脳腫瘍の家族の交流の場 生命のメロディ 

そよかぜと申します。脳腫瘍を患ってみえるご本人を支え介護する家族のみなさんの交流が広がればと思っております。

脳腫瘍のご本人が想いを綴ること

2012-04-30 23:01:20 | 交流
脳腫瘍の体験者が脳腫瘍の患者をサポートするということ。

脳腫瘍の体験者というのはもちろん脳腫瘍の患者さんご自身です。その体験者(患者さん)が、「脳腫瘍」とドクターから告知された方の想いを聴かれたり、脳腫瘍のオペをされた方の想いを聴かれる、抗がん剤を服用されたり、放射線治療などを受けてみえる方々の想いを聴かれる、脳腫瘍を治療を受けられている方々の想いを聴くことが大事だと思うのです。脳腫瘍の患者さんの想いと言っても、脳腫瘍の病状や治療法に関わる不安のみならずそれは仕事のこと、家族のことなど多方面にわたるものと思います。脳腫瘍のご本人だけにしか、分らない、感じられない不安があると思うのです。そういう想いの交流が出来ればと思います。脳腫瘍を生きてみえる、その生の営みを綴ってみえるご本人のブログはご本人は意図されていなくても、脳腫瘍のご本人から寄せられるコメントへのレスポンスは「脳腫瘍の体験者が脳腫瘍の患者をサポートする」「脳腫瘍の体験者が脳腫瘍の患者さんの想いを聴く」ということになると思います。このブログで大切にしていることは脳腫瘍のご本人を支えるご家族に、ご本人を支えているご家族、あるいはこれまで支え、お別れされた家族の方々が想いを綴ること、想いを寄せることです。それはもちろん貴重なことだと思いますが、このブログでも脳腫瘍を患うご本人から貴重なコメントが寄せられています。脳腫瘍のご本人が綴られる貴重なコメントです。もちろんご本人は意識(意図)されてはいないのでしょうが、結果としては「脳腫瘍の体験者が脳腫瘍の患者をサポートする」ということになっていたり、脳腫瘍の体験者がご本人を支える家族の方をサポートするということになります。脳腫瘍のご本人が脳腫瘍のご本人の想いを聴くこと、脳腫瘍のご本人がご本人を支える家族の想いを聴くことは特別な意味があること思います。もちろん脳腫瘍の体験者というのは脳腫瘍の患者さんであり、脳腫瘍を生きられるご本人である。脳腫瘍を生きてみえるわけですから、ご無理をされず、ゆったりゆったり綴っていただければ幸いである。脳腫瘍のご本人にとっても、ご本人を支える家族にとってもとても貴重なものです。プレッシャーをかけるつもりは毛頭ありませんが、多くのことを学ばせていただいています。


コミュニケーション、心のケアと復職に向けて パンフのご案内

2012-04-21 23:02:13 | 交流
脳腫瘍と他のがん(消化器、呼吸器他)とではその症状や治療法は異なるところはあると思いますが「家族ががんになったとき 患者さんを支える6か条」「がんと心 がんと向き合う“こころのケア”」は編集・発行が国立がんセンターがん対策情報センターです。前者では4の項目に患者さんを支える家族のための6か条、5の項目に「患者さんと話をするときの3原則」が記されています。家族としてご本人と話しするとき、なかなか「普段どおりのコミュニケーション」というわけにはいきません。なかなか思い通りにはいきません。励まそうと思って、病室に足を運んでも、ご本人の顔を見るとなかなか言葉が出にくかったことはありませんか、またご本人はもちろんのこと、ご本人を支えるご家族にとっても、知らずしらずのうちにストレスが溜まって、心や体の不調をきたすことがあると思います。とてもわかりやすく記されていますのでご活用いただければ幸いです。また「がんと働く」リワークノートがNPO法人キャンサーリボンズから発行されています。「リワーク」とあるように職場復帰に向けての冊子です。リワーク準備期「職場復帰前・治療中」リワーク直後期「治療と仕事の両立」リワーク安定期「治療一段落・寛解期」と記されておりこれもご活用いただければと思います。紹介した冊子は全てパンフレットでもちろん無料です。総合病院の相談センターなどに置かれていますので是非お読みいただければと思います。