社会不安障害:SAD、ボランティアとセカンドライフ

SADで会社を休職したが、一年で復帰し、無事定年を務めて、その後の生活とボランティアについて気ままに掲載中

乃南アサ『凍える牙』

2013-09-02 07:28:08 | 趣味(読書)

今回は、乃南アサ『あなた A-Na-Ta』以来の乃南氏の作品の紹介だ。この作品も偶然に手にとった事から、久しぶりに読んでしまった作品だ。しかも氏の作品の中では、あっという間に読める作品だった。

タイトルからすると、一瞬東野圭吾氏の『さまよう刃』と同じような作品ではないかと思った。が帯の「直木賞受賞作、待望の新装版」を見て、「ふーんそうなんだ!氏の直木賞作品なんだ!それなら読んで見よう」と思った。

実際は、最初の数頁で、あっという間に引きこまれた。ウーンこれは、また面白い展開だ。という面白さで、3日で、通勤時間を利用して読破した。

なかなか面白い作品だった。乃南アサ『あなた A-Na-Ta』のように、あらすじを掲載する事はしないことにする。と言うか1996年の直木賞受賞作ならおそらくかなりの方が、あらすじを知っていると思われるからだが・・・。

読んですぐ思ったのは、これはおそらく、TVドラマ化映画になるだろうと・・・。既になっていたが・・・。

つまり、それぐらい面白い作品と言う事になる。

と言う事で今更だが、改めて日本の作家の素晴らしさを知った。まだ先は長い。日本には面白い作品が沢山埋もれている。そう私が、単に知らないだけなのだが・・・。

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書 籍:『凍える牙』(こごえるきば)
著 者:乃南 アサ 
発行年:2007年11月20日新装版発行
本書は1996年4月に新潮ミステリー倶楽部特別書下ろしとして刊行された作品の新装版です。
発行所:株式会社新潮社
価 格:1,900円(税別) 縦1段組み401ページ

私は、どこまででも付いていく。
絶対にあんたを見失わない。
女刑事・音道貴子、最初の事件
直木賞受賞作、待望の新装版
「ーーーー違う形で出逢えたら、よかったな」
それだけ言うと、滝沢は行ってしまった。

深夜のファミリーレストランで突如、人間が炎上した。
その数日後m天王州では無理に咬み殺された男が発見される。
二つの異常な事件の裏に隠されたひそかな繋がりとは?
ヒロインの孤独な闘いが読者の圧倒的共感を集めた
サスペンス小説金字塔

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