神原ワールド稽古場日誌

神原ワールドが繰りひろげる劇の世界・公演のお知らせ・稽古場の模様を皆様にお届けします♡

休息

2016-07-30 19:32:28 | 演劇
 久し振りのお休み。洗濯物を干し、買い物に行き、散髪をする。仕事はなし。久々にジュンク堂で本を漁る。マンガ本、写真集、井上ひさし。好きなものを買って帰る。ホンダCD50のサイドミラーには夏空が映っておりました。
 
 木曜日に福井公演の顔合わせをして、いよいよ来週から稽古開始です。福井自由舞台アトリエで上演される最後の公演が今回の「春珠(はるしゅ)の庭」ということで、とても光栄に思います。劇場のこけら落としもそうですが、最後に立ち会うというのも滅多にあることではありません。いざ、全力をもって一戦盛り上げたいと存じます。


                              
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11月のレズボアドッグス

2016-07-27 17:50:07 | 演劇
 今夜、11月のワルだくみ(神原組プロデュースの企画会議)をします。演劇人が集まって公演の企画を練るのは、悪党が犯罪計画を練るのに似ています。ワクワクして楽しいのです。悪戯心がないと芝居はつまらなくなっちゃいます。昔、師匠がええ歳をしてこちょこちょ悪戯していたのを思い出します。何だこの人は!と、普通の感覚だと思っちゃいます。今はよくわかります。私なんか大人しい方で、ダメですね
 ワルだくみは楽しい!神原組プロデュースは11月19・20日。4人の作家が競作する、WFのりうち企画になるかと存じます 

 あ、そうそう、この夏、芸術創造館にてワークショップを行います。来る、8月21日(日)19:00~20:30。「ゆるゆると足元からの演劇~お芝居初め~」でございます。初心者も安心してやってみようしてみようの90分間です。皆で「芝居」なるものの正体を暴いて楽しみましょう。詳しくは、ワークスショップフェスティバル ドアーズのHPを見て下さい。ネットで予約できます。定員25名を予定していますが、そんなに来ません(たぶん)。まだ3名しか予約入っていません(また予約状況は提示します)。十分間に合います。みんなでワイワイやりましょう。お気軽に参加して下さい。芸術創造館を使いますので500円かかります。ワンコインワークショップです。ご予約お待ち申し上げております!
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夏空

2016-07-23 19:59:48 | 演劇
クマ蝉ばっかですね。ミンミン蝉はどこ行ったのでしょう?

 ようやっと左ひじと右ひざのパンチの火傷が治りました。あれから約三週間。ブログを振り返ると、昨年の7月20日にこのgooブログに越してきていました。
 1年間、日記のようにブログを書いてきました。あまり面白くないのでしょうね。最近では誰もコメントしてくれません。個人のものではないので、極力自分のことは書かず、お芝居のことをと心がけてきました。しかしながら、ちと硬すぎるのかもしれませんね。以前、元劇団員に、私のアドバイスは何も参考にならないと言われたことがありました。ひょっとして見当違いのことを言うておるのでしょうか?私は滅多に演劇論を口にしません。自分が体現しているので論ずる必要がないのです。
 大事なことというのは、求める者には伝わるものなのかもしれません。求めてもいない者に伝えてもそれは何の意味もないことなのでしょう。ただ、今は不特定多数の方にいろんなことを垂れ流しています(>▿<)気が向いたら拾ってやってください。感想は要りません。もし鬱陶しかったら、「つまらん」とコメントしてください。また考えます。
                       
                    

 まずは、9月18日(日)18:00 福井自由舞台アトリエにて、神社探偵 清神シリーズ最終話「春珠の庭」に向けて、来週、顔合わせです。
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気を解く

2016-07-15 22:48:56 | 演劇
 知らず知らずのうちに自分の姿勢を気にしていることに、ふと気づく。歩いているときも、座っているときも。頭のてっぺんから糸で吊られているような感じ。
 気がついたら、腕や足を伸ばしてその感覚を確認している。掌の感覚、足の裏の感覚。いつの間にか息をゆっくり吐いている。体の中心線を呼吸とともに整えている自分がいる。そういった緊張は必要なものなのだろう、解かれることがない。知らないうちに身についてしまった。
 
 ある意味、隙が減ったのかも。でも達人て訳じゃない。あるべき姿に一歩近づけたのかも、ぐらいか?何となく昔のお侍の身に纏っていたものが想像できたかな、ぐらいの感想。ここまで39年。…やっぱり俺は瓦かなぁ。

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走り抜ける

2016-07-10 19:51:41 | 演劇
 1年間に、浮狼舎(もしくは番外)公演を春に座・九条で、夏はこの前のハレンチキャラメル公演(今夏で終了)を應典院で、秋は9月に宇野重吉のお膝元福井県、福井自由舞台アトリエで「神社探偵清神シリーズ」を、11月にはWFにて神原組プロデュース公演。年間平均約4公演。1年12か月、単純に3ヶ月に1度公演を打っている計算です。
 じっくりやった方が良いものができるのではないか?…と皆さん、そうお思いでしょう。確かにやれば良いというものではありません。しかし、作家が走っているときは止めてはならんのです。作家は書ける時に書くのです。満を持して、などとのんびりしておられんのです。うちの作家は稽古場と共に書きます。生きた人間を栄養にして書くのです(人喰い作家?)。他人(ひと)が渾身の一作を捻り出すうちに、うちは4本ぐらい打っちゃいます。それでいてその作品世界はブレません!ちょいと自慢です。

 実戦派集団といえば聞こえはいいですが、貧乏暇なしともいえます。日常稽古より公演稽古の方が圧倒的に多い。ロートルにはきつくなってきましたが、愚痴は出ません(ぼやいてますけど)。幸せです。俳優にとって、多く板を踏めるということは無上の喜びです。ここへ来んかったら、「芸」や「芝居」についてここまで考えんかったんと違いますやろか。もし、のんびり芝居して過ごしてたら、何やかやと選り好みして板に立たんかったなら…そう考えると、ほんまに今、芝居ができて幸せです。もう、何で自分は芝居をするのか考えんでええのんは、嬉しいことです。あとの人生迷うことなく進めます。ただ、深めていくのみ。簡単やないんやけどね、…でも、そういうこってす。

                                
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