長崎ぺんぎん日和

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日章学園が長崎U-18に4-1で勝ち、首位を追走▪︎プリンスリーグ2024九州1部 第9節

2024-07-19 21:00:00 | V・ファーレンU-18
[7月13日(土)10:00 高円宮杯 JFA U-18 サッカー プリンスリーグ2024九州1部 第9節 @国見総合運動公園芝生広場]
日章学園 4(3-1/1-0)1 V·ファーレン長崎U-18
得点者
13分 宮﨑 陽(V·ファーレン)
22分 吉崎 太珠(日章)
34分 南 創太(日章)
45+1分 吉崎 太珠(日章)
83分 藤山 真(日章)

2試合勝ち無しの日章学園と、3連敗中のV·ファーレン長崎U-18。どちらが首位のアビスパ福岡U-18に付いていくかという試合でしたが、日章が勝ち、2位をキープしました。


V·ファーレンは依然としてキャプテンの黒瀬理仁が欠場。ただ、中心選手の宇佐川眞央がベンチに復帰。
日章はキャプテンで、イングランド·プレミアリーグに復帰したサウサンプトンへの移籍が発表された高岡伶颯は欠場。


前半、立ち上がりからボールを保持したのはV·ファーレン。ビルドアップ時にMF8内山航紀(3年/V·ファーレン長崎U-15)が右サイドバックの位置に落ちたりする配置も相まってか、日章のプレスが噛み合わずに、前進。

4分、8内山の遠目からの左足シュートは外れます。

9分には日章。ロングボールからFW9水田祥太朗(3年/CAセレスト)がペナルティエリア右辺りでファウルを受け、そのフリーキックをMF7南創太(3年/ブルーウイング)が左足で狙いますが、GK正面。


そして13分、V·ファーレン先制。
日章のビルドアップをカットしたエース·FW10宮﨑陽(3年/ソレッソ熊本)が中央でカットし、仕掛けて右足を振り抜き、1-0。


V·ファーレンが優位に進めるかに見えましたが、22分同点。GKが処理出来なかったボールをMF18吉崎太珠(1年/日章学園中)がコントロールして無人のゴールに流し込んで1-1。

同時に日章はフォーメーションを3-4-2-1に変更。

30分過ぎからは日章の保持の時間が増えます。


34分、日章逆転。
交代で左ウイングバックに入ったMF11有働嵩常(3年/内出中)の縦突破からグラウンダーのクロスを右サイドMF7南が押し込み、2-1。

さらに45+1分、ロングスローの流れからクロスをMF18吉崎が押し込み、3-1で前半終了。


後半立ち上がり、V·ファーレンはMF7宇佐川眞央(3年/セレッソ大阪和歌山U-15)を投入し、追いつきにかかります。

3分、V·ファーレン。奪って左サイドからのクロスをFW17池田一甥大(2年/V·ファーレン長崎U-15)シュートは外れます。

12分には右サイドDF2大久保龍人(3年/セレッソ大阪西U-15)のアーリークロスをMF8内山シュートはDFブロック。

20分にはMF14岩本悠也(3年/セレッソ大阪和歌山U-15)のクロスからMF7宇佐川シュートはDFブロック。

攻め立てるV·ファーレンでしたが、日章も前半よりは守備も修正されており、一進一退の攻防。


そして38分、次の1点は日章に。
コーナーキックを一度は弾かれますが、MF6小峠魅藍(3年/日章学園中)がクロス。これにDF4藤山真(2年/日章学園中)が頭で合わせて4-1。

そのまま試合終了。


日章学園は2位に浮上。インターハイ頑張ってほしいです。高岡伶颯くん見たかったですね。


これでプリンスリーグ4連敗となってしまったV·ファーレン。2017年に昇格してから初めてです。序盤戦に4勝1分で首位に立った力を見ているので不思議で仕方ないのですが、この苦しい状況を一緒に乗り越えられたらなと思います。

7/22からは日本クラブユース選手権(U-18)大会が始まるので、まずはそれに向けて切り替えてほしいです。

リーグの詳細はこちら


日本クラブユース選手権(U-18)大会の詳細はこちら↓

第48回 日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会 グループステージ組み合わせ決定 | JCY | 一般財団法人日本クラブユースサッカー連盟

7月22日(月)より開催される「第48回 日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会」の グループステージ

