脳腫瘍の家族の交流の場 生命のメロディ 

そよかぜと申します。脳腫瘍を患ってみえるご本人を支え介護する家族のみなさんの交流が広がればと思っております。

在宅療養のことなど

2007-06-10 23:00:20 | 看護・介護
姉の在宅療養は数ヶ月間でしたが一人暮らしだったので不安でいっぱいだったと思います。一番の心配事は痙攣が発症したらどうするかでしょう・・・。薬を無くしたりすると携帯に連絡が入り、病院に駆け込んで処方してもらいました。二番目は食事の事です。左手の指に麻痺があったのですが、食材を切るときも、右手だけでは切れない、左手の指を添えることってとても大切だと本人も苦労していました。最初は曲りなりに自力で歩行できたので室内を歩けたし、テレビ等を観て朝、昼、晩が分かり、食後の薬も正しく服用できました。身体が衰弱してきて自力での調理が難しくなり、クラッカーとか麺類(乾麺)、缶詰が多くなった。毎週土日は買い物に姉と出かけて入浴を介助した。ヘルパーの資格が取れてトイレや入浴の介助も学んだのでこれは役立った。週に3回、4回と姉の見舞いに行く回数が多くなった。寝ていることが多くなり、昼夜の区別も難しくなり、薬の規則的な服用も難しくなってきた。床に布団を敷いて眠っていたが、左足の筋力が弱まり、立ったり座ったりが難しくなりベッドで生活するようになった。自力でトイレに行くことが困難になり再入院になった。姉が訪問看護やヘルパーさんを希望すれば状況はきっと
変わっていただろうが、姉の選択だったのでやむをえなかった。


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