ブログをお読み下さる皆さまへ

【私たちの歩み】
2000年12月　結婚
2001年11月　突然の痙攣発作から脳腫瘍と判明、手術、放射線治療
2004年 6月　再発、手術、化学療法
2005年 7月　再発、転院、手術、化学療法
2006年 4月　ブログ開設
2006年 6月　再発、手術、化学療法
2006年 9月　永眠
2006年11月　転居（一人暮らし開始）
2007年12月　実家に戻り両親と同居開始
2009年 8月　実家を出て暮らし始める
2010年 1月　再婚を決意する
2010年 5月　ブログのタイトル、概要を変更

【ブログの内容】
《前編》2006年4月～9月
結婚11ヶ月で発病した主人と二人三脚で歩んだ闘病生活が綴られています。
《後編》2006年9月～現在
2006年9月に主人が永眠。
その後は残された遺族としての思い、そして日々の生活、等身大の暮らしぶりを綴っています。
2010年春に再婚、新しい生活のことも織り交ぜて綴っていく予定です。

(※)ブログについての解説『はじめに：ブログをお読み下さる皆さまへ』はコメントの投稿は出来ませんのでご了承下さい。
　　尚、その他のタイトル、カテゴリーについては投稿可能です。
(※)トラックバックは事前承認が必要です。

2011年を振り返ると。

2011年も残すとこあと1ヶ月となりました

ブログの更新、なかなか出来ずスミマセン
毎日慌ただしく過ごしております。
だけど、お陰さまで身体はとても元気で体調もよいです
これはホント有り難い事です

今年はいろんなことがありました。
ブログにUPするには忍びないほど悲しい出来事もありました。

だけど充実した日々を実感する出来事もたくさんあった一年でした。

12月もナンダカンダと忙しくなりそうな予感です


まったくマメな更新がなされないブログを覗いて下さる方がいらっしゃることに対して有り難く思う反面、心苦しく感じている部分もあります。
開設当初のタイトルも変更しましたし、内容や目的にズレが生じて、筆者と読者の皆さんとの間に温度差があることも実感してます。
昔からお読み下さっている方、最近このブログに辿り着いた方、いろんな方がいらっしゃると思います。

優柔不断な性格で、何に関しても即断即決が苦手な私としてはいろいろ難しい選択もありますが、今後の在り方、ブログとの接し方を考えていこうと思っています。

寒さが徐々に厳しくなってきました
年の瀬に向けて慌ただしい時期となります。
体調管理にお気をつけ頂き、皆さま穏やかにお過ごし下さいませ

久しぶりの更新です

５月に入り、GW真っ只中です

そして気がつけばブログを更新せずに４ヶ月も経過してしまいました・・・
その間も足を運んで下さった皆さま、ありがとうございます＆スミマセンでした
私はお陰さまで元気に過ごしております


だけど・・・３月に起きた大震災に関しては本当に心が痛みます。
私の住む町も地震の多い地域で、大地震が来る来るとずっと前から言われ続けています。
だから、今回の震災はとても人ごととは思えません。
しかも私は比較的、海岸近くに住んでいます。
津波の恐ろしさも改めて認識させられました。

でもあまりに大きな自然の力の前では人は無力なのかもしれません。
だからと言って諦めたり、日頃の備えを疎かにするつもりはありません。
我が家も非常持ち出し品のチェックや、非常時の連絡方法、移動方法の確認、携帯電話の予備バッテリー準備など、災害時に備えていろいろ再確認しました。

震災からもうすぐ２ヶ月です。
まだまだ大変な避難所生活を強いられている方々がたくさんいらっしゃることを心に留めて今後も生活していきたいと思っています。


だいぶ前の記事でも書いた記憶がありますが、時間はよくも悪くも経過していきます。
陽は昇って、沈み、一日２４時間、嫌なこと、悲しいことがあっても、時間は過ぎ、季節は移り変わります。