JCY | 一般財団法人日本クラブユースサッカー連盟




長崎U-18 2ndがリードを守り切り、長崎日大に勝利▪︎U-18長崎県リーグ1部 第9節

2024-07-12 21:00:00 | V・ファーレンU-18
[7月6日(土)12:20 高円宮杯 JFA U-18 サッカーリーグ 2024 長崎県リーグ1部 第9節 @スポーツパークいさはや]
V·ファーレン長崎U-18 2nd 3(3-1/0-1)2 長崎日大
得点者
3分 村田 壮優(V·ファーレン)
11分 村田 壮優(V·ファーレン)
17分 片野 琉人(V·ファーレン)
44分 平野 稜純(日大)
78分(後33分)末光 蓮史(日大)

4勝1分1敗のV·ファーレン2ndと4勝3敗の日大の対戦。例年に比べてやや奮わない日大という印象ですが、試合としても立ち上がりに日大の攻守のバランスが整わない段階でV·ファーレンが先手を取って逃げ切った試合でした。ただ、日大も徐々に押し込む展開を作っていたので、今後どうなるか。


スタメンとフォーメーション。


3分、いきなりV·ファーレン先制。
スルーパスに抜け出したFW13村田壮優(1年/V·ファーレン長崎U-15)GKをかわして決めます。


11分に、追加点。右サイドの前進からMF8西村真生(2年/サガン鳥栖U-15)のカットインから左足クロスをまたもFW13村田が合わせて2-0。

14分には、後方から裏へのロングボールに左ハーフスペースあたりで抜け出したFW13村田のシュートは外れます。


16分、日大も反撃。右への対角のロングボールを収めた右ウイングバック7池田真紘(3年/スネイルSC)がカットインから左足シュートはバーの上。


17分、V·ファーレンに追加点。中盤で奪ったMF7北口輝我(2年/セレッソ大阪和歌山U-15)がドリブルで持ち上がり、右サイドフリーのMF8西村へ。マイナスのクロスをFW19片野琉人(2年/幕別札内FC U-15)がコントロールして左足で決めて3-0。

ここまで日大の守備がラインは高いものの前からも行けず、ボール保持においても中央よりは幅を取るウイングバックを使った外回しの状況になっていて、V·ファーレンがやりやすい展開に見えました。

しかし、日大も少しずつ修正。ボール保持時には3バックのうち1枚がボランチの位置に列を上げ、4-1-4-1のような形で、中央に起点を作って中→外→中とボールを回せるようになってきます。

27分、日大。中央FW8平野稜純(3年/CEREJA)のポストから右サイドMF7池田のカットインからのシュートはV·ファーレンGK12原嶋海翔(2年/大分トリニータU-15)がセーブ。


39分、日大。左サイド縦に運んだ左ウイングバック14大山比呂(1年/スネイルSC)から内側を追い越すMF16坂田颯(3年/長崎ドリームFC)が浮かしたシュート。これはクロスバーに当たり外れます。

そして、44分、日大が1点を返します。
左サイドで奪って中央に潜り、右寄りの位置から裏に抜けたFW8平野が決めて3-1。


前半終了。


日大はハーフタイムに2名変更。ポジションもやや変えてきます。


立ち上がりいきなりV·ファーレンにチャンス。スローインから中央に差し込んで24清水法生(1年/サガン鳥栖U-15)のシュートは日大GK12山口穂高(3年/スネイルSC)がセーブ。

10分、日大。MF6菊池逞(3年/V·ファーレン長崎U-15)がミドルシュートはGK12原嶋キャッチ。

16分、日大。左ハーフスペースに抜け出したFW18末光蓮史(3年/長崎ドリームFC)がシュートはGK12原嶋セーブ。


 
日大が保持して、V·ファーレンが構えてカウンターの局面が長く、飲水タイム前後にかけて日大が中央にパスを差し込めるようになり、押し込みます。


そして33分、日大。カウンターからFW18末光が落ち着いて決めて3-2。


さらに押し込む日大。

ただ、V·ファーレンもプレーが切れた35分以降はラインを上げて戦い、カウンターも狙います。


45+3分、V·ファーレン。MF24清水が高い位置で奪ってシュートはGK12山口がセーブ。


そのまま3-2で終了し、V·ファーレンが逃げ切りました。

V·ファーレン2ndは5勝1分1敗の暫定2位。国見2ndを首位争いをする展開。レベルが上がってきたと感じます。

日大は4勝4敗となりましたが、巻き返してほしいですね。


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長崎総大附がV·ファーレン長崎U-18を完封し、長崎ダービーを制す▪︎プリンスリーグ2024九州1部 第7節

