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竹内しげやす 市政チャレンジ日記

新米議員から四期目を向えて市政にチャレンジする奮戦記。
一歩一歩目標に向け前進する日々の行動を日記風に。

令和7年度予算審査特別委員会 その十一

2025年04月23日 | 議会活動

令和7年4月23日(水)

お早うございます。

今日も引き続き、令和7年度予算審査特別委員会での、私、竹内しげやすの質疑内容を紹介いたします。

蒲郡市病院事業会計 令和7年度予算 (令和6年度予定損益計算書より)

 病院事業収益 10,649,900  病院事業費用 11,302,300 

当期純損失 759,555,300(キャッシュ・フロー計算書より)

 

入院収益

質問1 令和6年度予算の入院収益は5,888,180千円、延入院患者数115,705人、1日317人となっている。

令和7年度予算の入院収益は6,233,470千円、延入院患者数115,340人、1日316人となっている。

延入院患者数は令和6年度とほぼ同じであるが、入院収益は345,290千円増加している要因は。

ちなみに令和6年度決算見込額5,893,051,455円となっている(ほぼ予算通り)延入院患者数は予算書に記載されている人数を達成されたのか。

(答弁) 令和6年度予算における病床稼働率は、382床ベースで82.0%としておりました。令和7年度は83.0%を目標として入院収益の見込み額を算出しております。病床機能により入院単価も異なりますので、今年度の実績を基に、新年度の医療体制の変化を加味して予算組みをしております。

急性期病棟では、4月からの整形外科の体制強化を踏まえ、手術件数や延べ患者数の増加を見込んでおります。

また、増え続ける「高齢の救急患者」を対象として、2024年の診療報酬改定で「地域包括医療病棟」新設されました。この病床は、急性期の医療・看護を提供しつつ、従来の急性期病棟よりも栄養指導及びリハビリテーション等を強化することで、日常生活動作(ADL)の低下や要介護度の悪化を防ぎ、患者さんに応じた自立した生活の継続を支援する病棟です。当院においては昨年10月から、地域包括ケア病棟として運用していた7階西病棟を「地域包括医療病棟」に転換をしており、入院単価は地域包括ケア病棟と比較して9千円程度、増加しています。

令和6年度予算における延入院患者数115,705人に対し、決算見込みは、113,321人(382床ベース79.1%)となっております。予算目標には届きませんでしたが、病床機能の見直しなどにより入院単価が向上し、予算額を上回る入院収益を見込んでおります。

新年度においても、患者さんの病状等を考慮して、適切な病床機能を活用し、治し、支える医療を提供するとともに、診療報酬改定をふまえた医学管理料の増収にむけた取組なども進めていきたいと考えております。

  参考: 2月末現在までの延べ患者数は100,404人(78.8%)

=入院収益=

令和6年度当初予算                            令和7年度当初予算

[病床稼働率]一般病床(267床)     82.0%  ⇒   83.0%

地域包括ケア病棟( 60床)85.0%  ⇒    90.0%

地域包括医療病棟( 55床)      ⇒   72.0%

全体(382床)        83.0%  ⇒   82.7%

[入院単価] 一般病床            58,000円 ⇒    62,000円

地域包括ケア病棟      35,000円 ⇒    31,000円

地域包括医療病棟      35,000円 ⇒    41,000円

[入院収益]                5,888,180千円 ⇒   6,233,470千円

 

外来収益 

質問2 令和6年度予算の外来収益は2,500,470千円、延入院患者数170,100人、1日700人となっている。

令和7年度予算の外来収益は2,490,180千円、延入院患者数169,400人、1日700人となっている。

延外来患者数は令和6年度とほぼ同じであるが、外来収益は10,290千円減少している要因は。

また、6年度予算の外来収益は2,500,470千円に対して、令和6年度決算見込額は2,130,512,364円と369,958千円減少しているその要因は何か。

(答弁) 厚生労働省が1月10日に公表した昨年(2024年)10月分の病院報告から、病院の患者数を、2024年10月末と、新型コロナウイルス感染症が流行する前の2019年10月とで比較すると、入院では7.8%減、外来では6.0%減となっており、全国的にみて依然として「コロナ禍前の状況」には戻っていない状況となっております。

当院においても、外来患者は少しずつ増加してきましたが、コロナ前の状態には戻っておりません。

新年度からの整形外科の体制強化により、外来患者の増加も期待されるため、延べ患者数は令和6年度目標と同数の1日700人とさせていただきました。

しかしながら、診療報酬改定による薬価改定に伴い、がん患者さんの化学療法による診療については診療単価が下がっております。併せて、外来診療日数が、令和6年度と比較して1日少ないこともあり、外来収益については減少を見込んでおります。

=外来収益=

令和6年度当初予算            令和7年度当初予算

[外来患者数]  700人/日     ⇒ 700人/日

[外来単価]    14,700円     ⇒  14,700円

[診療日数]   243日        ⇒  242日

[外来収益]    2,500,470千円 ⇒  2,490,180千円

外来決算見込み 延べ患者数170,100人

 

令和7年度病院事業会計の予算は、残念ながら、759,555,300円の赤字予算となっています。

新棟建設の推進と合わせて経常損益の黒字化を願っています。

次回へつづく!

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