長崎ぺんぎん日和

主に長崎の美味しいもの、サッカーなど投稿します。
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ヴィヴィくんが浜市商店街「マチ博2023」に登場しました

2023-03-10 21:00:00 | V・ファーレン/ヴィヴィくん

3月5日は我らがヴィヴィくんが浜町の観光通りに登場



浜市商店街120周年記念「マチ博2023」のイベント。ステージイベントの他、古写真展などが行われており、ヴィヴィくんもじゃんけん大会に参加したりしたようです。


私は間に合いませんでしたが、友人が撮影していました。



そして、ファンクラブ(V-Lovers)入会の受付。私も勧誘されましたが、「もう入ってるよ~」と言ったら「」ポーズをいただきました。


会員に送られるグッズを確認したり。


こちらもグッズ。


街行く人にも手を振ってアピールしたり。


小さいお友達と遊んだり。もふもふおててが好きなんだね。わかる、わかるよ。



古写真を観賞。


帰る時間になって、撤収。

近くの岩崎本舗さんにご挨拶。



信号待ち。

お疲れさまでした。久しぶりだなぁ、この感じ。


ヴィヴィくんと会うと元気をもらえます💪


2023明治安田生命J2 開幕戦 V·ファーレン長崎 - ジェフユナイテッド千葉▪伸びしろを残しつつ次節へ

2023-02-22 21:00:00 | V・ファーレン/ヴィヴィくん
【観戦記】

2月18日、明治安田生命J2リーグは開幕を迎え、V·ファーレン長崎はホームのトランスコスモススタジアム長崎でジェフユナイテッド千葉と対戦しました。

明けましておめでとうございます!
(と、サポーター間では言います)

さすが開幕戦だけあって、天気がぐずつき気味の中でも11,165人の観客を集めました。



今年からヴィヴィくんも3年ぶりに本格的に外に出て活動。玉田圭司アンバサダーと共にPRに励んでおりました。


おてて(マニア向け)。


場外ステージイベント。
今年のスローガンは「行くぞ、J1!」。シンプルにストレートに。


玉田アンバサダー、スタジアムDJの古本史子さん、がんばくんらんばちゃんも一緒に試合前後のイベントの告知も。夜に試合があるバスケットボールチーム·長崎ヴェルカとのハシゴも推奨。実際そういうサポーターも多いみたいですね。


グッズ売場も列が出来ていましたが、とりあえずイヤーブックが欲しかったので並びます。



そして、イヤーブック以外も買ってしもた…。アカデミー推しですので。
このうちわいいですね。なぜ今までなかったのかというくらい。



選手バスを迎えるときに早速うちわを振ってみましたよ。今年からメイン中央の階段下にバスが入るようになりました。

スタジアムでの声出し応援も復活し、活気が戻ってきました。



スタグルはINASA KITCHEN。


ヴィ·ビール(800円)。


雲仙ポークブリトー·BIGサイズ(1,000円)。ブリトーというのは、トルティーヤで米やチーズを包んだメキシコ料理だそうな。これは豚肉、ご飯、チーズなどがスパイシーな味つけになって入っていて、これ一つでがっつり。美味しかったです。


髙田旭人社長と高木琢也C.R.Oもゴール裏に挨拶。
場外でも写真撮影に行列が出来るなど、クラブに戻ってきた高木さんの人気は凄まじいものがあります。

「C.R.O(クラブ·リレーションズ·オフィサー)」は、パートナー企業、サポーター、ホームタウン、行政機関、メディアなどとクラブを繋ぐ役割だそうで、クラブの顔として活動するようです。



ヴィヴィくんの場内グリーティング。千葉サポーターさんにも挨拶。


そういう意味ではヴィヴィくんもクラブの顔ですよね。オフの間も精力的に県内を飛び回っていましたし。


選手入場。ゴール裏のビッグフラッグも復活。



イントロダクション·スターリングラインナップ動画。



【マッチレビュー】

長崎はファビオ·カリーレ監督体制2シーズン目。キャンプと補強を経て、真価が問われるシーズンとなります。

[今シーズンの長崎の補強]
DF 岡野 洵(←千葉)
DF ヴァウド(←清水)
MF 増山 朝陽(←大分)
FW フアンマ デルガド(←福岡)
MF 名倉 巧(←仙台·期限付から復帰)
DF 今津 佑太(←広島)
GK 波多野 豪(←F東京·期限付)
FW 宮城 天(←川崎 期限付)
MF 大渕 来珠(←東福岡高)
FW ショップ セリンサリウ(←名古屋産業大)
MF 瀬畠 義成(←東洋大)
DF 白井 陽貴(←法政大)

