神原ワールド稽古場日誌

神原ワールドが繰りひろげる劇の世界・公演のお知らせ・稽古場の模様を皆様にお届けします♡

芝居屋という生き方

2017-09-30 12:01:54 | 演劇

 我らはさして褒められることもしていません。ただの芝居屋です。毎回の公演も必死です。余裕はありません。劇団員も減ってきました。でも芝居をしなければ芝居屋にあらず。芝居に対しては真摯に向き合ってきたつもりです。スタッフには安いとはいえ必ずギャラを出し、赤字を出さずカツカツですが何とか遣り繰りしています。それも多くの演劇界の仲間が、相身互いで支えてくれたおかげで、ここまでやってこれたと思います。

 それでもやはり足りないところがあったのでしょうね。真摯ではないとのお叱りも聞こえてきます。協力してもらっている方へももっと関わり方を考えねばなりません。こっちは仲間と思っても先方がどう思っているかはわかりませんものね。「甘えんなよ」と言われれば、確かに甘えているのは事実です。そこはこれから真摯に受け止め、「甘え」ではなく「信頼」を育めるように心掛けるべきですね。公演回数の多さに甘えては駄目です。ここいらで一度褌を締め直す必要がありそうです。 そして何よりも生き残らねば・・・ネ 

 芝居屋が店をたたむときは我が世の終わるときですから。

 

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ストリートファイト

2017-09-25 18:24:31 | 演劇

 まともな試合ではなかなか実力が発揮できないのに、街中では生き生きと力が出せる。そっちの方が近いかも。

 今がすべて。飯の前であろうと後であろうと、寝る前であろうと休みの日であろうと演る時は選ばない、全方向型の演劇人でありたい。それがあの煌びやかなステージに対する一握の意地かも知れない。

 我らはいつでもどこでも誰の挑戦でも受ける!ストリートファイターだ!できないは決して言わない。断るのは自由だ。演るならとことん演り尽くす。最近、芸の掘り下げが不足気味です。反省 10月14・15日は絶好のチャンス!神原組VS美影組という凄カード(異種格闘技はお好きですか?って一緒に演るだけですが)。前代未聞のお祭り企画。演劇にボーダーラインはありまへん!全方向型で闘います。うれぴ~♪やっててよかった~、って思います。皆さん見届けてくださいね。       

                                                

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福井に行って来たよ~

2017-09-19 18:12:11 | 演劇

 週末、福井県:響のホール:パフォーミングBOXにてワークショップ+ミニシアターを無事終了しました。1時間ほどのワークショップと40分ほどの清神シリーズの上演。参加された方々には劇中の「沼(に沈む魂)」になって、鳴り物などを鳴らしてもらい「出演」して頂きました。おかげで参加者全員で楽しく終えることができました。ありがとうございました。

 我らの方が人数も少なく、最近は少し寂しくなっています。向こうの若い演劇人も参加してくれたらと思うのですが、皆さん忙しくて大変なようです。もっと交流を!

 駅前はかなり開発されていて、すっかり様変わりしてました。1年にいっぺんだけなので行く度に驚かされます。クルミ入りの羽二重餅などお土産を買い、温泉にもつかり、焼き肉も食べました。やりたい放題の福井巡業お疲れ様でした! 

 次回は10月14・15日!大衆演劇とのコラボです!芝居にボーダーラインはないぜ!

                                              

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妖怪

2017-09-14 10:28:49 | 演劇

 最近、お尻の辺りをさわさわと触られる感触におそわれます。これは「妖怪お尻さわり」の仕業かも。座長は「枕転がし」の被害にあったそうな。不可解なことはみ~んな妖怪の仕業なのかしら。ボールペンがなくなる、眼鏡がなくなる。それは「ボールペン隠し小僧」や「眼鏡隠し婆」の仕業なのです。

 都会に真の闇はなくなり、人は気配を持たなくなってきた。そんなご時世に妖怪なんて・・・ちょっとおもろいやん。

 漫画の「うしおととら」で、「妖怪の住めない国には人も住めない」とありました。ひょっとして共存するのが当たり前なのかもね。本当は少なくなった闇のどこかにいるのかも・・・です。 

 あ、またお尻の辺りをさわさわ、さわさわ・・・って!

                                        

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神社探偵清神シリーズ

2017-09-12 10:02:11 | 演劇

 椿神社神主、椿原清神(きよみ)を中心に、化け物がらみの奇怪な事件に巻き込まれる人々が加わり、その事件を時にはスカッと、時には偶然に解決していくというお芝居。作家神原くみ子にしては珍しくシリーズもの。最初の作品が好評で、スタッフからもシリーズ化を望む声があり、公演も10作を超えるほどになりました。

 本編は福井公演のみで上演されるというレアなシリーズで(番外編は度々大阪でもありましたが)、演っている方も、観ている方もお約束やマンネリを楽しむといった、一種変わった演目となっています。ファンの方も多く、遙々大阪から来られるお客様もおいでです。ワンコインシアターで長らく上演させてもらっていましたが、昨年度末、福井自由舞台のアトリエがなくなり、今年の上演が危ぶまれていました(というか昨年最終回だったはずなんですが・・・)。今年はワークショップとそれと関連させたミニシアターを、JR福井駅近くの響のホールでやるのでまた観られる(演れる)というわけです。

 今年は「咲かずの花」。私は今年も網野可児彦です(写真右から2人目)。台本は1週間前にあがったばっかり!稽古はまさに今真っ盛り!今週はイケイケの我ら神原組です!!

☆福井(県)巡業: 9月17日(日)15:00~19:00(終了予定)。ワンコイン(500円)。響のホール・パフォーミングBOXにて「演劇ワークショップ+ミニシアター」

                                         

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