辛いとき涙するのは身体(心)にかかるストレスを最小限にくいとめるための体に備わった機能かもしれない。喜怒哀楽の感情表現、人間の身体は実に上手く出来ているのだろう。命とか、心(感情)とかのメカニズム、もう一度勉強しなおそうと思う。
泣きたい時に泣くことは心のケアにとって大切だと思う。泣きたい時に泣くのを我慢するほど辛いことはない。脳神経外科は9階にあってエレベーターの中で、涙がこみ上げそうになったときもあった。
棺に眠る姉を見たときはそうでもなかったが、好きなギターの曲を聴かせてやっていると涙がこみ上げてきた。声を上げておお泣きすることはなかったが、何時間も姉と一緒に音楽を聴いた。病院での姉の旅立ちの際にも、涙を奪われた感じであった。葬儀も無宗教の簡素な家族葬で特に挨拶をするわけでもなく、姉の希望通り行えてよかった。涙すること、号泣することも大事だと思う。
姉のことを本当に気遣って見舞いに行っていたのだろうか?自問自答することになった。神経膠芽腫(グレード4)に向き合うことは大変である。本人はもちろん家族にとっても心のケアを必要とすると思う。リエゾンナースはもちろんであるが心のケアを必要と思えば、気軽に精神科の扉を叩けばいいと思う。
姉の病院の精神科医に心のケアをしてもらっている。カウンセラー(治療)は
姉の話題ばかりになって自分の事は残り5分くらいになることが多かった。
私は気づかなかったけれど、よく病院で見かけたという。見舞いって、週に何
回来られているのですか?「毎日の時もあるし、週2,3回の時も・・・・」
「あまり無理をしないほうがいいですよ」「あなたの身体のことも心配だけど
、疲れた顔付きで見舞ってもいいコミュはできませんよ」「あなたが本当に見
舞に行きたいときに行くのが一番いいんだよ」「義務感でいくのが一番身体に
こたえるよ」(続く)
姉の話題ばかりになって自分の事は残り5分くらいになることが多かった。
私は気づかなかったけれど、よく病院で見かけたという。見舞いって、週に何
回来られているのですか?「毎日の時もあるし、週2,3回の時も・・・・」
「あまり無理をしないほうがいいですよ」「あなたの身体のことも心配だけど
、疲れた顔付きで見舞ってもいいコミュはできませんよ」「あなたが本当に見
舞に行きたいときに行くのが一番いいんだよ」「義務感でいくのが一番身体に
こたえるよ」(続く)
姉はしっかり者でした。姉も自分の病気を知って動揺したと思いますが、それ以上に動揺していた自分がいました。姉の担当の看護士はもちろんですが、病棟の看護士さんをつかまえてはいろいろと相談にのっていただいていました。そんな自分のことを心配して看護士長さんからリエゾンナースをご紹介いただきました。患者さんご本人はもちろん家族の者の心のケアをされるかたです。とてもお世話になりました。