[長崎の目指すサッカー]
·主導権を握って戦う。
(イヤーブック)
·ボールを地面につけて。
·三角形を形成しながら。
·空中戦で負けない。
·守備は前線から。



一方、千葉は尹晶煥体制が終わり、小林慶行新監督での船出。

[今シーズンの千葉の補強]
GK 近藤 壱成(←法政大)
DF 松田 陸(←金沢)
DF 矢口 駿太郎(←千葉U-18)
MF 椿 直起(←横浜FM)
MF 日高 大(←いわき)
FW 呉屋 大翔(←大分)
FW 田中 和樹(←京都·期限付)
FW 小森 飛絢(←新潟医療福祉大)
FW 新明 龍太(←千葉U-18)

[千葉の目指すサッカー]
·前体制の守備的なサッカーからの脱却を図り、試合の主導権を握る攻撃的なサッカーにシフトする。
·既存選手に足りないところを補う(補強)。

·(今シーズン目指すサッカーでは)守備のところで1対1のバトルが多くなる。
·ある程度自分たちが押し込んでやれるのがベスト。


[スタメン]

上記を踏まえてスタメンを見ると、長崎はセンターラインにキーパー(GK)21波多野、センターバック(CB)18今津、フォワード(FW)9フアンマと、課題に上がった高さのある新加入選手を起用。そして、左サイドバック(SB)に8増山。スピードのあるサイドハーフ(SH)としての獲得と思われた増山を一列後ろのSBに起用してきました。

一方の千葉は、昨季からの主力であるGK1新井、CB6新井、CB13鈴木、ボランチ(VO)18熊谷、インサイドハーフ(IH)4田口、IH10見木らに、特に2トップがフレッシュで、単に重心を前に上げるだけでなく得点力のアップを目論みます。


[長崎の昨季の課題は解消されたのか]

カリーレ監督は課題の一つに空中戦を挙げました。実際この試合では21波多野、18今津の存在は大きく、空中戦の不安は解消されたと感じました。
しかし、私個人は課題はそれだけではないと思っています。

(1)主体的にボールを奪う守備が出来るのか。

(2)相手のプレッシングを受ける中でもボールを前進させられるのか。

この2点(といっても、2つは一体でもあるのですが)が昨季のカリーレ体制で気になる部分でした。長崎は前からのプレッシングがかからず、自陣に押し込まれるため、ボールを保持するときは低い位置から始めなければならない上、相手のハイプレスに
かかって奪われるという悪循環に陥ることがしばしば。
ここが解決されなければ、主導権を握り、ボールを握って戦うのは不可能です。


[長崎が駆け引きに勝った前半]

開幕戦ということで、お互いに事前情報が少ない中でどういう入りをするかが重要になります。長崎はボール保持時は3-1-4-2に近い形、また非保持時は5-3-2の形を取りました。4-4-2をベースにしつつも、可変システムを用いて千葉の出鼻を挫いた格好。



千葉の非保持4-4-2に対して、後ろは23米田と2CBの3枚で数的優位を確保。そして、10カイオが右に流れることで、10見木のプレッシャーから23米田がフリーになり、マークのズレを作ることでボールを前進させることが出来ていました。



非保持では19澤田が最終ラインと5枚を形成し、5-3-2。千葉が3-1-4-2でボールを保持し、2トップと、外に開いて幅を取ってくるWBの25末吉と24矢口を長崎は5枚でケアする形。

千葉にしてみれば、おそらく長崎は4-4-2や4-2-3-1という予測があったのではと思いますが、この形にしたことで面食らった部分があったと思います。

長崎はこれによってショートパスとロングボールを使い分けながら前進し、失っても高い位置でボールを奪い返すことも出来ていました。これが序盤の11エジガル→9フアンマやアディショナルタイムの35安部の決定機に繋がったと言えます。

主導権を握れたとまで言えるかはさておき、少なくとも前半に限っては長崎は昨季とは違うポジティブな部分を見せてくれたと言っていいでしょう。


[千葉が対応してきた後半]