桜が満開になり春を実感したかと思えば、今では完全に葉桜となり、新緑が眩しい季節です
気温も徐々に上がり、日中は初夏を感じるようになりました


実は我が家でこの春、ちょっとしたニュースや変化がありました
最大のニュースは夫の転職が決まり、ホッとしたこと。
２月くらいから転職活動を始めて、３月に本格的に動き出して、先月無事に第一志望の企業から内定を頂きました
決まるまでの期間、私まで緊張状態でソワソワと落ち着かない日々が続きました
胃が痛くなるし、お肌は荒れるし、何だか調子よくなかったです

それにしても無事に決まって本当によかったです
今思えば、きっといろんな事が大切な要素で、無駄な事はひとつもなく、糧となったんじゃないかな～・・・と。
だけど、どんな時でもそうですが大変な渦中にいるとなかなかそうは思えないものですね。
お互い支え合いながら、再スタートを迎えたいと思います

p.s.
またちゃんと報告したいと思いますが、今度私の両親と４人で旅行が計画されています
７０代も中盤に差し掛かった両親に少しでも親孝行出来たらいいな～と思っています

2011

明けましておめでとうございます

私が住んでいる地域は元旦から穏やかな晴天が続いて、清々しいお正月を迎えることができました

玄関を出ると東側に大きく富士山がきれいに見えます
「あ～、今日もいい天気で富士山が見えて嬉しいな～」と思いつつ、年明けから今日までのんびりと過ごしました

いよいよ明日から通常モード（お仕事です）


年末年始のお休み中に中学からの友人と一年振りの再会をしました
大学から東京に出ている彼女は帰省する度に連絡を取って会っています。
私と違って(!?)忙しくハードな仕事をこなしている彼女なのですが・・・
今回の話はちょっと心配なことばかりでビックリしてしまいました。
大腸ポリープに、卵巣膿腫、子宮筋腫と昨年は何度となく病院にお世話になったと言うのですから・・・

会う度に「地元に帰ってきたい」と言いつつ、一向に帰ってくる気配がないのですが、今回ばかりは私も心配になり戻ってくることを真剣に考えた方がいいんじゃないかと思いました。
一人暮らしの長い彼女ですが、さすがの彼女も心細くなっていた様です
だけど・・・バリバリ働く自称「頑張リスト」の彼女、やっぱり帰ってくると言う選択肢は今のところ無さそうでした（もうホント心配）


そして私たちの話題の中心は仕事、家族、恋愛、結婚、出産についてなどなど。

私たちの年代は、彼女に言わせると「駆け込み出産」のピークらしいです
先日（まさに大晦日）共通の友人が第一子を出産しました。
３０代も後半、四十路の背中もかなり鮮明に見えてきた私たちにとって「出産」はかなり大きなテーマであり、悩みどころでもあります。
確かにそんな中、同年代の同僚、先輩、後輩、友人も続々と出産、育休を取って育児の道を選択し歩んでいます。

独身の彼女は「まずは相手から」と言いつつ、実は長年彼女を見守ってくれている人がいるんですよね・・・。
だけど結婚に踏み切れないみたいです

結婚も出産も、いわゆる適齢期だとか、平均年齢だとか高齢出産など世間一般的に言われているリミット的な年齢は気にならないと言えばウソになりますが、影響され過ぎて自分やパートナーを振り回してしまうことも考えもの・・かもしれません。

年に一度か二度しか会うことが出来ない友人ですが、次回会う時もきっとテーマは同じなんだろうな～と思います
私たちはお互い、それぞれがどんな人生を選択しても応援してきた二人なんです
だから、これからも会う度なんだかんだと言いつつ、「今」を報告して「よーし、今年も頑張ろうね」なんて言ってそれぞれの生活に戻って行くんだろうな～


