竹内しげやす 市政チャレンジ日記

新米議員から四期目を向えて市政にチャレンジする奮戦記。
一歩一歩目標に向け前進する日々の行動を日記風に。

菜根譚前集57項 真価をそこなう

2024年06月12日 | 菜根譚
令和6年6月12日(水)
お早うございます。

今日は久し振りに「菜根譚」の教えを掲載いたします。
<前集57項 真価をそこなう>
人間の心には、もともとすばらしい文章が刻まれ、
妙なる音楽がかなでられている。
ところが、せっかくの文章も知識のガラクタによって封じ込められ、
せっかくの音楽もあやしげな音曲によってかき消されている。
自分を向上させようと思う者は、いっさいの誘惑を退け、
自分のなかにある本来の文章、本来の言葉を求めて、
その活用をはからなければならない。

(原 文)
人心有一部真文章
都被残編断簡
封錮了有一部真鼓吹
都被妖歌艶舞湮没了
学者須掃除外物
直覓本来
纔有個真受用

人心に一部の真文章あり
すべて残編断簡に
封錮一部の真鼓吹あり
すべて妖歌艶舞に湮没しおわる
学はすべからく外物を掃除して
直ちに本来を覓むべく
わずかに真受用あらん

人間の心には真の文章がそなわっているのに不完全な書物にまったく閉じ込められている
真の音楽がそなわっているのにあやしげな歌やあでやかな踊りに全く沈められている
学ぶ者は外物を払いのけてひたむきに本来の真を求めてこそはじめて真の楽しみが得られる
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