2024-06-25 21:00:00 | V・ファーレンU-18

[6月22日(土)11:00 高円宮杯 JFA U-18 サッカー プリンスリーグ2024九州1部 第7節 @島原市営陸上競技場]

長崎総合科学大学附属 2(1-01-0)0 V·ファーレン長崎U-18

得点者
11分 松下 昊稀(総大附)
67分(後22分)坂本 錠(総大附)

長崎ダービーは長崎総大附の完封勝利で2勝目をあげ、V·ファーレンは痛い連敗。


スタメンとフォーメーション。
総大附は高総体決勝とは異なる4-3-3。V·ファーレンは九州クラブユース選手権5位決定戦からは2大久保龍人、18清水法生が復帰しましたが、14岩本悠也が欠場。

試合展開としては、ボールを保持するV·ファーレンに対し、総大附がプレスからカウンターという構図がずっと続いた格好となりました。
総大附が中盤逆三角形の4-3-3にしているのは相手のダブルボランチに対してマンマークでプレスをかけやすくしているのかなという印象を受けました。


立ち上がりのV·ファーレンは右サイドから脱出して左サイドへ展開することは出来ていたように思いましたが、シュートチャンスは作れず。


11分、総大附先制。カウンターで左サイドから運び、FW7松下昊稀(3年/佐伯S-Play MINAMI)から右サイドFW9土屋蕾聖(3年/ロアッソ熊本ジュニアユース人吉)に展開。FW9土屋のクロスをV·ファーレンDFのクリアが短くなったところをFW7松下が押し込み、1-0。


ここからは総大附ペース。V·ファーレンは前進が困難になり、総大附がプレスからショートカウンター。左ハーフスペースにポジションを取るFW22坂本錠(3年/川中島中)にボールが収まり、FW7松下の突破からチャンスを作ります。


しかし21分、V·ファーレンに決定機。
右サイド裏に抜けたFW13浅井琉希(2年/愛媛FC U-15)がキープし、ペナルティエリアに入ってきたFW10宮﨑陽(3年/ソレッソ熊本)がDFをかわして左足シュートは外れます。シュートのところでバランスを崩してしまったので難しくなったか。

結局、V·ファーレンの決定機は試合通してこの場面のみ。

この後も総大附がショートカウンターからシュートまで。

30分、総大附。MF14阿部紘斗(3年/大分トリニータU-15)のミドルシュートはバーの上。
31分、総大附。MF10宇土尊琉(3年/有明中)のコーナーキックをDF3河野泰良(1年/佐伯S-PlayMINAMI)ヘディングはV·ファーレンGK12鶴井李成(3年/サガン鳥栖U-15唐津)がセーブ。


41分、V·ファーレンがボール保持の配置をやや変更。MF18清水法生(1年/サガン鳥栖U-15)をアンカーに置き、MF8内山航紀(3年/V·ファーレン長崎U-15)とFW13浅井をインサイドハーフに置く4-1-4-1のような形に。


45+2分、総大附。FW9土屋のミドルはバーの上。


後半立ち上がりはギアを上げて入ったV·ファーレンでしたが、総大附がV·ファーレンの配置変更に対応し中盤のマークを変えたこともあり、ズレを作れず、またも前進が難しい状況に。前進出来たとしてもペナルティエリアまでは侵入出来ず、シュートの形を作れません。


そして22分、総大附に追加点。右サイド高い位置でのスローインからポケットを取ったMF10宇土がDFをかわしてマイナスの折り返し。これをフリーのFW22坂本が決めて2-0。


27分にV·ファーレンはFW24大澤元栄(3年/V·ファーレン長崎U-15)を投入すると、デュエルに強いところを見せますが、長いボールの応酬では総大附もなかなか負けないところを見せ、起爆剤にはならず。

42分、V·ファーレン。左サイドの前進からFW10宮﨑のミドルはDFブロック。
(これはシュートだと思ったのですが、公式記録にないようなので、違ったらすみません)

45分+1分、総大附。セカンドボールを拾ったMF14阿部がミドルは外れます。


45+3分、総大附。カウンターから仕掛けたFW22坂本錠の左足シュートは外れます。


結局、総大附ペースのまま2-0で試合終了。

総大附は高総体決勝との比較ではだいぶ前線でボールが収まっていたという印象です。
対してV·ファーレンは宇佐川眞央、岩本悠也のダブルボランチが不在というのも関係しているかもしれませんが、組み立てのところでズレを作れず。守備から入ってくる相手を崩せないという課題も継続されてしまう結果に。3連敗は避けたいところです。


