?て聞かんでください。たいした意味ないですから。

 「劇団 すかんぽ長屋」が7月に旗揚げです(^^)

 私、25の時からほぼノンストップで来ました。今年で31年(!)初めて台本というものを手にした時からだと40年(!)しかし、我ながらボケた俳優だと思います。世間の皆さんもそう思ってらっしゃるでしょう?劇団を辞めていった人たちもそう思っていたようです。長くやっていればいいってもんじゃありませんものね。私は芝居は上手くはありません。でも私がここで芝居ができるのは、この劇団が「上手い役者(演技術に限定)」は別にいらない、というスタンスだから。上手いのではなく、肝要なのは「生きる」ということ。「舞台を生きる」、そこを重視しているからこそ、ここはいろんな役者が演っていける集団なのだと思います。人生に上手い下手はないでしょ?ただ見せ方はあるので何でもいいとは言いませんが、まずは我が身を挺するということ。そこからですね。私なんかまだまだです。この前、大杉連さんが「下積みって何?」っていうてたの、面白かったです。「俳優なんて一生下積み」だって。我々にあるのは、大入りか不入りかだけです。

 でも、芸に対してもう少し貪欲にならんと駄目ですね。最近、自分が楽してるなぁって感じます。何気に命ば懸けんとね。あくまで「何気」でないといかんです。「粋」じゃなくなるから。見かけやなくて常日頃。何気に命を懸けてしまうその浮遊感、普通なのに必死、そこに芸がある・・・かな~???

                                                     

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「屋根の上の猫」 終演

2017-03-21 15:59:45 | 演劇

  「屋根の上の猫」ご来場いただきました皆々様、ありがとうございました。おかげさまで19日千秋楽をむかえ、番外公演を終えることができました。劇団員一同、心より感謝申し上げます。

 ただ「無事に」と言えなかったのは、ある事件があったからです。それは3回目の上演中、出演者(男優)の身に起こりました。なんと脳貧血のため気絶するというリアル事故。狭い井戸(道具)の中からいきなり飛び出して歌う場面で、意識が飛んだのです。彼は真後ろにぶっ倒れていきました。目は既にあちら側に行っており、共演者(その時、他3名)に一瞬緊張が走りました。しかし、奇跡的に10秒程度で意識を回復し、何とか続けることができました。舞台上で出演者が完全に意識を失う事故は初めてで、舞台裏でもかなり焦りました。本人は意識が戻った瞬間、今が本番か稽古かわからなかったそうです。よくぞがんばってくれました。そんなビックリもありましたが、何とか春の公演を終えることができました。ありがとうございました

                                     

  次回は7月22・23日の新劇団旗揚げ公演 劇団 すかんぽ長屋 をお送りします人情時代劇「どんぐり侍」!乞うご期待!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

本日、初日!

2017-03-18 08:17:39 | 演劇

  ☆一部Facebookにて、「屋根の上の猫」 19日の上演時間に間違った表記があがりました。お詫びいたします。

  正しくは、3月19日 13:00 / 17:00です。 本日18日(土)は19:00の回のみです。

 (地図など詳細は前回のブログに掲載しております。ご参照ください)

 では、座・九条にてお待ち申し上げておりま~す(^^)

                                    

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

劇場へご案内

2017-03-15 23:19:32 | 演劇

 「屋根の上の猫」 今週末です!まずは劇場のご案内。

 今回の劇場の座・九条は、地下鉄中央線「九条」で下車した場合、2番出口から出ますと最短距離で5分ほどです。阪神なんば線「九条」で下車した場合も2番出口から出て下さい。こちらは徒歩すぐです。住所もご覧おき下さい。
   大阪市西区九条1丁目28-20  座・九条    
 
数年前に撮った資料ですが。

〈 地下鉄中央線「九条」駅 )
    ①               ②               ③             ④                     ⑤   
  →       →     →     →   

①地下鉄「九条」2番出口を出ますと正面道の向こうの角にセブンイレブンがあります(でも渡っちゃだめです)。
② ①を左にまっすぐ進んで下さい(阪神「九条」1番出口を左に見ることになります)。
③オレンジ色の看板の角を左折(ここを過ぎると左にTimesが見えちゃいます)。右手、通りの向こうに阪神なんば線九条駅出口②が見えます。
④曲がって最初の四つ角を右折してまっすぐ。
⑤すぐに右手に座・九条が見えます。


〈 阪神なんば線「九条」駅 〉

          ①                   ②                         ③
        →     →   

 阪神なんば線「九条」ならもっと簡単。
①まずは 阪神なんば線「九条」②番出口から出て、正面の道を渡っていただきます(上の③の角があります)。
②あとは上の④と同じです。四つ角を右折してまっすぐ。
③すぐに右手に座・九条が見えます。


 いかがでしょうか?おわかりになりますでしょうか?
 今回は劇場の構造上、開演致しますとご入場が難しくなります。お早めのお越しをおすすめ致します。
 
 九条の商店街も楽しいのですが、それはまたお帰りの際に。

 3月18日(土)19:00

    19日(日)13:00 / 17:00 開演

    木戸銭 1500円(当日1800円)

    ※出演者の誰か名前を言って下さい。前売り料金扱いさせて頂きます。

     劇団員一同、お客様のお越しを心よりお待ち申し上げております。 

                                                    

 

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする