長崎ぺんぎん日和

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激戦の準々決勝 国見-長崎南山 諫早商業-創成館▪サッカー高校長崎県新人大会

2018-01-31 21:00:00 | サッカー(高校、大学、社会人、Jリーグほか)

1月27日、サッカー高校長崎県新人大会準々決勝が大村市古賀島スポーツ多目的広場で開催されました。



寒い日でしたが、天候には恵まれました。


準々決勝は長崎総附-長崎北、国見-長崎南山、鎮西学院-海星、諫早商業-創成館。
2試合ずつ同時キックオフとなるため、片方の試合を選んで観戦します。




南山を応援しているので、まずは国見-南山。
他のチームもどんなふうに変化しているのか楽しみです。



キックオフ。



スタメンとフォーメーションはこのように見えました。
南山は3-4-2-1、国見は4-4-2。
国見は去年3バックでしたが、変わりましたね。



前半は国見が2トップの11高原一晟選手と17西村颯馬選手を起点にしたサイド攻撃でボールを支配。
セットプレーやロングスローで畳み掛けます。



特に17西村選手は球際に強く、突破力もあり、目につきました。

先制点はその17西村選手が左サイドを強引に突破し、折り返しを11高原選手が決めて生まれました。



さらにロングスローから追加点を奪い、2-0。


守っては素早く強いプレスで南山にボールを繋がせず、前半終了。



しかし、後半に入ると落ち着いて丁寧にボールを繋ぐ南山がペースを握ります。



ボランチの8小畑壮介選手と14木森大雅選手のところでキープ出来るようになり、サイド攻撃。



そして、カウンターから1点を返します。
10稲田龍選手にボールが収まると、右サイドへの展開から折り返しを11本川大選手が決めました。
やはり10稲田選手で収まるといい形が出来ますね。



しかし、国見が守り切り、2-1で試合終了。

南山は後半は良かったんですけどね。
でも国見はいいチームでした。





続いて、諫早商業-創成館戦。
写真は創成館の横断幕。



キックオフ。



スタメンとフォーメーション。
創成館が3バックに変化していますね。
諫商は去年両翼だった10南恵輔選手と9富崎航平選手が中央でコンビを組みます。



創成館は2トップの10井川幸人選手と9有働洋匡選手を起点に、サイドの2柴田大和選手や8田中遥斗選手を生かす攻撃。



諫早商業は10南選手の溜めから両サイドへの展開や9富崎選手のスピードを生かした裏への展開でチャンスを作ります。


両チーム共に決定機がありますが、なかなか決まりません。



特に諫早商業のGK1春内翔大選手が好セーブを連発していたの印象的でした。


後半終了間際まで0-0で進みますが、ついに均衡が破れます。
創成館がセットプレーのチャンス。
一度クリアされますが、再び放り込んだボールが上手く裏へ抜けた5池田洋明選手へ。
丁寧に決めて1-0。
そして試合終了。



DFながら得点力のある5池田選手のゴールが決勝点となり、創成館が準決勝へ。

どちらにもチャンスがある見応えのある試合でした。

準決勝のカードは長崎総附-国見、海星-創成館に決定。



南山の敗退は残念ですが、久しぶりのサッカー観戦はすごく楽しめるものになりました。



大村市古賀島町「 肉バル にはち 」▪がっつりお肉で満腹

2018-01-30 21:00:00 | グルメ(長崎市外)

大村に高校サッカーを観に行ったので、お昼は会場と同じ古賀島にあるにはちへ。
空港通りのベスト電器の向かいあたりです。



窓際のカウンターに座ります。
ランチメニュー。
記載されているのはセットのお値段。
ライス、サラダ、スープ、ドリンクも含まれています。
メガ豚ステーキ300g1,000円は凄い。
気になりますが、牛を食べたいのでスマイルステーキ150g1,280円にします。



ソースや薬味も色々揃っています。



ライスは大、中、小選べます。
これは大です。



焼き方はデフォルトではレアで、焼き直しも出来るようです。
分厚いお肉!
固くもなくて、がっつり食べられました😋


ご馳走さまでした。



肉バル にはち
大村市古賀島町92-6
0957-47-9658
11:00~15:00
18:00~22:30
水曜定休



東古川町「 珈琲人町 」▪ししとき川沿いに静かに佇む美味しいコーヒーのお店

2018-01-29 21:00:00 | グルメ(長崎市内)
先日ご紹介したCoffee & clayworks 笠(東小島「 Coffee & clayworks 笠 」▪珈琲人町のご主人が淹れる美味しいコーヒーと静かな雰囲気の週末限定喫茶)のご主人が火~金曜に営業されているのが、珈琲人町。

笠は金土日の営業ですが、人町のご主人は土日のみそちらでコーヒーを淹れてらっしゃるようです。



寺町に程近い「ししとき川通り」に珈琲人町はあります。
左側がお店です。



メニューにはブレンド(300円)、ストレート(400円)など、お手頃な価格でコーヒーが楽しめます。



表のボードにも丁寧な説明が。
ブレンドは三種類あって、1浅煎り、2中煎り、3深煎りとなっています。



ストレートもそのうち飲みたいですね。
笠のことも書かれています。



ここで飲むかテイクアウトかは選べます。
この場で飲む人のためにベンチがあり、膝掛けやティッシュも備えてあります。



ブレンドの3深煎りを頼んでみました。
苦味が強くてパンチが効いています。
シャキッとする味。
でもコクがあり美味しかったです。


眼鏡橋や中通りに来られて、ちょっとコーヒーが飲みたいというときにいかがでしょうか。


ご馳走さまでした。



長崎ししとき川 珈琲人町
長崎市東古川町4-25-1F
090-7291-0467
火~金 11:00~19:00
土日 11:00~18:00
月曜定休

西小島「 老舗菊水 大徳寺 」▪創業明治20年。昔ながらの味を伝える梅ヶ枝焼餅

2018-01-27 21:00:00 | グルメ(長崎市内)
前回(正覚寺下電停~大徳寺公園ぶらぶら(後編)▪本当にあった大徳寺とその後)、大徳寺公園をぶらぶらしましたが、ここに来たら食べなければならない(あえてそう言っちゃう)ものがあります。



明治20年から続く老舗菊水さんの梅ヶ枝焼餅です。



当時ここには前回申しました大楠神社と梅ヶ崎招魂社の参拝客がたくさん訪れており、また隣地も丸山遊廓の客や芸妓衆で賑わっていたことから、梅ヶ枝焼餅の店が3軒も営業していたそうです。



現在は菊水の1軒だけとなっていますが、専用の焼き釜を使い、昔ながらの味を伝えている貴重なお店となっています。



4個で700円。
以前は600円だったのですが、値上げされたようです。



で、長崎でよくある梅ヶ枝餅とどう違うのかといいますと、まず1個が大きめです。
そして、お餅はもちもちとした弾力があり、あんこはこしあんがびっしり詰まっていて食べ応えがあるのです。

まだ経験がない方はぜひ試してみてください。


ご馳走さまでした。





老舗菊水 大徳寺
長崎市西小島1丁目1-7
095-826-9566
10:00~17:00
不定休

正覚寺下電停~大徳寺公園ぶらぶら(後編)▪本当にあった大徳寺とその後

2018-01-26 21:00:00 | 長崎ぶらぶら
前回(正覚寺下電停~大徳寺公園ぶらぶら(前編)▪正覚寺と高島秋帆宅跡)に続いてぶらぶら。
高島秋帆宅跡→思案橋→丸山公園というルートから「大徳寺公園」へ参ります。



丸山公園から大徳寺公園に向かう道。
ここはいわゆる「勅使坂(ちょくしざか)」です。
1883(明治16)年に佐古招魂社/佐古墳墓地(現・仁田佐古小学校裏)で勅祭(天皇命の祭典)が執り行われた際、天皇の勅使が通るということで整備された道であることから、そう呼ばれるようになったとのこと。



ここから入ります。



こちらが県指定天然記念物、「大徳寺の大クス」です。
長崎市で最も大きく、樹齢約800年と推定されるそうです。
カメラに入りきらない(^^;



そのそばにあるのが「楠稲荷神社」です。
始まりは1600年代後半で、当時は神仏混交の「琢正院」といったそうですが、明治維新の廃仏棄釈(神仏分離)で楠稲荷神社となり、以降は船大工町の鎮守神となったとのこと。
隣に船大工町「川船」の格納庫がありますね。
周辺の階段狭いですが、どうやって入れるのかな?



大クスの横の階段を上がると大徳寺公園があります。
ご覧のとおり、寺はありません。



ここに長崎七不思議のひとつとして「寺もないのに大徳寺」とあります。
お寺がないにもかかわらず、長崎の人々は辺り一帯を「大徳寺」と呼ぶのはなぜなのか。



こちらに「大徳寺跡」とあります。
つまり、昔はあったわけですね。



こちらが当時の大徳寺の全景。
現在の公園があるあたりに観音堂があったのですね。
創建は1688年以降伊勢町とされ、その後、十人町を経て1708年にこの場所に移ります。
1707年からは御朱印地格(幕府から所領を安堵され、税が免除される資格があること)となり、江戸幕府の厚い保護を受けたとのこと。

由緒あるお寺だったのですね。

それがなぜ廃寺になったのか。
・長崎の貿易不振による寄進の減少
・幕府の衰退によって保護を受けられなくなったこと
・明治維新の廃仏棄釈
が理由として挙げられ、大徳寺は幕を閉じます。

そういう経緯があったわけですね。

ただ、この地の歴史はそれで終わりません。



公園の入口には鳥居が建っています。
これは明治元年、大徳寺跡に楠木正成を祭神として新設された「大楠神社」の鳥居で、先ほどの楠稲荷神社とは全く別の神社です。
その大楠神社も、戊辰戦争の犠牲者の霊をお祀りした後、「梅ヶ崎招魂社」と改称します。
「招魂社」とは、幕末以降に国家のために殉死した人の御霊を祀る神社のことです。
同時にそういう人々を埋葬する墓地も作られます(「梅ヶ崎墳墓地」)。
1883(明治16)年に梅ヶ崎墳墓地のみ、新設された佐古招魂社/佐古墳墓地に移ります。
このときに整備された道というのが、前述の勅使坂ですね。

また1942(昭和17)年には佐古招魂社と梅ヶ崎招魂社は合わせて「長崎護国神社」となり、大楠神社の鳥居は護国神社の鳥居となります。
護国神社はのちに移転し、現在の城栄町に新設され、この地には鳥居だけが残ることになりました。


ああややこしい( -`Д´-;A)
現在は鳥居だけのこの地でいろんなことがあったわけですね。



大徳寺公園には現在、梅ヶ崎招魂社/梅ヶ崎墳墓地跡の碑も設置されています。

こちら(朝日新聞デジタル:明治期の「英雄」眠る - 長崎 - 地域情報)には梅ヶ崎招魂社の写真が掲載されていますので、合わせてどうぞ。



また、公園の隣には梅香崎神社(菅原神社/梅ヶ崎天満神社)があります。
江戸時代初期、梅ヶ崎(現・十人町)に遠見番所(来航する外国船を見張る場所)が置かれ、側に天満宮(菅原道真公が祭神)がお祀りされます。
それが大徳寺の現地への移転と共に移ってきたものが残り、現在は籠町の鎮守神としてお祀りされています。




この地にはまだ他にも語れることがあるのですが、今回はここまで。



また梅の咲く頃に来たいと思います。









参考:「長崎ぶらぶら好き(長崎ケーブルメディア)」「長崎游学3 長崎丸山に花街風流 うたかたの夢を追う」「復元!江戸時代の長崎 」