第8節 6/29(土)11:00

長崎総大附 - 大分トリニータU-18
@ベネックス総合運動公園運動広場(かきどまり)

V·ファーレン長崎U-18 - 大津2nd
@大津町運動公園球技場


勝負に徹した長崎U-18が熊本ユースに勝ち7回目の全国へ▪︎2024 九州クラブユース(U-18)サッカー選手権大会 5位決定戦

2024-06-18 21:00:00 | V・ファーレンU-18

[6月16日(日)10:00 2024年度 九州クラブユース(U-18)サッカー選手権大会 5位決定戦 @三菱ケミカルチャレンジ広場(北九州市)]
V·ファーレン長崎U-18 2(1-0/1-1)1 ロアッソ熊本ユース
得点者
38分 宮﨑 陽(V·ファーレン)
54分(後9分)浅井 琉希(V·ファーレン)
58分(後13分)西門 樹浬(ロアッソ)

全国大会(日本クラブユース選手権)の九州残り1枠を廻るサバイバルはV·ファーレンが勝ち抜き、6大会連続7回目の出場を決めました。昨年は優勝を争ったこの両チームがここで当たるのは切ないものです。


スタメンとフォーメーション。
V·ファーレンはGK黒瀬理仁、MF宇佐川眞央に加えて、1回戦のギラヴァンツ北九州戦で決勝点を決めたDF大久保龍人も欠場。1年生でプリンスデビューしていたMF清水法生、MF鳥越朔太郎も欠場で苦しい状態。怪我の選手もですが、指導者の方も「あちらを立てればこちらが立たぬ」の中でバランスを取らなければならないので大変だと思います。

試合展望としては、ボールを保持して前からプレスをかけてくるロアッソに対し、V·ファーレンがどのように対処するかというところがポイントと考えていました。


立ち上がりの5分ほど。ロアッソがV·ファーレンのセンターバックにプレッシャーに来ていましたが、V·ファーレンはサイドバック→ボランチで脱出し、逆サイドへ展開出来ていました。

しかし、徐々にロアッソのプレス強度が上がり、脱出が困難に。
そして、ロアッソのボール保持はDF2髙村颯太(2年/ロアッソ熊本ジュニアユース)がインサイドハーフのポジションを取り、3-1-6か3-2-5のような形。ウイングが幅を取り、どんどん仕掛けて来ます。

10分、ロアッソ。左サイドから中央への折り返しをMF17堤隼誠(3年/ロアッソ熊本ジュニアユース)のミドルシュートはV·ファーレンGK12鶴井李成(3年/サガン鳥栖U-15唐津)がセーブ。

13分、ロアッソ。FW16西門樹浬(2年/ロアッソ熊本ジュニアユース人吉)の落としをMF8麻生暖琉(2年/ロアッソ熊本ジュニアユース)のダイレクトボレーはクロスバー直撃。

14分、ロアッソ。コーナーキックの流れからボックス内FW9白濱光人(3年/ロアッソ熊本ジュニアユース人吉)の折り返しをDF2髙村シュートは左に外れます。

さらに18分、ロアッソ。右サイドの前進からFW9白濱の折り返しを8麻生シュートはバーの上。

FW9白濱は収める力、縦に突破する力があり、ずっとチャンスを作っていました。印象深い選手です。

V·ファーレンにとっては、この時間帯を無失点で耐えられたことは一つのポイントになった気がします。ロアッソが一番チャンスを作っていた時間帯でした。


20分前後あたりからGKから繋いでのビルドアップを諦め、ロングボールからのセカンドボール回収での前進に切り替え。これで相手陣内での時間帯が増え、落ち着きを取り戻すV·ファーレン。繋ぐことも蹴ることも両方出来るV·ファーレンの柔軟性です。

ただ、ロアッソも押されるわけではなく、一進一退。

33分、ロアッソ。セカンドボール回収から右サイドFW9白濱のシュートはGK12鶴井正面。

そして、38分、V·ファーレン先制。
右サイドMF11金ケ瀬仁人(3年/太陽SC)の突破から得たコーナーキック。DF15上戸涼生(2年/V·ファーレン長崎U-15)のキックがゴール前で跳ねたところをFW10宮﨑陽(3年/ソレッソ熊本)が頭で押し込み、1-0。



