神原ワールド稽古場日誌

神原ワールドが繰りひろげる劇の世界・公演のお知らせ・稽古場の模様を皆様にお届けします♡

板へと還る

2022-08-31 19:17:51 | 演劇

 新型コロナ自宅療養期間明けました。心も身体もクタクタです。休んでいたのに疲れました。

 療養中はTVとお友達。DVD鑑賞は貴重です。「パリ3区の遺産相続人」を観ました。ケビンクライン、マギースミス、クリスティン-S-トーマス。好きな俳優ばっかりの地味なお話。この救いようのない話を…どうすんだよ💦と思っていると、俳優たちはぐいぐいブラボーなラストへともっていく。もちろん脚本がよいのだが、彼らでなければこうならなかっただろう…と。素晴らしい俳優たちに拍手を(^_^)ノ

 久しぶりに驚かされた。私もこうありたいと思った映画でした。

 水曜日、2週間ぶりの稽古場では台本が進んでいた。浦島太郎な私は、たいそう面白かった。今回はバリバリの大衆演劇でございます(^_^)ゞ

 

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夏終焉

2022-08-28 22:57:20 | 演劇

 31日まで夏休みの兵庫県は好きよ。大阪なんかもう新学期始まってるもんね。もっと休もうよ夏休み。

 とか言いながら、私もコロナ隔離明けで明日から勤務再開。長いお休みでした。仕事が溜まって気が重いですが、何はともあれまた新しい週の幕開けでございます。

 長らく沈黙したままだったので、何かと物憂いのですがネ(^_^;休みの間、ジム・ジャームッシュやウッディアレンとか観てました。それと天井板も。

 暇なので、何気に今の劇団の出演回数を数えてみました。20年ほどいるのですが、平均年4回以上公演します。1回3ステージ平均で概算しますと、20年×4回×3ステ=240ステージとなります。かためて見ると多く感じますね。それ以前の活動を含めれば、300ステージくらいですかね?1年の四分の三は稽古をしている計算になります。

 暇なんですね。自分の過去の公演と死後の世界はリタイアした人間が考えることです。まだ早かったかな。そのうちできなくなるでしょうが、それはまた別の話。現役は今に生きるのです。

 明日は月曜日だほい(^_^)ノ

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おっさん閑居して💮💮をなす

2022-08-25 23:02:48 | 演劇

 

 清川元夢さん(エヴァンゲリオン冬月先生)も亡くなりましたね。ついこの前、小林清志氏が亡くなったとこなのに。

 自分が歳をとったのね。

 1週間で髭が伸びたのだが、全然似合っていない。ただの汚いおやじです。

 稽古もできず汚くひとり年老いていくおやじ…(ほっとけや)。

 芸能を志したのは恥ずかしながら10代の頃。よく「まだお芝居やってるの?」と聞かれる。それはやめて他にやることがある人の言い分。羨ましく思います。

 今となっては、芝居をしていない自分を想像することはできません。ひとはそれを笑うと思います。しかし、笑われようと馬鹿にされようと、私は芝居をし続けることになります。これは「考え方」の違いではありません。「生き方」の違いです。

 日本はまだこの違いを受け容れられない未熟な国です。長い目で見てやってください<(_ _)>

  

 

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黙する暮らし

2022-08-24 22:54:08 | 演劇

 「黙食」なることばないのですね。当たり前か。そんなこといちいち言わんもんね。

 仕事もせず、ただ黙って暮らすだけの日も今日で6日目。家族もおらず、稽古にもいけない身としては、一日中沈黙の行です(何の修行や)。

 それでも、静かに何かを見つめることのできる貴重な時間でもあります。

 毎日、簡単に言えばカレーとスパゲティと蕎麦のバリエーションでだましだましやり過ごしています。

 困ったことに、長期間誰とも喋らずにいると声が出なくなってくる。電話で話す相手もいないとは!どんだけ友だちおらんね~ん!今夕、声が変になってしまい、元にもどらず困ってしまった(・_・;)💦

 稽古にも仕事にもまだ行けません。水分とって、お香を炊いて、ご飯を食べて…日々を生きるのみ。

 day by day… no pain,no pain.

 境港、また行きたいなぁ。

 妖怪たちに会いに行きたい(^_^)

 

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「楽助はぐれ旅」

2022-08-21 23:56:00 | 演劇

 新型コロナ自宅隔離3日目の島上でございます。熱はやっと平熱辺りに近づきましたが、まだ身体の中にいますね、わかります。インフルエンザとしつこい風邪の中間みたいな、なんともいえぬ嫌な病気です。

 稽古はもう二回目。台本も順調に進んでいる模様です。当然、私は稽古には参加できません。今回は出演者10名、劇場は信天翁です。

 うちは台本の先渡しはしません。稽古に来なければ物語がどうなっているのかわからないのです。もちろん自分の台詞も覚えられません。約二週間遅れて物語に合流するわけです。焦りはしません。残念なだけです。早く元気になります(^_^)ゞ

 

 1984年9月ニューヨーク。指揮バースタイン、マリア:キリ・テ・カナワ、トニー:ホセ・カレーラスで録音された「ウエストサイドストーリー」のドキュメント。

 音楽であっても現場の熱というのは同じですね。あり得ない面子とバースタインが初めて振るという変わった作品。これ面白いですよ。

 

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