ただ、後半は長崎のその準備してきた形に千葉も対応してきます。
長崎のボール保持時に10カイオが右に流れることで23米田のフリーにしていましたが、10カイオには18熊谷が出てくるようになり、10見木が23米田に対して行けるようになりました。


まずこれで長崎はマークのズレを作ることが出来なくなり、長いボールに頼ることが増えます。しかも長いボールを蹴ってもセカンドボールは拾えず、前進は困難となり、千葉が支配の時間。

そして、千葉は保持においても中盤が思い切って高い位置を取るようになり、長崎の5-3-2の中盤3枚は徐々に押し下げられる展開に。


千葉先制の直前の場面。千葉は18熊谷が高めの位置を取り、4田口は長崎の中盤3枚の外に位置し、フリー。長崎は人数はいるものの、後が気になったか4田口にプレッシャーをかけられず。ここから左に展開され、25末吉の縦に仕掛けてのクロスはクリアーするも、空いたマイナスから4田口がミドル。この時点で決まってしまいました。
たらればを言えば、直前の場面は11エジガルが戻って守備に加わていれば違ったものになったかもしれません。この時間は2トップと中盤が間延びしていた長崎。
5-3-2は3の両脇が空くのでそこを使ってくるようになった千葉です。

この後、長崎は14名倉をトップ下に、24宮城を左SHに入れて、4-4-1-1のような形での非保持に変更し、14名倉が走り回ってのプレッシングで規制をかけながらの守備になり、奪える場面もありましたが、今度はパスが合わず、新加入選手との連携不足が浮き彫りに。


[雑感]

長崎の敗戦は悔しいですが、少なくとも準備していたものも途中までは通用していましたし、リードされた後も積極的に前に行って戦えていたと思います。昨季のような脆さは感じなかったので、当時は本当にコロナと過密日程が影響したのかもと考えざるをえません。この試合を見る限りなので、まだわかりませんが。
ただ、試合後のインタビューで米田も語っているとおり、「対応されたときのプランB」と「新加入選手との連携」は課題として残るので、それは次節以降の楽しみに。

出場した新加入選手もほぼ期待どおり。18今津の空中戦は頼もしかったですし、8増山はパワフルかつスピーディーな上下動で力を与えていました。9フアンマも連携が合ってくればもっと生きるはず。24宮城も左サイドからのドリブルでの仕掛けは武器になるでしょう。

現状は個人的にプラスに捉えられる材料が多いです。


千葉は後半特に重心を前に上げての戦いは脅威でした。ここにもっと個の力のある選手が加わればもっと強力になりそうですが、少なくとも夏までの補強はないとか。
それでも若い41小森や24矢口は面白い存在だと思います。


(選手敬称略)




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ヴィヴィくんが諫早神社とお茶の間通り商店街のコラボ企画「立春福まき」に登場

2023-02-07 21:00:00 | V・ファーレン/ヴィヴィくん

2月4日は長崎県諫早市·諫早神社前の本明川河川敷で「立春福まき」が開催されました。

これは今年から諫早神社と諫早駅前のお茶の間通り商店街(永昌東町)がコラボして行われるものだそうです。


「立春福まき」と共に諫早神社の鳥居前では「お多福通り抜け」が実施(2/1~2/8)。

お多福へ自ら飛び込んで福を授かるという意味が込められていて
健康長寿、家内安全、商売繁盛などの御利益があるとされています。」


お多福を潜ったらお参りも。


「立春福まき」は、14:00~と15:00~の2回。
宮司さんの説明によれば、節分の2月3日と立春の2月4日は季節の変わり目。変わり目に鬼に代表される邪なものが侵入してくる。それを追い出して福を取り込むための行事。


