今日も、いつもと同じく、17:30を過ぎると、早々に会社を出て帰宅へと急いだ。いつもと同じくJRで新大阪から大阪へ。そしてJR環状線で京橋へ。京橋では学研都市線の快速に飛び乗り、住道で普通電車に乗り換えた。うまい具合にシルバーシートが空いており、腰掛けた。いつもは腰を下ろす事は少ないのだが・・・。すぐ疲れて寝てしまう事を避ける為に・・・。もう何回も寝過ごしてしまった事がある。
対面のシルバーシートと合わせて、3名ずつ座っていた。隣の野崎で女子中学生?高校生?が乗ってきた。そして私のすぐとなりに座った。何となく嬉しい。
しかし、あまり気にすること無く、私は、ナンプレを続け、この女子学生はシートにつくとすぐ本を読み始めた。
それからすぐ「グホーン、グホーン、グホーン」と音がした。何と音か分からないまま、頭を上げて周りを見渡した。しかしよく分からない。目の前にはシルバーシートに男性客が3人座っていた。
また「グホーン、グホーン、グホーン」と音がした。???と思いまた顔をあげる。そして目の前を見る。が何の音か分からなに。目の前には男性客が3人。何の異常も感じない。分からない。
また「グホーン、グホーン、グホーン」と音がした。???と顔を前に、すぐとなりに座っていた女子学生が、すくっとシートを立って、まるで私を避けるように、隣の方に逃げていった。
一瞬何が起きたのか?私はこの女子学生が私の隣から逃げた事が気になり、不機嫌になりそうだったが、再びナンプレから顔を上げて正面を見た。
そして、唖然とした。一体何が起きているのか、声も出せない???
前に座っていた紳士、背広を着て、ネクタイをした(していたか記憶が定かではない)ダンディなおじいさんが、何と私のすぐ目の前で、ウンチングスタイルで、自分のイチモツを掴んで、小便をしているではないか!!!
一瞬で、女子学生が逃げた意味を理解はしたが、しかし目の前で何が起きているのか?私も反射的に、逃げてしまった・・・。
JR学研都市線の車内、時間は18:40分頃。野崎から四條畷駅。唖然としながら、見ているとその紳士は、立ち上がり、イチモツを引っ込め、スボンを上げた。そして連結部分の窓に頭を押し付けて何かを探す様な動作をされた・・・。
駅に着いたので、電車を降りたが、その後どうなったのだろうか?
私を含めて、周りの方も、唖然とされていたが、何も言う事はなかった。いや何も言えなかったと言う方が正しい。
不幸中の幸いかその紳士の小便は殆ど出なかった。従ってそれ程JR車内を汚す事もなかった。
従って、誰に迷惑を掛けた訳でもない。いや、目の前で男性のイチモツと小便を見せられた女子学生には気の毒だが・・・。
家まで歩きながら考えた。私に何ができただろう。普通の背広を来たお年寄りだった。紳士的な。酔っぱらいではない(と思う)。
考えられるのは、知的障害か或いは痴呆症だ。
しかし、なぜ小便を、自分のイチモツを出しながら、ウンチングスタイルでしようとしたのだろうか?しかも、しごくように?
パンツもスボンも脱いではいなかった。しかし私の目の前で、見えたのは、スボンを履いたままの老紳士のイチモツだった。ウンチングスタイルの。
家に帰って再び考えた。この老紳士は無事家に帰れただろうか?いや無事に帰って欲しいと。
しかし私に一体何ができただろうか?
そしてこの老紳士は、ある意味、自分の未来かも知れない・・・・・・
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