ゴール動画。


ただ、両チームやることは変わらず。

41分、ロアッソ。右→左の対角のロングパスからFW11元松蒼太(2年/ロアッソ熊本ジュニアユース)のシュートはバーの上。

42分、V·ファーレン。右サイドFW13浅井琉希(2年/愛媛FC U-18)キープからMF11金ケ瀬→FW10宮﨑と渡り、ヒールパスをMF14岩本悠也(3年/セレッソ大阪和歌山U-15)シュートは左に外れます。

1-0で前半終了。


後半に入っても一進一退。
5分、V·ファーレン。ロアッソのビルドアップのパスをカットしたMF11金ケ瀬の折り返しをFW13浅井シュートはバーの上。


ただ、V·ファーレンの非保持にやや変化が。左サイドハーフのMF9宮崎航汰(3年/V·ファーレン長崎U-15)が最終ラインに落ちて5バックを形成する場面が増えます。前進されたら落ちるという感じ。基本的に4バックのスライドで対応するV·ファーレンではあまり見ない形です。ロアッソの幅を使った攻撃が脅威ということですね。

8分、V·ファーレン。ボール奪取後の右サイドの前進からMF11金ケ瀬の折り返しをMF9宮崎のシュートはDFブロック。


9分、それで得たコーナーキックから追加点。DF15上戸のキックをFW13浅井がヘディングで決めて2-0。



ゴール動画。


しかし、13分にはロアッソが1点を返します。
V·ファーレンの5バックからDF15上戸が前にプレスに出たところが空き、そこからFW9白濱が裏を取ってフリーでクロス。ゴール前でフリーのFW16西門がヘディングで決めて2-1。

ここからロアッソの猛攻になるのかと思いましたが、V·ファーレンも受けに回ることはなく、失点前と同じようにラインを上げて戦い、しばらくお互いシュートチャンスはなく、一進一退。

36分、ロアッソ。またもFW9白濱の突破からクロスを逆サイドMF8麻生のヘディングはDFブロック。


V·ファーレンは38分にMF11金ケ瀬に代えてDF5古川海光(3年/V·ファーレン長崎U-15)を投入し、明確に5バック(5-4-1)にします。
「ここは勝負に徹するところかなと」と原田武男監督も語ったように、ほぼAチームでは見たことがない5バックで逃げ切りに。
これで、終盤のロアッソのロングボール攻勢も落ち着いて退け、2-1で終了。


鹿児島ユナイテッドFCに敗れたときはどうなることかと思いましたが、全国を掴んでくれました。このサバイバルを勝ち抜いたことを糧にしてほしいですね。


試合ハイライト




7月の全国大会の組み合わせ·日程は未定です。

しばらくはまたプリンスリーグが開催されます。

プリンスリーグ2024九州1部 第7節
vs長崎総合科学大学附属
6/22(土)11:00
島原市営陸上競技場


鹿児島U-18が長崎U-18に勝ち、初の全国出場。長崎U-18は5位決定トーナメントへ▪︎九州クラブユース(U-18)サッカー選手権 準々決勝

2024-06-06 21:00:00 | V・ファーレンU-18

[6月2日(日)11:00 KYFA 2024年度 第35回 九州クラブユース(U-18)サッカー選手権大会 決勝トーナメント 準々決勝 @島原市営平成町多目的広場B]
鹿児島ユナイテッドFC U-18 2(1-1/1-1)2 PK7-6 V·ファーレン長崎U-18
得点者
20分 内山 航紀(V·ファーレン)
43分 竹内 大斗(鹿児島ユナイテッド)
60分(後15分) 宮﨑 陽(V·ファーレン)
73分(後28分)竹内 大斗(鹿児島ユナイテッド)

九州クラブユース(U-18)サッカー選手権大会。勝てば全国大会出場という準々決勝になりましたが、鹿児島ユナイテッド(鹿児島県リーグ1部)がPK戦で競り勝ち、初の全国を決めました。6大会連続の全国を目指すV·ファーレン(プリンスリーグ九州1部)でしたが、5位決定トーナメントに回ることになりました。

