竹内しげやす 市政チャレンジ日記

新米議員から四期目を向えて市政にチャレンジする奮戦記。
一歩一歩目標に向け前進する日々の行動を日記風に。

令和2年9月定例会 竹内しげやす 一般質問 其の七

2020年10月26日 | 一般質問
令和2年10月26日(月)
お早うございます。

さて今日は、竹内しげやすの一般質問の続きを掲載いたします。
令和2年9月定例会  令和2年9月7日
<質問要旨>
1、新型コロナウイルス感染症対策について
(1)市内経済活動への影響について
  ア   ホテル・旅館や飲食店等への影響と、その支援策の進捗状況について
<以上が9月8日掲載済みです>

  イ   ラグーナテンボスへの影響と、その支援策の進捗状況について 
  ウ   農業、漁業への影響と、その支援策の進捗状況にについて
<以上が9月22日掲載済みです>

  エ  路線バスやタクシーへの影響と、その支援策の進捗状況について 
  オ  ボートレース蒲郡への影響について
<以上が10月4日掲載済みです>

(2)家庭や教育への影響について
  ア 小中学校の授業再開に関する対応について
   (ア) 新型コロナウイルス感染対策と授業の両立について
   (イ) 学習の遅れについてどのような対応を行うのか。
   (ウ)学校給食配膳の衛生体制の確保と給食センター調理場の安全衛生について
<以上が10月6日掲載済みです>

  イ  市民会館、公民館等公共施設の利用再開について
  ウ  子育て世帯への支援策の進捗状況について
<以上が10月11日掲載済みです>

(3)医療機関等への影響について
  ア   市内の医療機関、介護施設への影響について
  イ   蒲郡市民病院への影響について 
   (ア) 医業収支、病床稼働率、手術件数の状況について 
  (イ)スタッフの負担について
<以上が10月21日掲載済みです>

  (ウ)PCR検査の状況について
  (エ)新型コロナウイルス感染患者の受入体制について
  (オ) 再生医療について

<以上が今回掲載した内容です><完>


(ウ)PCR検査の状況について
熱がありPCRの検査を受けたいと保健所に電話をしてもなかなか対応してくれないとの相談を受けたことがあります。
検査を必要とする人がスムーズに検査を受けられる体制を構築しなければいけないと考えます。蒲郡市でのPCR検査の状況について伺います。

答弁) 当院では6月22日からLAMP法による遺伝子検査機器を導入し、PCR等検査を行っております。
検査処理数は1回14検体となり、具体的な件数は一般的には公表されていませんが、当院では1日当たり10件程度の検査を行っています。
検査は原則、医師の判断のもと行っており、検査にかかわるスタッフは全て完全防護服であたっています。検体の採取は採取する看護師と検体を運搬する看護師が2人で対応し、臨床検査技師5名が安全に配慮し2人一組でLAMP法検査機器を操作しています。


(エ)新型コロナウイルス感染患者の受入体制について
今後、この地域での新型コロナウイルス感染症の広がりに備え、市民病院での感染患者の受入体制の拡充についてどうお考えか伺います。

答弁) 当院におきましては、4月末から、外部に空気が漏れない陰圧の病室20床のうち、新型コロナウイルスの軽症・中等症の患者さん用に4床、疑いのある方用に1床を準備してきました。
7月以降、当地域での感染患者さんの増加もあり、豊川保健所等から病床確保の拡充について協力要請を受け、現在まで愛知県と調整を進めています。 
地域の基幹病院としての役割を果たすため、院内感染を防ぐ動線の確保や、病状に応じた設備を備えた上で、現在の5床から病床を増やすことについても、検討しているところでございます。


(オ) 再生医療について
それでは最後の質問です。
新型コロナウイルス感染が収束しない状況の中その対応に追われていることと推察いたしますが、6月議会でも質問させて頂きました再生医療の進捗状況は如何でしょうかお尋ねします。

答弁) 白斑等に対する再生医療につきましては、平成31年3月に名古屋市立大学病院との共同研究として実施できる体制となり、令和4年3月までに、当院において6例の実施を目標として掲げております。
白斑については、数例の問い合わせがあり、数名の患者さんが実際に当院の外来受診をいただきました。
今回の研究に該当する症例であるとされた患者さんに対しては、担当医師から、共同研究についての説明もしております。
なお、白斑の研究とは別に、すでに保険収載されている再生医療製品(培養皮膚)を用いた疾患の治療をこのほど1件行いました。
具体的な内容につきましては、個人情報もありますので差し控えますが、当院での待望の再生医療の実施になります。
今後の白斑やその他の再生医療の大きなステップになるものと期待しています。

保険適用で、初症例の皮膚の再生医療を実施したとのご答弁で間違いないでしょうか。
今後の白斑やその他の再生医療の大きなステップになるものと期待が膨らみます。
また、6月議会でのご答弁に、「白斑以外にも保険収載がされている膝軟骨の再生医療(ジャック)の実施も悲願であります。
保険適用として施設基準を満たせるよう、膝関節手術の件数を増やしておりますが、自由診療としての適用も検討していきたいと考えております。」と述べられています。
自由診療なら何時でもできるということですよね。
蒲郡市には、三谷北通り6丁目に所在する、株式会社ジャパン・ティッシュ・エンジニアリング、略称:J-TEC(ジェイテック)という「再生医療製品事業」「再生医療受託事業」「研究開発支援事業」を行う企業が存在します。
ジェイテックでは、生産パイプラインとして、自家培養表皮、自家培養軟骨、自家培養角膜上皮を患者本人から採取し、その細胞を培養し、出荷検査・梱包を行って医療機関に輸送しています。そして、医師(医療機関)が患者さまご本人への移植手術を行います。
蒲郡市民病院とジェイテックとの連携により、どこの病院よりも地の利で断然有利な蒲郡市民病院は、再生医療を提供でき、大学と遜色のない医療を提供できる市民病院として市民から信頼され頼られる病院に一歩一歩、着実に実績を積んできていると思うのは私だけではないと思います。
今年度末に策定される令和年3年度以降の、「蒲郡市民病院新改革プラン」には、研修医を除く常勤医師は60名体制、及び経常収支については黒字化の維持を掲げる」との力強いご答弁を6月議会に頂いております。そうなると、施設の拡充、医療機器の充実が急務だと考えます。
「再生医療が提供できるまち」を足掛りにして、蒲郡市ヘルスケア計画をもう一度見直し、健康・予防と先端医療の産業集積を目指し、この実現の為一歩前進する勇気をもって頂く事をお願いして、
私の一般質問を終わります。



” 完 ”

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