脳腫瘍の家族の交流の場 生命のメロディ 

そよかぜと申します。脳腫瘍を患ってみえるご本人を支え介護する家族のみなさんの交流が広がればと思っております。

入院生活二日目

2007-10-27 00:17:16 | 看護・介護
姉に付き添ってCTの撮影に行った。大学病院だけあって広くて迷路のようだった。掲示板を頼りに受付をして撮影してもらった。体全体、特に脳から脊髄にかけては詳しく撮影したようだ。午前中はそれで終わった。昼食は病院食をもちろん自力で食べていた。姉を見守ることが自分の出来る唯一のことだった。必要な物の買い足しに午後からは病院を出た。姉の入院生活に必要なものは揃った。姉も安心して入院生活を送れる目途が立って穏やかな表情になった。でも私には心中穏やかならざるものがあった。これから自分の生活をどうすればいいのか、姉とどういったコミュニケーションをしていけばいいのか、姉の左手の麻痺はオペをすれば回復をするものなのか、姉は再びピアノを弾けるようになるのだろうか?この時点では脳腫瘍であることは告知されていたが、神経膠芽腫でグレード4であることは分かっていなかった。新しい年を迎えられるものかという不安もよぎった。職場からは車で40分、拙宅からは30分毎日いくら遅くなっても姉を見舞いにいくことにした
。面会時間は決まっていたが家族の者ということで午後10時くらいまでは許可された。


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