長崎ぺんぎん日和

主に長崎の美味しいもの、サッカーなど投稿します。
X @Nagapenbiyori
インスタ @shigepen_52

浜口商店街「 鉄ばる あうん 」▪花陽浴、今年の飲み納め

2021-12-28 21:00:00 | グルメ(長崎市内)

あうんに今年の飲み納めに来ました。飲み納めなんて大袈裟に言っても、年明けにすぐ来そうですけどね

それにしても日本酒メニューは見事なラインナップです(12/23現在。日本酒は入れ替わりがあります)。



お通しをいただいて。



メニューは置いてといて、花陽浴を開けていただきました。純米吟醸生にごり酒。同じラベルの四合瓶が2本あり、「酒米が違うはず(美山錦と八反錦)だけど、手違いでどっちがどっちかわからない」ということで飲み比べさせてもらいました。

違うのはわかりました。片方はまろやかで、片方はしゅわしゅわしていて。どっちがどっちかはわかりませんが、どっちも美味しいのはわかりました。



いつものチョレギサラダ。



次は「加茂錦 純米大吟醸 荷札酒 亀の尾」。お高いやつ。いろんな旨味がして凄く複雑な味。



博多牛のイチボステーキ。


ラストは「鍋島 特別本醸造 ピンクラベル」。爽やか。


他の常連さんとお話をしながら、閉店間際までいました。

今年もお世話になりました。たくさん飲みました。来年もよろしくお願いします。


ご馳走さまでした。




鉄ばる あうん【公式】
長崎市浜口町7-9(浜口商店街ど真ん中)
095-847-0630
17:00~0:00
日曜定休

花瀬みくさんお誕生日&卒業!▪MilkShake(ミルクセーキ)2021年ラストライブ

2021-12-27 21:00:00 | 音楽LIVE・コンサート·アイドル

12月26日。この日が来てしまいました。
【ミル食べVol.83 みくのお誕生日会&卒業式の巻💐@ホンダ楽器アストロスペース】。
花瀬みくちゃんのお誕生日&卒業ライブです。

華やかに彩られた委員の皆さんの横断幕、飾り付け、フラスタ。


部分的に声出しもOKとなり、お祝いと送り出す準備が整いました。



ステージ後ろにも風船の飾り付けが。後で聞けば、長崎市の「ふうせん堂」さんの提供だそうです。凄い。

開始前の「影ナレ」は生でみくちゃん本人がやっていました。客席からの拍手に「あざます」と応えちゃうのがなんか可愛かった(笑)。



いきなり「革命JAAAAA」「it's SHOWTIME」からスタートし、大盛り上がり。



でも、メンバーには1曲1曲に「一緒にやるの最後なんだ」と思ったら込み上げるものがあったようで、途中のMCも含めてウルウル感がありました。



私はといえば、みくちゃんからこんな優しい目線をもらってウルウル。
ちゃんと撮れてて良かった



ソロタイムは真っ赤なドレスで登場。いやもう、綺麗と可愛いが両方備わっていて凄い



ソロは花*花の「さよなら大好きな人」。
涙まで美しく見えました。



委員さんからのプレゼントタイム。ケーキやお花も含めて、みくちゃんらしい可愛らしい演出。



シズカPとメンバーからのプレゼント。



きらちゃんからのお手紙。「目標を決めて向かっていく姿勢を尊敬してます」「もっと頼っていいんだよ」(意訳)というメッセージが印象に残りました。
ここはよく泣かずに読めたね



卒業証書授与。かしこまった感じが微笑ましい


ラストスパートは「Just 2 of us」「DEJIMAらぷそでぃ」。

敢えてカメラは少ししか向けませんでした。ご想像にお任せします。



風船割ったらいっぱい風船出てきた!



アンコールのわらふぁんまでやり切りました。

みんなの愛を感じるライブでした。


みくちゃん、お疲れ様でした。前も言った気がしますが、本当に花が咲いたようなそんな存在だったと思います。

デビューのときは私もいましたけど、客席でフラフラしながら喉カラカラな感じでお茶飲んでた女の子がいて、大丈夫かな?と心配してたらそれが新メンバーだったという、それが忘れられません。

ぶっとんでるような感じでもあり、でもいろんなセンスを持ってるのを感じたりもして面白い子でもありました。お酒飲んだところを見てみたかった。

これからの人生に幸あれ!




今年のライブは最後。推しのさっちぃと2ショットで締めました。今年は乙野さちを新たな推しとしてオタク活動しましたが、楽しかったです。来年は少しでも支えられるような存在になれたらいいな。


ミルクセーキの現場の皆さま、今年もお世話になりました!

「 228 香心 」▪限定あいがけカレープレート

2021-12-23 21:00:00 | グルメ(長崎市内)

12/19は、スパイスカレーの不定期営業「228香心」の営業日でした。



今回も平和町の「シェアキッチンくるねこんね」。肉球マーク?が目印。



前回はバターチキンカレーとキーマカレーのあいがけのみでしたが、今回はこれを定番化し、新たに限定が登場。

またグラスワインも加わっていますね。
元々カレーとお酒のお店だったそうですね。



でもマンゴージュース(400円)にしました
お酒も美味しそうなのですが、昼から飲むのはちょっと躊躇われたので。




限定あいがけカレープレート(900円)。
ちなみに前払い制です、



麻婆キーマ。見た目は麻婆豆腐ですが、ちゃんとカレーなんです。



アルベガンは、なすとじゃがいものカレー。粉チーズがいいですね。


今回もカレーは上品なお味で、アチャールがやや辛いという感じです。ぺろりでした。

次回も楽しみです。


ご馳走さまでした。




228 香心

シェアキッチンくるねこんね

確立された「松田式」 そこに何をのせていくか▪2021V·ファーレンアカデミー振り返り

2021-12-22 21:00:00 | V・ファーレンアカデミー

12月18日、V·ファーレン長崎U-18は創成館高校で練習試合。

試合後に記念写真をお願いしました。
ありがとう。1年間お疲れ様でした。

(安部大晴選手は代表合宿で不在)



3年生。3年間ありがとう。大学での活躍も期待しています。



練習試合では、3年生とプレミアリーグプレーオフにスタメン出場した選手を除いた2、1年生がプレー。年明けに開催されるであろう九州クラブユースU-17大会(新人戦)に備えます。



さて、今年の振り返り…と言っても試合をたくさん見られたわけではないのですが。

⬛U-18

○プリンスリーグ九州優勝(13勝1分4敗)·プレミアリーグプレーオフ出場
○日本クラブユース選手権U-18出場(GL2勝1敗)

U-18は間違いなく過去最高の成績。プレミア昇格はならなかったとはいえ、プリンスリーグ昇格から5年でここまで来ました。
爆発的な得点力を誇った2位·神村学園に2勝し、18試合で失点が最小だったことは特筆すべきでしょう。

日本クラブユース選手権では決勝トーナメント進出ならずも、プレミアリーグのヴィッセル神戸U-18を破り、2勝1敗。


⬛U-15

○長崎県FAリーグ1部優勝·九州各県U-15サッカーリーグチャレンジ大会2回戦敗退
○九州クラブユースU-15大会出場2回戦敗退
○高円宮杯U-15サッカー選手権九州大会出場ならず

U-15は前年のような全国大会出場はならずも、やはり九州各県サッカーリーグチャレンジ大会で、全日本中学校サッカー大会優勝の神村学園中を破り、九州リーグ昇格の一歩手前まで行ったことが鮮烈に記憶に残ります。


⬛松田浩式プレーモデルの浸透

U-18もU-15も一定の成果を出せたとするならば、何度も触れていますが、5月までアカデミーダイレクターを努めていた松田浩トップチーム監督のプレーモデル(=優先的にすべきこと)がアカデミー全体に浸透してきたことが大きいと思います。

(松田監督のプレーモデルについては、こちらで触れています。これが全てではありません。)

松田監督がアカデミーに来た2018年からなので、もう4年目になり、選手の学年が変わったり各カテゴリーの監督が変わったりしても簡単にぶれないほどに基盤が出来ているのでしょう。また、5月に松田監督がトップチームに行ってからも、そこを基盤にすることは変えなかったとのこと(原田武男監督)。松田監督も時々練習を見に来られたりもするそうです。

松田さんがトップに行くことでそこが揺らいでしまわないかという心配を私はしてしまっていましたが、現場はぶれていませんでした。安心しましたし、その方針を支持したいと思います。

かくして、トップチームからアカデミーまで松田浩監督のプレーモデルとなり、一貫性が出ました。今年はエリートリーグもありアカデミーの選手がトップと関わる時間が長かったわけですが、そういう関わりの意味でも大きい。これは他のJクラブでもなかなかない状況なのではと思いますし、ずっと続くかもわからないことなので、この時間を楽しみたいと思います。


そして、アカデミーではもっと上を目指すために、松田式プレーモデルというテーブルの上に何をのせていくかが重要になります。
U-18に関して言えば、プリンスリーグで優勝するだけでなく、サガン鳥栖のようにぶっちぎりで優勝するくらいになればプレミアリーグに昇格してそこでやっていけるという指標になるでしょう。サガン鳥栖アカデミーが強化されたのもプレーモデルの確立と無関係ではないと聞きます。

そこは各カテゴリーの監督さんの手腕や松田監督とのコミュニケーションにかかっているかもしれません。

来年はそこを中心にアカデミーを見ていきたいと思います。

楽しみです!

そして次のステージへ▪プレミアリーグ2021プレーオフ V·ファーレン長崎U-18 -前橋育英

2021-12-16 21:00:00 | V・ファーレンU-18
【12/12 高円宮杯JFA U-18サッカー プレミアリーグ2021プレーオフ Dブロック決勝戦 V·ファーレン長崎U-18 0-2 前橋育英】

※選手の敬称は略させていただきます。



試合終了の笛を聴いたとき、この試合で引退する3年生以上に涙を隠さなかった16安部大晴の姿が印象的でした。

プリンスリーグ九州初優勝からこのプレミアリーグプレーオフという未知の領域に足を踏み入れたU-18の選手たちの昇格に賭ける想いたるや、いかなるものだったかを物語る気がします。




この舞台への初挑戦を見届けるべく、私もエディオンスタジアム広島にやって来ました。



全国の錚々たる高校やユースチームの名前が並ぶトーナメント表を見ると、誇らしさと緊張感が同時にやって来ます。



直前のAブロックの決勝戦ではプリンスリーグ関東3位の桐生第一(群馬県)がプリンスリーグ北信越1位の帝京長岡(新潟県)を1-3からひっくり返して逆転勝ち。

凄い試合を目の当たりにして、ボルテージが上がります。

V·ファーレンの対戦相手である前橋育英(プリンス関東2位·群馬県)にも刺激を与えていたとか。



選手入場。集合写真のときには緊張をほぐすように「笑顔で」という声がかけられていました。



一緒に来た仲間の大旗も舞います。YouTube配信では松田浩監督が気づいてくれたみたいで嬉しかったです。


スタメンとフォーメーション。
V·ファーレンは今年プリンスリーグの多くを戦ったメンバーが揃い、ほぼベストメンバー。前橋育英も名前を見る限りは、選手権県予選とも同じでベストではと思いました。



前半はV·ファーレン陣内でボールが動くことが多くなりました。V·ファーレンが後方からビルドアップする際に、前橋育英が高い位置からのプレッシングを選択したことで低い位置からのスタートになります。



V·ファーレンのビルドアップは4バックでボールを左右に動かしながらサイドハーフ(鍋島、大山)に、あるいは2トップ(中島、七牟禮)に縦につけることが前進になりますが、この縦へのパスのコースをかなり限定されていたように思います。

例えば図のように7長塚にボールが入ったときに、前橋育英は23小池が真ん中も外もどちらも切れるような位置取りをしています。目の前に立たれるのでFWには蹴りにくく、SHの11鍋島に上手く出せても前橋育英は17大竹がすぐに出てくる上に23小池もすぐさまプレスバックして挟まれて奪われます。これは右でも同じ。



FWに蹴っても足元へのボールも裏へのボールもスカウティングされていたらしく、しっかり対応されていました。前橋育英の片方のSBがプレスに出ていても反対側のSBがCBのサポート。さらにボランチも加わり数的優位も確保。
このあたりを前橋育英は献身的に行っていたこと。まずはそれが印象的です。

そんな時間が長かったように感じました。
V·ファーレンのビルドアップの構造的に仕方ない部分もあるのですが、もう少しSHや2トップに入ったときのサポートやボールの動かし方が早ければ、もう少し相手陣内に運べる回数も多かったのだろうかと思います。
ただ、DFラインで左右に速く動かしたり1つ飛ばすパスを入れる段階でボールが走りにくいピッチコンディションだった影響もあったのかもしれないとも。
また、そこまで全体を押し上げられなくても失点しなければ致し方なしという算段もベンチにあったかもしれず。プリンスリーグを失点の少なさで乗り切ったこともあり、そこは何とも言えません。
前半飲水タイム直前には6小西のインターセプトから13七牟禮が持ち込んで2トップだけでシュートまで持ち込んだだけに、我慢してそういう場面を増やす、そういう狙いがあってもおかしくないです。

ただ、その飲水タイム直後に失点しまった。結果的にこれが痛かったですね。



その前に前橋育英のボール保持の形を。両SBが押し上げ、2CBと頂点に7根津。脇または間に14徳永が落ちながらサポート。この形で、V·ファーレンの守備はセンターサークルの頂点付近からスタートするので、前橋育英は全体を押し上げて、相手陣内に選手を多くを配置出来る上、距離感も良いので高い位置でボールを持てます。
それでもV·ファーレンは松田浩仕込みのゾーンディフェンス。4-4ブロックの中にはボールを入れさせず、サイドでもSBとSHが挟み込めるので、個の力のある10笠柳にも仕事はさせないし、SBが攻撃参加してもいい形でクロスは上げさせていませんでした。



しかし、失点の場面。直前に左サイドでマイボールになるかというボールが相手に渡り、中途半端に前に出かかり右SHの14大山が釣り出されたところをその背後に展開され、10笠柳から追い越す6岩立に初めてではないかというくらい綺麗なクロスを上げられて中が後手に回った。そんなふうに見えました。
YouTube配信で松田監督も「飲水タイム後5分くらいは緩む場合があるから気を付けなくてはいけない」とおっしゃっていましたが、その言葉どおりになってしまいました。



前橋育英は得点してからプレスの強度が上がったように感じました。ただそれでもV·ファーレンは1失点で耐えて後半に持ち込めれば良かったのですが、前半ATにも失点。
エリア内でセルフジャッジしてしまったV·ファーレンとやり切った前橋育英。

こういう細かい差が勝敗を分けてしまうんですね。



後半、曇って気温が下がるのを感じました。

前橋育英は失点しないようにしながら追加点をというところで、V·ファーレンはまずは1点が欲しい。

前半と比べてやや重心を前に上げることが出来たように見えました。
ビルドアップのところで縦パスをボランチに入れたり、内に絞ったSHや顔を出すFWに入れるという選択肢を入れることで相手のプレスがやや遅れて前進。



14大山→9池田誉の交代で、10中島が右SHに。



これが直後に生きてチャンス。右の10中島がためを作り、6小西がオーバーラップしてクロスを13七牟禮。この試合で一番いい形でした。



ただ、そういう場面を作りつつも、やはり局面での前橋育英のスピードが上回るのが目立ってしまいます。一瞬一歩の状況判断が上。V·ファーレンは「合わないプレー」が多くなってしまう。見ていてそれがわかってしまうので、辛かったです。
プリンスは戦えても、この舞台では厳しいのか。



75分頃からは16安部が降り気味でCBを助けながらSBを押し上げて前進する形を取るも、なかなかシュートまでは至らず。



9池田、13七牟禮の期待の1年生2トップも何とかしようと走り続けましたが…。




試合終了。

チームは強くなり、プリンスリーグも獲りました。でもまだ上のレベルがある、そんな試合でした。

どうしても抽象的な話になってしまいますが、松田監督が言う「同じ絵を描く」、これを前橋育英は出来ており、V·ファーレンは足りなかった。前橋育英は「このときはこう」「相手がこう来たらこう」という状況に応じた引き出し·選択肢をチームとして持っていて、経験として蓄積されていました。チームでの場数でもあり、監督の場数でもあるのかもしれません。

V·ファーレンはそれを身につけることがこれからの目標になるでしょう。



しかしそれはこの舞台に来たからわかることであるわけで、ここまでのプロセスだって間違いだとは思わないです。それが重要。私もこの場に来れたから感じられたことがたくさんあったので、選手たちには感謝しかないです。2017年から2019年までは「プリンスに残留出来て良かった」、そんなシーズンでした。それがここまで来た。このチームまだ成長していく余地があり、それをこれからも見たい。楽しみです。


卒業する3年生には大学で、2、1年にはまだ来年ここに戻って来れるように頑張ってほしいと思います。



この試合は配信で見ることが出来ます。