脳腫瘍の家族の交流の場 生命のメロディ 

そよかぜと申します。脳腫瘍を患ってみえるご本人を支え介護する家族のみなさんの交流が広がればと思っております。

脳腫瘍という病

2008-07-07 22:23:38 | 交流
沖縄の真実一路さんや大分の忘れな草さんからもコメントをいただきました。
家族の交流をより豊かにより広がりがあるものにとの応援のメッセージとして
受け止めています。有難うございます。今日は七夕です。脳腫瘍という病に敢
然と向き合っているご本人、そして支えるご家族のみなさんの日々の営みが穏
やかであることを祈念します。
脳腫瘍という病気は本当に難しいものです。姉も8月に発病して9月にオペを
して、ほっと一安心していたら、また11月に再オペしました。オペに向けて
のドクターの説明、姉と一緒に聞きましたが、成功することを祈っていて未消
化のところがありました。オペ後の治療方針も丁寧に話されたのですが、姉は
理解出来たようですが、オペが成功したことが嬉しくて、分かったような分か
らないような、なんとも言えない不安が残りました。幸いにして2年と数ヶ月
姉は長らえましたが、脳腫瘍という病はなんという病気だろうと思いました。
オペで腫瘍を全摘できればいいのですが、麻痺やいろいろな障害が発症するこ
とも念頭にいれて一部摘出になることが多くなります。しかも悪性の腫瘍とな
るとだんだんと健全な脳細胞に滲みこむようになります。詳しい病状の説明は
ドクターにお願いするにしても、ご本人を支える家族としてもドクターからの
治療方針をある程度まで理解し、サポーターとして本人へのコミュケーション
の際には病状の進行、治療の方向性なども問われれば答えなければなりません。
姉の場合も「もっと病状が進行すれば会話もできなくなるんだね、どうしよう」
と問いかけられることもありました。看護や介護の応援を頼む場合も家族や親
戚に説明しなくてはなりません。脳腫瘍も良性の場合もありますし、腫瘍の発
症の部位によってはオペが困難な場合もあります。テモダールという高価です
が服用されている方も多いようです。病気の事はお医者さんときちんと話をし
ようと姉とはコミュしていましたが、本当に難しい病気です。でもご理解とご
協力を得てリンクさせていただいているサイト(ブログ)をご覧いただければ
病に向き合うご本人やサポーターのお気持はもちろんですが、病の具体的なこ
ともお分かりいただけると思います。