☆仲良く寝てることもあります!!
☆襟なしジャケットの型紙の丈を長くしてニットでロングカーディを縫いました。以外に簡単で早くできます。
☆中医
こんばんは!!
3連休、かなりゆったりと感じます。まだ雨水前ですが何だか春の陽気に誘われて午後からは畑のエンドウが伸びてきたのでネットを張ってやりました。夫に杭を打ってもらったのですが夫曰く、「もうゴロゴロしてばっかりだと杭を打つのも息があがるわ!!」ですって。もう歳ですから、しかたがありません(;^_^A
さて、本日は春の薬膳について少し書いてみましょう。
春は立春から立夏までの3か月です。立春、雨水、啓蟄、春分、清明、穀雨まで6つの節気があります。陽気が上がり、気温も上がります。そして五行では春は木気です。五臓では肝に当たります。表裏では胆。眼目や筋、爪なども木の部位です。
春になると陥りやすい症状は次のようなものです。
〇春は五気では「風」、六淫では「風邪」です。春の外因邪気は風邪ですので頭痛、めまい、目の不調、鼻づまり、咽頭痛などの症状。
〇五臓では肝です。一気に春は陽気が上がりますので肝の不調から自律神経を乱します。イライラや鬱。のぼせたり、興奮しやすい時期です。
〇木剋土で土の脾が最弱ですから肝気が上がりすぎると脾の不調を伴います。食欲不振、やる気が起きないなど。
春の養生を考えますと薬膳では「天人合一」という基本理念に基づけば、春は伸びようとする気が強い時期ですから自然の摂理に合わせて、心身を伸びやかに緊張をほぐして、決して怒らないように心がけるのが大事です。これは基本の心構えです。そして以下のことを心がけて食生活を送ると良いそうです。
〇肝機能を強める・・・
・補血・滋陰として血を補い、潤いを持たせるという姿勢です。
≪食材としてホウレンソウ、にんじん、レバー、イカ、豚、卵、ゴマなど≫
≪生薬として竜眼肉、枸杞子,松の実など≫
〇肝を整える
・平肝・清熱として興奮状態を抑えたり、熱を取り除いたりします。
≪食材としてセロリ、セリ、菜の花、キャベツ、トマト、牡蠣≫
≪生薬として菊花≫
〇気・血を流す
・理気・行気として気の流れを促します。肝気鬱滞が解消します。
≪食材として柑橘系、ジャスミン、薔薇、ラッキョウなど≫
≪生薬として陳皮、枳実、マイカイカ≫
〇脾胃の機能低下を改善する
・健脾・消食として脾胃の消化吸収を促します。
≪山芋、カボチャ、ハト麦、ジャガイモなど≫
≪生薬としてナツメ、蓮子、山査子、≫
〇他、外邪による風邪や花粉症などを改善する。
・発汗、解熱など風邪の初期症状を改善します。辛いものが良いでしょう。
≪食材としてシソ、ショウガ、コリアンダー、ハッカ、葛など≫
≪生薬として桂枝、乾姜、ハッカ、菊花≫