大会要項、トーナメント表は↓

2024年度九州クラブユース(U-18)サッカー選手権大会決勝トーナメント組合せ、ライブ配信決定! | 九州クラブユースサッカー連盟

全国大会出場を賭け、熱い戦いが5/26(日)より九州各県にて繰り広げられます。是非、会場に足を運んでいただき、

九州クラブユースサッカー連盟 | 九州クラブユースサッカー連盟のホームページです

からどうぞ。


スタメンとフォーメーション。V·ファーレンはキャプテンの黒瀬理仁と宇佐川眞央が欠場。
鹿児島ユナイテッドのメンバーのお名前はわかりませんが、2得点の5竹内大斗が大きなインパクトを残す試合となりました。


試合はV·ファーレンがボールを保持し、鹿児島ユナイテッドが5-4-1ブロックで構える構図。ほとんどの時間をその形で推移することになります。

立ち上がりこそ、鹿児島ユナイテッドが奪ってから裏を狙う攻撃で時間を作りますが、徐々にV·ファーレンがボールを持って押し込みます。

10分、鹿児島ユナイテッド。カウンターから5竹内大斗(3年/太陽SC)のクロスに14番のヘディングは外れます。

15分前後のV·ファーレン。左ハーフスペースでMF11金ケ瀬仁人(3年/太陽SC)が受けてカットインからFW10宮﨑陽(3年/ソレッソ熊本)が裏に抜けるという再現性ある場面が繰り返されますが、シュートには繋がらず。

鹿児島ユナイテッドはFW14番を裏に走らせてカウンターを狙います。

17分、V·ファーレン。DF2大久保龍人(3年/セレッソ大阪西U-15)のクロスを逆ポケットのMF11金ケ瀬シュートは外れます。


そして20分、押し込んでいたV·ファーレンが先制。左サイドから中に入れたボールをMF13浅井琉希(2年/愛媛FC U-18)が落とし、MF8内山航紀(3年/V·ファーレン長崎U-18)が角を狙ったミドルシュートを決めて1-0。


その後もV·ファーレンが保持して、鹿児島ユナイテッドがカウンターを狙う時間が続きます。

25分、DF2大久保のクロスをFW10宮﨑ヘディングは外れます。

35分、左ハーフスペースからMF14岩本悠也(3年/セレッソ大阪和歌山U-15)のミドルシュートはバーの上。


そして43分、鹿児島ユナイテッド同点。
カウンターで7番のスルーパスに抜け出したのは右ウイングバックのMF5竹内。斜めのランニングで飛び出したため、これは捕まえにくかったかもしれません。思い切ったランニングでしたね。

そのまま、1-1で前半終了。
鹿児島ユナイテッドは前から追うよりは基本的に後ろで構えるようなブロック守備だったように見えました。もしかしたら前半は0-0で後半ラインを徐々に上げて戦おうというプランがあったのかもしれません。なので前半のうちに同点に出来たのは大きかったでしょうね。


後半はややプレスのベクトルが前向きになってきた鹿児島ユナイテッド。出足が鋭くなりV·ファーレンのビルドアップを奪う場面がちらほら。それでも前進が困難というわけでもないV·ファーレン。


15分、V·ファーレン勝ち越し。
左サイドMF14岩本が中に差し込んだボールをFW24大澤元栄(3年/V·ファーレン長崎U-15)がワンタッチで落とし、FW10宮﨑が落ち着いて流し込みました。

リードを許した鹿児島ユナイテッドはプレスの強度を上げ、構えるよりは明確に奪いにかかる守備になります。


そして28分同点。途中出場の24番がペナルティエリア角付近で受けたファウルで得たフリーキックをまたもMF5竹内が見事に壁の上を越すキックで決めて2-2。

その後は追いついた鹿児島ユナイテッドが勢いのまま激しいプレスでショートカウンターの場面を作り出し、V·ファーレンはサイドで起点を作れず、前進が困難に。FWに当てて2トップのコンビネーションで、というのも上手くいかず。


そのまま後半終了し、延長戦はなくPK戦。
両チーム6人目まで全員成功し、7人目も決めた鹿児島ユナイテッドに対し、V·ファーレンの7人目をGKがストップし、終了。


PK戦は仕方ないと思うのですが、カテゴリー的に下のチームに90分で勝ち切れないのはやはり足りない部分があるのでしょう。でももう終わったことなので5位決定トーナメントでは2試合しっかり勝ち切ってほしいです。


鹿児島ユナイテッドは素晴らしい戦いだったと思います。特に球際や出足の部分で組織の中で1人1人の頑張りがよくわかりました。全国でも頑張ってほしいです。


V·ファーレンの次戦はギラヴァンツ北九州U-18です。