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生き方ランキング
６月３０日飼い猫
部屋猫のチーちゃんが
旅立ちました
それまで猫は１０匹
チーちