社会不安障害:SAD、ボランティアとセカンドライフ

SADで会社を休職したが、一年で復帰し、無事定年を務めて、その後の生活とボランティアについて気ままに掲載中

相田みつを『いのちいっぱい』

顔 仕事は なんでもいい 一生けんめいに 生きている人の 顔は みんな美しい 美しい顔に なりたい みつお

宮部みゆき『希望荘』

2016-10-12 11:16:39 | 趣味(読書)
宮部みゆき氏の最新作『希望荘』を読んだ。杉村三郎シリーズ『誰か』『名もなき毒』『ペテロの葬列』に続く、作品だ。『ペテロの葬列』を読んだ時に、今多コンツェルン会長の娘と離婚し、グループからも離れた杉村三郎はその後どうなるのだろう?探偵をやっているのだろうか?次回作を期待したい(既に発表されている?)。と感想を掲載したが、まさにその後の話であり、4つの短編の集まりだ。   この四つの短編集の中の『 . . . 本文を読む

池井戸潤『七つの会議』

2016-09-19 23:05:10 | 趣味(読書)
今回は、久しぶりの池井戸氏の作品だ。『七つの会議』。最新刊?。2016年2月25日出版だ。但し、初出は2011年5月2日の日本経済新聞電子版との事なので、氏の最新作ではないだろう? さて、この『七つの会議』と言う作品だが、タイトルを別にすれば、なかなか面白い作品だった。 最近の東洋ゴムの免震ゴムデータ改ざんや三菱自動車、東芝などの日本でも名だたる企業の不正事件が大きく記事で取り上げられると、こ . . . 本文を読む

百田尚樹『フォルトゥナの瞳』

2016-09-19 20:39:50 | 趣味(読書)
久しぶりに百田氏の作品を読んだ。2014年9月の出版なので、最新ではないと思うが、すいぶん氏の作品は読んでいない。 さて、今回の『フォルトゥナの瞳』だが、なかなか面白かった。主人公の木山慎一郎の純真さに涙がでる。そして最期が、余りにもせつなく、つらい。しかし、それだけに、さっと読んで欲しい作品だ。 書籍名:フォルトゥナの瞳 . . . 本文を読む

堂場瞬一『警視庁追跡捜査係シリーズ』

2016-09-18 16:46:15 | 趣味(読書)
最近、私より、奥様の方が堂場瞬一氏にハマってしまったようだ。私が知らない間に、勝手にドンドン読み始めてしまった。しかし、凄い。堂場氏は。短期間でこんなに刑事ものが連続して書けるのだろうか?物語を生み出せるのだろうか? と言う事で、氏の刑事物、『逸脱』、『歪 捜査一課・澤村慶司』、『執着 捜査一課・澤村慶司』とは別の『警視庁追跡捜査係シリーズ』を読む事にした。このシリーズは、ハルキ文庫として計6冊 . . . 本文を読む

堂場瞬一『Sの継承』

2016-09-18 15:08:36 | 趣味(読書)
堂場瞬一『グレイ』の次は今回紹介する『Sの継承』だ。この作品は長い。とにかく長い。しかし、戦後の復興から安保闘争、1960年の国会議事堂前の安保改定反対デモから、現代まで繋がる一連の事件。国を憂いながら、政治やデモ等での政権転覆を狙うのではなく、毒ガスを使ったテロでのクーデターを考えた3代に渡る男たちの物語。 その背景にある考え方には、私的には共感するが、一方で非常に危険な考え方である事には間違 . . . 本文を読む

堂場瞬一『グレイ』

2016-09-18 14:26:11 | 趣味(読書)
堂場瞬一氏の作品『逸脱』、そして『執着 捜査一課・澤村慶司』と続き、『歪 捜査一課・澤村慶司』を読んだ。氏の作品は刑事ものが面白いが、少し系統を変えて、読んだのが、今回の作品『グレイ』だ。タイトルや帯の紹介からわかるように、少しダークな作品だが、内容や進行は非常に軽い。 そしてこの作品を読んでいると、自分の大学時代を思わず思いだした。 大学二年生の苦学生波田(はた)は、親からの仕送りだけではと . . . 本文を読む

堂場瞬一『歪 捜査一課・澤村慶司』

2016-09-18 13:37:22 | 趣味(読書)
最近はまっているのが、堂場瞬一氏の作品だ。特に刑事物が素晴らしく面白い。『逸脱』、そして『執着 捜査一課・澤村慶司』を読んだら、飛ばした『歪』を読みたくなり、今回読んだ。もっとも『執着 捜査一課・澤村慶司』にこの事件の一部(結末)が掲載されていたので、犯人が完全に捕まってはいない事を認識した上で読んだのだが。   と言う事で、今回の作品『歪 捜査一課・澤村慶司』は、捜査一課・澤村慶司シリーズの . . . 本文を読む

堂場瞬一『執着 捜査一課・澤村慶司』

2016-07-02 16:29:57 | 趣味(読書)
堂場瞬一『逸脱』が面白かったので、続いて、このシリーズを読む事にした。『執着 捜査一課・澤村慶司』と言う作品だ。主人公は県警捜査一課の澤村慶司だ。『逸脱』の次には『歪』と言う作品があるが、飛ばしてしまった。しかし話の都合上はそれほど、問題はなかったようだ。いずれこの『歪』も読むつもりだが……。 何れにしても、この『執着 捜査一課・澤村慶司』と言う作品も面白かった。そし . . . 本文を読む

堂場瞬一『ラストダンス』

2016-07-02 16:06:53 | 趣味(読書)
堂場瞬一『逸脱』を読んで、ちょっと趣旨変えして、今度は氏のスポーツ物をと言う事で、『ラストダンス』と言う作品を読んだ。プロ野球物だ。氏の刑事ものと違って、氏のスポーツ物はかなり漫画的だ。但し、普通の漫画の作品と異なるのは、その対象が大人だと思う。少年ジャンプや少年サンデー、少年マガジン等に登場するスポーツ漫画の主人公は、中学生や高校生だ(のはずだ。最近この手の漫画雑誌を読んでいないが)。これに対し . . . 本文を読む

堂場瞬一『逸脱』

2016-07-02 15:32:21 | 趣味(読書)
このところ、近藤史恵氏の作品を連続して読んでいたが、どうも『サクリファイス』シリーズ以外は、私の感性に合わないようだ。なので別の作家を読もうと思い、堂場瞬一『8年』『マスク』を思い出した。色々調べると、氏の作品には刑事物と、スポーツ物があるようなので、その刑事物を今回は読む事にした。それが今回の『逸脱』と言う作品だ。 面白い。先に読んだ『8年』『マスク』より、面白い。これはおそらくドラマ化か映画 . . . 本文を読む