しげじいの雑記帳

あんなことこんなこと、老いの生活を思いつくままに、、、、

立夏です

2023年05月06日 | 日常雑記

     

 3年ぶりのコロナ以前の姿に戻った「ゴールデンウイーク・大型連休」も明日の日曜日で終わりです。今日は晴れていますが「快晴」ではなく薄い雲、気温26℃に高い湿度の予報です、本物の「夏日」です。

 今日は二十四節気のひとつ「夏が立つ日」「立夏」。夏の陽気になったということでしょう、今朝、唱歌「夏は来ぬ」がラジオから聞こえてました。子供のころ覚えた唱はよく覚えています、「卯の花」は「ウツギ」の花、「空木」樹が空洞だから。

♬ ・卯の花の 匂う垣根に  ほととぎす 

   早も来鳴きて 忍び音もらす 夏は来ぬ     

          ・さみだれの そそぐ山田に 

           早乙女が 裳裾ぬらして 玉苗植うる 夏は来ぬ  

 旬の魚は「鰹」、江戸の昔は「初鰹は縁起物」でした、高かったので「まな板に 小判一枚 初鰹」の川柳があるくらい、無理して買い、初物喰いを自慢したそうだ。

「目に青葉山ほととぎす初鰹 ・山口素堂」の句は有名ですが、

 小林一茶の句に「貰ったよ只一切れのはつ松魚 (高いから一切れだけ貰った?)「かつお一本長屋のさわぎ哉 (高い鰹を長屋住まいの職人が奮発して買った?、これが大騒ぎになった)」の句があります。「鎌倉を生きて出でけむ初鰹 ・芭蕉」湘南の沖に遡上してきた上り鰹を競って、八丁櫓の快速舟で江戸へ運んだそうです。

 今の貨幣価値で一匹20万円以上もしたから、とうてい庶民の口に入る「初鰹」ではなく「高根の花」。今でも初物を喰えば75日長生きするというけど、初鰹はその10倍長生きするといわれたそうで、「女房を質に入れても初ガツオ」の句があるくらい。女房を質草として取る質店も無いだろうけど、それくらい価値があった?、今そんなことを言えば「即離婚」です。

 昔の句に「松魚」と書いた句が多いので、調べたら、松は目出度いから、初鰹の別名を「松魚」(しょうぎょ)ともいったらしい。

  ・オオタニサンの試合が始まったので終わります、、、

コメント
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