「立春福まき」に先立ち、長崎流鏑馬保存会による「蟇目の儀」(各式の最初に行われる儀式)と「追儺弓神事」(「鬼」と書かれた的を射抜き、厄祓いをする)。


宮司さんによるお祓い。


我らがヴィヴィくん登場。
お茶の間通り商店街とはホームゲーム時のおもてなし「V·ファーレンロード」での縁があっての登場。ファンクラブ入会ブースも出ていました。



福まきには諫早のうなぎの妖精「うないさん」も登場。決めポーズ。
ヴィヴィくんとの付き合いも長いですね。10年前にはすでに逢ってた気がする。



「鬼は外~福は内~」


うないさんは豆を持つことが出来ないため、うないさん隊のお姉さんがまいていました。


ヴィヴィくんの福まきの動画もどうぞ。



手にもらった豆以上の福をいただいた気がします。

楽しかったです。

江川 湧清 選手がV·ファーレン長崎からJ1·ガンバ大阪に完全移籍▪プレースタイルや人柄などについて

2023-01-10 21:00:00 | V・ファーレン/ヴィヴィくん
この日が来てしまいました。アカデミーからトップ昇格した選手がJ1チームへステップアップは初めて。アカデミー出身選手として、公式戦初出場、初アシスト、初得点など、いろんな「初」を記録してきた彼がまた新たな初を作りましたね。感慨深いです。寂しさはありますが、残念ではないです。認められて移籍するわけですから、こうなったら代表にも入って欧州で活躍するような選手になってほしい。個人的には戻ってこいなどと簡単には言いたくありません。でもずっと応援しています。


さて、江川選手について改めて書き残しておきたいと思います。


【プロフィール】
[名前] 江川 湧清 エガワ ユウセイ
[生年月日] 2000年10月24日(22歳)
[ポジション] CB、左SB
[身長] 175cm [体重] 67kg
[利き足] 左
[出身地] 長崎県南島原市
[経歴] 深江FC→FCKマリーゴールド熊本→V·ファーレン長崎U-18→V·ファーレン長崎
[SNS] Instagram

※公式には175cmとされるが、179cmあるとクラブYouTubeチャンネルで本人が語る。


【出場記録】
[2019年]
J2…0試合、天皇杯…0試合
[2020年]
J2…11試合、天皇杯…0試合
[2021年]
J2…32試合 2得点、天皇杯…1試合
[2022年]
J2…36試合 1得点、天皇杯…2試合

【プレースタイル】
[守備]
·対人の強さ。
·次のプレーの予測とポジショニングの良さ。
·スピードはまずまずある。
[攻撃]
·精度の高い左足のパス(特にロングフィード)。
·相手のプレッシングに対し、遠い位置にボールを置いて保持出来る。
·ドリブルで持ち上がることが出来る。
·(左SB起用時)クロス自体の精度は高いが、ドリブルで仕掛けて抜くプレーはレパートリーにない。
·ヘディングもまずまず強く、2点決めている。

プレースタイル的にはスペイン人のポヤトス監督のスタイルに適応する能力は備わっているのではないかと思います。

初ゴール。



先制点(通算3点目)。


【これまでと人柄】

キャラはお祭り男というイメージ。2021年のファン感謝祭でファン感部長を務めるなど、盛り上げるのが好きなようです。


U-18時代もピッチ内外でそういう部分が出てて、チームメイトのゴールに自分がドヤ顔したり、試合中に「超攻撃的CB!」とか言いながら攻め上がったりと、調子乗るタイプ?と感じさせる部分が随所に(笑)。



一方でピッチでは怪我との戦いでした。1年生時こそレギュラーで出場し、プリンスリーグ昇格に貢献し、トップチームのキャンプにも参加しましたが、2、3年生の2年間でプレー出来たのは半年程度。それでもトップ昇格を勝ち取りましたが、初年度も同じ怪我で1年を棒に振りました。私は「彼の敵は怪我だけ」とずっと思っていました。
それでも2020年、手倉森監督時代に左SBとしてデビューすると、2021年はレギュラーに定着し、不動のCBとしてプレー。あまり怪我をしない選手になりました。離脱していた2019年にいいケアが出来たのでしょうね。
苦しい時期が長かったと思うのですが、あまりそういう部分を我々サポーターに見せることはない選手でもありました。



これから先、どんな選手になっていくか楽しみでなりません。

彼にはこれまでありがとうと言いたいです。


そして、ガンバ大阪に関わる皆様、江川湧清をよろしくお願いします!



