神原ワールド稽古場日誌

神原ワールドが繰りひろげる劇の世界・公演のお知らせ・稽古場の模様を皆様にお届けします♡

ジプシー人生

2024-07-05 21:09:40 | 演劇


 しましまうまうまバーホワイトチョコ味、食べてみました。アイスバーとしては優秀でした。練乳もふと脳裏をかすめたほどの甘みとコク(言い過ぎ?)。美味しゅうございました。

 先日、稽古場を追い出されました。吹田の公的施設です(某浜⭕敷)。芝居の稽古の使用に耐えられないので使わないでほしいとのこと。まず大きな声を出してはダメらしい。ご近所からの(いつも決まった人物からの)苦情があり、施設としても止むなしとのことでした。公演まで10日余りの頃でした┓( ̄∇ ̄;)┏
 演劇は大きな声を出しますし、動きます。そりゃあ人間の人生やってんだから当たり前。こちとら、規則違反も無茶無体もしておりませんが、仕方ありません。貸せないってぇなら他を当たりゃんす。やっぱり演者はジプシーなのね。
 高校演劇の時は、文化祭になりゃ、あっちに行けだの、ここは使うからどっか行けだの、爪弾き者でした。廃品を拾って来ては乞食クラブと囁かれ、まるでホームレスでした(当時はルンペンクラブか)。

 演者はいつの時代も厄介者。社会の役に立たない不良でおざんす。流れ流れてさすらいのジプシー。もはや宿命と言ってもいい。我らジプシーの人生は、糾える縄の如し。災い転じて福と成す。臨時の稽古場でも元気いっぱいがんばってます(^_^)ゞ



 20年くらい前だろうか?あるオーストラリア人のALTに、彼の製作している自主短編映画に誘われ出演した時、彼と私の二人でゲリラロケをしたことがありました。神戸三宮の街中で淡々と撮影は進みました。途中、カメラのバッテリーが切れ、彼の行きつけの飲食店で充電をお願いしたところ、店員さんは困りながら対応しかねていました。結局、充電できず、彼は信じられないというふうでした。「オーストラリアでは文化活動に皆協力的だ。こんなことは考えられない。」と困惑していました。でも当時の日本はこんな感じでした。…今、日本は文化的な活動をどう見ているのでしょうね。この日この後、二人で企んで神戸市役所の共用スペースで隠れて充電(盗電)しましたとさ(^_^ )楽しい思い出です。
 文化って、芸術・芸能って何なんでしょう? 
 何事も眺め、想像することのできる人生でありたいと思うばかりです。
 

 日曜は全員揃うことができる最後の通し稽古(恐)!ラストスパート!!


コメント
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