四柱推命≪詩子の推命日記≫

四柱推命に関する日々の命理的考察およびフリートーク

本日命(庚日干寅月木旺生まれ)

2021年03月03日 19時54分34秒 | 命理

 本日は桃の節句。ちらし寿司にアサリのお吸い物でした。以下、大雑把な田舎のちらし寿司を作りました。♪


☆孫たちの内裏雛。一番下は娘たちのを数十年ぶりに出してみたらまだ大丈夫でした!!7段飾りはうんざりなので一対のみ(;^_^A






☆命理
 こんばんは!!早くも3月です。すっかり春らしくなって陽気に誘われ、先日の日曜日は飯山に登ってきました。ウグイスも啼いており、里山を久しぶりに味わいました。翌日の夜のバレエでは、ふくらはぎが筋肉痛でつま先立ちすると足がつりそうでした(笑)。使う筋肉が違うんですね。でも老化の一途かと思います。以前より上る時間がうんとかかってしまい、夫と二人、げんなりしました。

 さて、本日は庚戌日。
辛丑
庚寅
庚戌
丙戌 としてみましょう。

 日干庚金は寅月木旺に生まれた偏財格の命です。寅月の庚金は柔です。剛の庚金でも春月はあまり剛の気はありません。土も薄く日支戌中戊土と年支丑中己土は旺令の寅に剋されて弱化しますので見かけ以上に土は薄く生金はしますが埋金など想定外です。寅月の金は囚令で質的には強くないのですが八字は天干に2庚1辛金が団結し、地支にも2戌中に2辛金が団結します。弱いながらも比劫がパラパラと点在する形です。面白いといっては変ですが、丙火官殺は相令の火ですから庚金よりも質的には強く、火源の寅の生はないですが日干庚金への剋身の意は十分にあります。ところが結果、この火金の剋はちょうと対峙です。

何故か、次のように考えてみましょう。2戌は湿土ですから丙火を納めて丙火は弱化し、火→土→金という流もあります。また同時に丙火は天干から戌中辛金を制する意もあります。なかなか同時に看るというのはしんどいでしょうが、生剋制化は同時ですから、見る側がその生剋制化をどの順番に優先するか、やはりそこにはプライオリティがあると思います。詩子的には火土金の流よりも旺相~の強さを優先して丙火と庚辛金との火金の剋を看たいと思います。これが冬月の月支であれば火土金の流を優先しますが本命では日干は十分に丙火官殺に任じなくてはならないと思います。丙火が土に流れる分だけ丙火が弱化していると看たら良いでしょうか!!最初は丙火が強いかと思うのですが、結果、丙火は弱化するので対と看るのです。
 ところが日干は年月の庚辛に幇助を受けますが、寅財に任じなくてはならない責が一方であります。こちらも月干の庚金によって寅は傷みます。日干庚金は弱化した寅財に任じるという結果です。
 よって日干庚金は丙火官殺と対としても、プラス寅財に任じるには力不足となります。
格 偏財格
日干 やや弱
用神 庚
喜神 湿土金
忌神 水木火
閑神 燥土
調候 不要
 本日命、比劫が強く見えるのですが、相対的にはやや弱という判断。生剋制化の優先順位を考慮しながら見ていただきました。