明治安田生命J2リーグ 第41節 V·ファーレン長崎 - レノファ山口FC▪来季に向けて

2022-10-20 21:00:00 | V・ファーレン/ヴィヴィくん

10月15日、明治安田生命J2リーグは第41節。V·ファーレン長崎はホーム最終戦を迎え、レノファ山口FCと対戦しました。

最後にホームで勝利したのは6月18日のザスパクサツ群馬戦。原田武男暫定監督の頃。およそ4か月ホームでの勝利がない状況。J1昇格プレーオフ出場圏内の6位の可能性を残しますが、そういうことよりもとにかくホームで勝利してほしいというのがトラスタに足を運び続けたサポーターの願いのようにも感じます。


観戦記

そんな中でもヴィヴィくんはいつものように愛想を振りまいてくれます。
この日は「長崎市サンクスマッチ」ということで長崎くんちが出張。ヴィヴィくんも采を持って法被を着て登場。何か持つと荒ぶるヴィヴィくん。

この後の場内グリーティングではゴール裏で久しぶりにヴィヴィくんチャントで跳んでいました。



長崎シャギリ披露。「シャギリ」は長崎くんちのお囃子です。3年間コロナのために開催出来ていないので、テンション上がります。



そして、筑後町·龍踊。この時間だけは声出しOKになり、アンコールである「モッテコーイ」が何度もかかっていました。


続いてスタグル。

BORDERLESS LOUNGEのクラフトレモネード。



登利亭では米田隼也プロデュースのカレーが販売。市販のカレールウを使わずに玉ねぎとトマトをベースにヘルシーに仕上げているのがわかりました。美味しかったです。
こういう企画はもっとやってほしいところ。



ボールパーソン·担架要員はU-18の選手たち。マイクを持って挨拶したのは横田翔也でした。



選手入場時にもシャギリが披露され、龍踊も見守るという長崎らしい演出。


試合開始。


雑感

■長崎の課題への解答

長崎目線で言えば、ホーム横浜FC戦の記事で個人的には「残り4試合は内容を見る」と言いました。なので0-1での敗戦という結果については置いておきます。

長崎の目下の課題はボール保持においては「相手のプレスを剥がして前線の選手に前を向かせられるか」、非保持(守備)においては「相手のビルドアップに対して前線からプレスをかけてボールを奪えるか」という点。すごく基本的な話。それに対する答えがあれば良し。なければ……というところです。
その意味で内容的にはここしばらくでは悪くなかったという感想です。ボール保持については前線で前を向いてチャンスを作れていましたし、決定機も生まれていました。非保持については前からプレッシングする姿勢を見せて、奪える場面もありました。
ただ、評価が難しいのがその質の部分。ビルドアップでは「ボールを地面に付けて繋ぐ」というカリーレ監督の方針には反し、ロングボールを使う場面が結構ありました。これはもう選手の判断で勝負に徹するための選択に見えます。個人的には評価したいと思いますが、スタイルを曲げることが来季に繋がるかという意味では微妙と言わざるを得ないところ。
一方、非保持のところ。これは9植中と13加藤大を前線に置いたこともあり、規制をかけることが出来たと言える部分もありました。ただ、前半は特に山口の20田中の下りて受ける動きや9梅木のポストプレーからの前進を許していたので、こちらも評価は難しいところ。しかし、改善の兆しが見えたというところは評価したい。でも遅い…。そんな感じでぐるぐる回ってしまう難しさ。

また、前進は出来ても、今度はゴール前での崩しの部分に課題を残しましたし、前途は多難かなと。


来季に向けて

試合後のホーム最終戦セレモニーで髙田旭人会長は来季以降も「カリーレ監督を支える」と明言。それならば見守るしかありません。最終節のアウェイ大宮戦が残っていますが、そこの内容も含めて、後半戦どうして上手くいかなかったのかという分析とどう改善するのかという対策を示してほしいところ。

上手くいっていない可能性として、カリーレ監督の要求レベルが高すぎて選手が追いついていないというのがありますが、それならばやりようはあると思います。例えば、要求に応えられそうな選手を多く連れてくる。あるいはカリーレ監督が妥協して今の選手たちでも実現可能なプレーモデルを構築するなど。個人的には後者のほうが現実的な気がしますが。

いずれにしても、監督交代時(V·ファーレン長崎 松田 浩 監督 解任について 疑問と感謝 )にも申しましたが、どういうサッカーをするのかという方向性を示してほしいです。その上でこの監督に託すということであれば目の前の結果に左右され過ぎず辛抱強く応援しやすくなると思うのです。今のところ、人柄やサッカーに対する姿勢というくらいしかカリーレさんに託す動機が見えてこないので、どう評価して良いのかわかりません。

そこも含めて、オフの動向を見守りたいと思います。

最終節が残っていますが、今季のトップチームに関する記事はこれが最後だと思います。

ご覧いただきありがとうございます。引き続きアカデミーの応援よろしくお願いいたします!





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