9月23日秋分の日。
高円宮杯U-18サッカーリーグ2017プリンスリーグ九州14節の大分トリニータU-18戦は0-0のスコアレスドローに終わり、今季初めての引き分けとなりました。
いつもの田中町、長崎県体育協会人工芝グラウンドは曇りで夏場よりやや過ごしやすくなったかなというコンディションで、試合は始まりました。
スタメンとフォーメーションはこちら。
V・ファーレンは、安部隆也選手が欠場中の右サイドハーフに今節は11中村亮汰選手が入ります。
キックの精度が高く、パワフルな突破のある選手です。
トリニータは、個人的に左サイドハーフの28城戸選手と、長崎(キックス)出身のセンターバック5横田選手に注目です。
前半立ち上がりは主導権を握ったトリニータに押し込まれます。
しかしそれを耐え抜くと、徐々にV・ファーレンがボールをキープし始めます。
前回の鹿児島城西戦と同様に、GKがボールを持ったときに2センターバックがトリニータの2トップに寄せられるので大きく蹴る展開が増えますが、今節はしっかりと押し上げてセカンドボールを取れるようにしていました。
森保洋監督からも「コンパクトに!」という声が飛んでおり、それを選手たちもしっかり遂行しているように感じました。
あとはシュートまでというところですが、11中村選手が放ったシュートがトリニータGKにセーブされたシーンなど、惜しい場面もありましたが、基本的にはサイドを突破してもゴール前の枚数が足りないことが多かったかなという印象です。
それでもV・ファーレンのペースと言っていい前半でした。
後半はお互いに点を奪いに行くのに、前がかり気味になりました。
V・ファーレンも両サイドからチャンスを作ろうとしますが、なかなかシュートまでは行けません。
逆に徐々トリニータに奪われることが多くなり、サイドバックの裏のスペースを使われてピンチを招きます。
ただ、オフサイドやシュートミスが重なり、何とか無失点に抑えることが出来ました。
後半のチャンスはトリニータが多かったと思います。
0-0の引き分け。
負けなかったことは良かったですが、プリンスリーグ残留のためには次の10位鵬翔高校戦では勝ち点3が欲しいところです。
得点をどう奪っていくかがポイントでしょうね。
ところで、そんな中でチームを盛り上げている存在がありました。
11中村亮汰選手です。
練習から声をよく出していて明るい選手ですが、スタメンの選手が整列の前にサブメンバー一人一人とタッチを交わすところでも、「オリャー!」と走ってタッチしていくなど、思わずこちらまで笑顔にさせてもらいました(^ー^)
この試合のマン・オブ・ザ・マッチを選ぶなら彼ですね👍
ホームでなかなか勝てませんが、暗くなってもしょうがないし、こういう明るいムードは大事だなと彼に教えられました。
今後もそのキャラクターでチームを盛り上げてほしいです!( ´∀`)
プリンスリーグ九州、次節は10月7日アウェイ鵬翔戦!