四柱推命≪詩子の推命日記≫

四柱推命に関する日々の命理的考察およびフリートーク

本日命(戊土日干卯月木旺生まれ)

2021年03月31日 20時48分53秒 | 命理

☆我が家の桜、満開です。


☆ビオラもほんわかと優しい色に仕上がりました。


☆蓮池公園を歩きました。桜の木が小さいのでショボいです。


☆これはまだ良い方(;^_^A

☆命理
 こんばんは!!初夏ような陽気ですがお空は花曇りならぬ黄砂の霞がかかってうっとおしいですね。花霞と思えば全く気持ちも違うのですが・・・💦
今日は孫たちも二人いるので花見に行こうと決めていましたが花見弁当を広げるのは自粛となってしまって例年のようにはいきませんでした。義父の詩吟のお稽古日でしたので11時に義父を迎えに行って、その足で孫たちを連れてファミレスに入りました。その後、桜を見ながら丸亀城を歩こうと思ったのですが、孫たちのことを考えて蓮池公園に変更しました。遊具で遊んでいる間、私たち3人はお散歩して花見をしました。蓮池公園の桜ではショボすぎて、却って不満が充満してくるのを感じました。腹が立ってくるのです(笑)。花見の予定が孫の遊びを優先してしまったという結果です。全くショボかったですが、YORIもWAKAもご機嫌なのでそれはそれでよかったです。笑顔は一番なので・・・花見は後日ということで諦めました。

 さて、本日は戊寅日。木旺の戊土です。
辛丑
辛卯
戊寅
戊午  としましょう。

 日干戊土は卯月木旺の乙分野に生まれた正官格の命です。卯月木旺は乙が司令し土は死令です。虚土となる傾向ですので戊土と丙火の印比劫が必須です。最も良いかと思うのを入れてみました。日干戊土は旺令の官殺である卯と寅ににんじなくてはなりません。天干に甲も乙も透干していないのは良く、時支の午は寅を上手く引通して化官殺生身し、2戊を生じます。最も良い形です。

 また年月に2辛金がありますが陰干なので卯を制するという作用は弱く日干のエネルギーを引くというところでしょうか。戊は燥土ですのであまり洩身はしませんが流年で湿感が出たら辛に洩れて弱化します。強くはない食傷ですが気になります。どうせなら先月のように庚寅の月干支であれば制殺も可能でしが辛卯月では無理です。身弱の戊土ですから多くの金が重なるのも良くはないですからあまり制殺には期待しないのが良いかもしれません。
 かといって八字の方向性は食傷生財なのか、日干が強くなって財官に任じるのが良いのか、どちらかです。剋洩重なるので方向が見えにくい八字とは言えます。
 とりあえず喜忌を取ります。
格 正官格
日干弱
用神 丙 or戊
喜神 火土
忌神 金水木
閑神 なし
調候 不要

 さて、本日は時干支に丙辰というのも比劫と印がある干支なので当ててみたいと思います。
辛丑
辛卯
戊寅
丙辰(乙戊)

 戊午とどう違うのか、初級講座みたいですが解いてみましょう。丙火は寅を斜めですが化殺できます。比較すると戊午干支の前命では真横に午ですから寅を化殺する力は強く寅は丙辰干支のより弱化します。
 次に辰支ですが乙と戊を蔵します。乙は完全に化殺されます。戊はどうかという点です。前命の戊午でしたら日干と並んで幇の力を発揮できますし、午に生じられて強いです。比較して丙辰の場合は辰中戊土は日支の寅に剋されて弱化するのです。
 こうなりますと前命の戊午の場合の方が火土が強くあることがわかります。同じ火と土の干支ですが日干の強さは戊午の時干支の八字のほうが強いということになります。

 ただ運歳干支に関してもまた作用は違います。ちょっとだけ解いてみますと・・・戊午干支の八字のほうが日干が強いとして、運歳で甲が乗った干支がきたとしましょう。そうしますと2戊を旺令の寅卯に根がある甲が木剋土で直に剋します。地支の午への化殺はわずかです。一方で丙辰干支だとどうなるか・・・運歳で甲が乗った干支が来ますと丙は天干ですから天干は天干どうしで化殺して日干戊土を剋すのを緩和してくれるというメリットがあるのです。化殺の度合いが違うのです。丙辰干支のほうがこの時は有利です。
 さあ、こうなりますとどちらが良いか悪いかなど言えなくもなります。他の干支が来たときも生剋制化をして比較してみてください。お勉強になると思います。