２０１１年が始まりました
どんな年になるのかな～

「こんな一年にしたい」を探しつつ、お休み最終日をのんびり過ごしております

年の瀬

ザックリの(!?)大掃除も終わって・・・ちょっとホッとした感じのひと時

何となく気ぜわしい年の瀬ですが、我が家は比較的のんびりペースで過ごしています

でも明日の大晦日、そして新年元日と予定が詰まっていてさすがに慌ただしくなりそうな予感です


今年２０１０年、最初の記事で再婚の決意をご報告してから・・・アッと言う間の１年でした。
読んで下さる皆さんを驚かせてしまいましたが、この１年間、私は落ち着いた気持ちで過ごす事が出来ました
ちょっとしたハプニングや気の重くなる出来事もいくつかありましたが、気持ちの安定感と言う意味では穏やかな１年だったのではないかな～と思います。

思い返せば、月に１度の更新があるかないかのマイペースなブログにお付き合い頂いて・・・何だか申し訳ない気持ちではありますが、きっと来年もこんな感じでボチボチな更新ペース・・・だろうな～と思います
もしよろしければ、また来年も気長にお付き合い下さいませ



さて、毎年この年の瀬に思うこと。

それは、闘病中の方、そしてご家族の方のこと。

この年末年始を病院でお過ごしの方、または一時帰宅でご家族とお過ごしの方もいらっしゃることでしょう・・・。

ここ数日は寒さが非常に厳しいとニュースで報じていました。どうか風邪などお召しにならないよう皆さま温かくしてお過ごし下さい。
そして少しでも穏やかな気持ちで新年を迎えられますよう心よりお祈りいたします。

１０年

もうすぐ亡き主人との結婚記念日やってきます

１０年前の２０００年１２月、私たちは結婚しました。
あれから１０年です。
いろんなことがありました。
いろいろあり過ぎて・・・思い出すのが辛いこともありますが、決して辛く苦しい事ばかりじゃなかった１０年でした。

時々、考えるんですよね・・・。
主人は私と結婚して幸せだったのかな～・・・って。

私の中の救いは、何気ない普段の食事中の会話で主人が言ってくれた言葉。
「○○ちゃんと結婚出来たことは、僕にとって奇跡だと思ってるんだよ」と。

当時の私は照れもあって「またまたまた～」なんて言ってましたが、今その言葉を思い返すと感慨深いものがあります。


結婚して１年も経たないうちに主人の病が発覚して、それから約５年の闘病生活を共に歩みました。

私は主人と一緒に闘病し、最期を看取る役割を与えられたのかもしれません。


実は結婚したばかりで２０代だった頃の私は、正直「結婚生活って何だか地味で退屈(!?)」なんて思う事もありました。
でも地味で退屈でちょっと窮屈な生活が本当はとても穏やかで大切なものだったと気づかせてくれたのは主人との闘病生活があったからだと思います。

先日、元気だったら４０歳を迎えた主人の誕生日にお花を贈りました。
義母はすぐに電話をくれて「嬉しくて涙が出た」と喜んでくれました。

１０年って、すごく長いような感じもしますが、とても鮮明な記憶がたくさんあります。
そのひとつ、ひとつが今の私に繋がっているんでしょうね

フラ・レッスン再開のお知らせ

前回のブログをUPした直後のこと・・・

R先生からお電話を頂きました
いよいよ来月からレッスン開始の運びとなりました～

カルチャーを継続している方がまだいらっしゃって、来月一緒に始めるのはたぶん同じクラスからは２人ですが年明けには合流予定です。

２ヶ月お休みしてしまったので、体が動くかちょっと心配ですが、レッスン再開のお知らせ・・嬉しいです

カルチャーの方が合流するまでにもう一度ステップの基本からレッスンしましょう、とR先生がおっしゃって下さるので自分流のクセを直すいいチャンスだと思っています


フラは不思議な効果があって、踊る事で気持ちが落ち着く・・・感じなんです
精神安定効果・・・とでも言うのかな

いろんな曲があるのですが、比較的ゆったりとした曲が好きですね、私は

来月はまだ基礎レッスンからだと思うけど、年明けからはどんな曲を踊るのかな～

フラお休み中

大好きなフラのレッスンを只今、お休み中です

それにはちょっと訳がありまして・・・

９月にカルチャーの発表会があり、それに向けてメンバー全員でかなり熱心に練習を積みました。
練習の甲斐あって、発表会では大きなミスもなく踊ることが出来ました。


その発表会の２日後のこと

携帯に留守電メッセージが残っていたので聞いてみると、フラのＲ先生からでした。
「またお電話します」
とのことでしたが、ちょっと気になったのですぐに折り返しお電話をしてみました。

