長崎ぺんぎん日和

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プリンスリーグ2022九州 5節 V·ファーレン長崎U-18 - アビスパ福岡U-18 マッチレポ

2022-06-20 21:00:00 | V・ファーレンU-18

プリンスリーグ2022九州の延期されていた第5節V·ファーレン長崎U-18とアビスパ福岡U-18の試合が18日、諫早市サッカー場で開催され、V·ファーレンが2-1で逆転勝ちし、今季初の連勝を飾りました。



スタメンとフォーメーション。
V·ファーレンは2種登録のエース七牟禮が復帰。喜多涼介が欠場の右SBに前の試合まで左SHを務めていた7伊藤を移し、15岩川を左SHに入れました。
アビスパはGK1甲斐が2種登録選手。得点を量産しているエース7北浜にも注目。












前半はV·ファーレンがボールを保持し、13七牟禮にボールを集め、ゴールに迫ろうという展開。



アビスパもボールを奪って、強さと高さのある7北浜に集め、縦への突破力のある両SHで崩しにかかります。



そうした中、15分にアビスパ先制。コーナーキックは一度V·ファーレンが弾きますが、セカンドボールをアビスパが拾ってクロスをファーサイドの7北浜がヘディングで決めました。

アビスパはFWの強さとサイドからの突破とソリッドなゾーンディフェンスというトップチームに寄せたサッカーをしているのかなという印象です。監督の山崎哲也さんは大分トリニータU-18の前監督ですが、その頃のサッカーとは違っていました。

V·ファーレンは後から思えばやや動きが硬かった前半だったかもしれません。ボールをゴール前に運ぶことに苦労して、カウンターを受けていた印象です。



しかし、43分に同点。左サイドでボールを運ぶと、3髙木の右足ライナー性のクロスに13七牟禮が頭で合わせました。合わせた方もさすがですが、まずクロスが素晴らしかったです。

同点で前半終了。













後半V·ファーレンの強度が増します。アビスパのビルドアップに対してハイプレスでボールを奪い、FWに当ててFWの頑張りから前進しゴール前に迫ります。13七牟禮はまだコンディションが整わないのか早めに交代しますが、9菊池や代わって入った18宮崎陽も球際の強さを見せます。

ボール保持においてもテンポが上がり、左右に揺さぶりながらFWにつけることが出来ており、やるべきことを迷わずやれている印象でした。



守ってもアビスパのサイドからのクロスにはしっかり対応。



81分の逆転ゴールはまたも3髙木のクロスから。左から大外への精度の高いクロスを14大山が折り返すと、詰めていた途中出場の16松尾侑一が決めました。



そこからはアビスパも猛攻をしかけますが、ロングボールにもしっかり対応し、防戦一方にならないようボールも保持して前でキープするなど、ゲームをコントロール。



2-1でV·ファーレンが勝利し、連勝となりました。



得点者の2人。2年生FWの活躍は頼もしいですね。しかし、3年生·髙木のクロスも素晴らしかったです。



一緒に応援していた仲間が逆転ゴールの動画を撮ってくれていたので、ご覧ください。


V·ファーレンは後半の内容がとても良く、これだけやれれば全国でも簡単にはやられないだろうと思います。

この試合は原田武男監督がトップチームの暫定監督就任で不在だったので、なおのこと。「やれる」ことを証明してくれたと思います。

アビスパも全国出場を決めているので、共に頑張ってほしいです。



最後に、U-18出身の山本廉(鹿屋体育大学サッカー部)も見に来ていましたよ。



次戦
vs九州国際大学付属
6/25(土)15:00
九州国際大学グラウンド