社会不安障害:SAD、ボランティアとセカンドライフ

SADで会社を休職したが、一年で復帰し、無事定年を務めて、その後の生活とボランティアについて気ままに掲載中

トルコ10日間の旅(その6:エフェス)

2012-04-07 15:05:25 | 旅行

トルコ10日間の旅(その5:エーゲ海を望むリゾート地チェシメ)の次の観光地は、エフェソス(エフェスEfes)。現地4日目。この日も朝が早かった。モーニングコールは朝の5:45、ホテル出発は7:30。そこから約3時間かけてたどり着いた。古代ギリシャの大都会。巨大な保存の良い遺跡が壮大に保存されている。何とも言えない。

トロイ、ベルガマと古代遺跡を見てきたが、このエフェソスの現存する遺跡と比べる事ができない。広大で圧倒的な遺跡だ。素晴らしい。もっともトルコを襲った巨大地震で、乗せただけの遺跡が、崩れてしまい、その後のパズルのような組み立て作業が大変らしい。しかしパズルであろうと遥か昔の建造物が残っているのは凄い。

エフェス遺跡は世界屈指のギリシャ・ローマ遺跡だ。壮大な遺跡の連続。ヴァリウスの浴場(床下暖房機能を持つローマ風呂)、オデオン(1,400人収容の音楽堂)、市公会堂、ドミティアヌス神殿、ヘラクレスの門・・・ケルスス図書館、大劇場(2万4000人出来たと言う大観客席を持つ)、アルカディアン通り(クレオパトラの道)と見どころがいっぱいでただただ驚くばかりだった。

この辺の観光に関しては、ネット上に多くの方が掲載・説明されているので、詳細の説明は省く(帰って来てから、この記事を書いていて見つけたホームページトルコ旅行記ー旅の7日目が非常にすごい)。

その遺跡の一つ、公衆トイレを見て奥様が「あの本に掲載されていたのと全くおなじだったよ!」と叫んだ。あの本とは、ヤマザキマリ氏のテルマエ・ロマエと言うコミックだ。こちらも今著名なコミックの様なので、詳細は割愛するが、それにしても面白い。古代ローマの公衆トイレ・・・。ウーン凄い。水洗と言う意味では何と進んでいたのだろうか?個室ではないが、つい近くの中国のトイレ事情と比較しても遥かローマの方が進んでいたようだ。素晴らしい。

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書籍名:テルマエ・ロマエ
著 者:ヤマザキマリ
発行所:株式会社エンターブレイン
発売元:株式会社角川グループパブリシング
定 価:本体680円+税
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もう一つ、マーブル通りの脇にある御影石に刻まれた娼館(売春宿)の看板。世界最古の広告?古代ローマにも売春宿があったとは驚きだが、その看板があったとは。足型の右側の女性像が「女の子が待っているつまり売春宿」その下の□は「お金つまりお金を持って来て」そしてハートは「心をこめてサービスする」。足型が娼館の方向を指しているとの事らしいが。或いは足型より小さい人つまり子供は来るなと言うような意味もあるようだが・・・。

それにしても面白い。女性には失礼だが、男性の欲望を満たす事は最古から基本的なビジネスとなっていたようだ。そう上記のトイレと同様に。

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エフェス遺跡、その壮大な遺跡群。一番の驚きと人気は、ケルスス図書館と大劇場だろう。ケルスス図書館の前になると、多くの観光客で、混雑していた。そして何とガイドさんとはぐれてしまった。今回のツアーで初めて失態であり、その後の失態はなかったのだが。

ケルスス図書館をすぐ見渡せる一番の集合写真撮影場所。ここで写真撮影のフリータイムとなったが、次の集合場所と時間を聞いていなかった。と言うか聞こえなかった。もちろん私だけではなく、10数人が・・・。ケルスス図書館で写真と取ってふと周りを見ると奥様やガイドさん達がいない事に気が付いた。しかし周りに同じツアー客もいて、全く不安はなかった。が誰に聞いても、次の集合場所と時間があいまいだった。10分ぐらい立って、図書館から写真を撮影した場所に引き返すようにした。

そして私たちを探していた添乗員さんと無事合う事ができた。最も奥様に言わせると、奥様の方からは私たちが何処にいるかがわかっており、且つ10数人だから心配ないと思っていたらしい。従って添乗員の方に話してさっさとガイドさんと先の大劇場の方に言ったらしい。なんともドライな???最も次の集合時間と場所を確認しなかった私たちが悪いのだが・・・。

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上:南側入り口から入った所
下:オデオン(音楽堂)1,400名収容できるそうだ。
上:入り付近
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上:トルコの遺跡や都市をまわると、犬と猫が多いのに気づく。
下:勝利の女神ニケのレリーフ。本来はヘラクレスの門のアーチとして飾られていたらしいが・・・。
また猫が。このエフェスでは猫だった。ベルガマなどでは犬だったが。どう言う形で犬と猫が棲み分けしているのだろう?
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上:遥か後ろに見えるケルスス図書館を背景に撮影。
下:ケルスス図書館
上:ツアー客の集合写真撮影。すぐ後ろがケルスス図書館。この直後行方不明に?
下:大劇場
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上:大劇場 上:クレオパトラ通りを通り抜け、出口(北口)近くから、大劇場を背景に記念撮影。

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