先生のお話はかなり衝撃的でビックリしてしまいました
要点は次のような感じ
・カルチャーの講師を辞めること
・所属しているフラスタジオも辞めること
・師匠Ｙ先生の元を離れ、独自のスタジオを立ち上げる方向であること

３年前にフラと出会って、踊る楽しさにすっかりハマってしまった私
全くの初心者だった私を丁寧に指導して下さったり、ステージのセンターでステキなフラを披露してくれるＲ先生のファンとしては、Ｒ先生のいないカルチャーは悲しすぎます

・・・と言うことで、私もカルチャーを辞めてＲ先生の立ち上げるスタジオに付いて行く決心をしました

早ければ年内、遅くとも年明け早々にはレッスン開始とのこと

早く踊りたい気持ちを抑えつつ、今はちょっと我慢の時期です。
実は最近、テニスも都合が合わず、休みがち・・・

フラもお休み中で、困ったことに季節は秋・・・そう、食欲の秋なのです

先日体重計にのったところ、悲しい現実が・・・

来週は健康診断で、身長、体重の公式記録が残ってしまいます
現在、去年の記録を軽く２kgは更新しています
何とか少しでも減量しなくては・・・

あ・・・体重の話はさておき、今は一日も早いフラのレッスン再開を待ち望んでおります

遺族として生きる

私は亡き主人の遺族です。


遺族とは・・・

「死者の配偶者、子、父母、孫及び祖父母で、死亡時に死者によって生計を維持していた者」


言葉として並べてみると何だか随分“素っ気無い”表現に思えてしまいます。
だけど、この言葉の根底には「想い」があることを伝えたいです。
私だけでなく義理の父も母も遺族です。
私たちは主人のことを想い、手を合わせ、在りし日の大切な思い出とともに「今」を生きています。


私は再婚しました。
今、一緒に暮らしている夫は家族です。嬉しいことも、悲しいことも日々共有しています。


でも究極、人間は一人なのかな・・・とも思います。
今まで何度も何度もこのことを考えました。

辛い、悲しい、どうしようもない感情が湧き上がっても、言葉で表現することは出来ても、同じ人間として感じることは決して出来ません。

でも聞いて欲しい、分かって欲しい。
だから言葉を使って表現し、伝えようと一生懸命になるんだと思います。

だけど言葉は万能ではありません。

伝えたい気持ちと、言葉が空回りしてしまう事も多々あります。


私の「今」があるのは「過去」があるからです。
「今」は日常です。
日常は何気ない毎日の繰り返しです。

この場で・・・日常・等身大の私を伝えられたらいいな～と思っています。

元気です・・・が

毎日元気に過ごしています

だけど、最近いろんなことがあって気持ち的には結構大変です


・・・が、悩みはツキモノと開き直った方がいいかな～と思える部分もあるのでまだまだ大丈夫

受け止め方ひとつで、まったく違う方向にコトが進むんですよね


実はつい先日、ある災害に巻き込まれて被害を受けてしまって、とっても複雑な思いなんです

自分たちは何も悪い事をしてないのに・・・何でこんな思いをしなきゃいけないのーーーと思う反面、起きてしまった事実は変えられません。
だから何とか気持ちに折り合いをつけていかないと、どんどんマイナスオーラに包まれてしまいそうで怖いです

でもこんなことで負けたくないので、絶対に乗り切ってやろうと思ってます
こんな時にナンですが、私ってやっぱり負けず嫌いだわ～と改めて実感

久しぶりの更新で、ちょっとネガティブテイストの内容で申し訳ないのですが・・・許して下さいね
だけどココロは決して折れていませんからご心配なく

明日も今日と変わらない５時起き生活が待っています
頑張らなくっちゃ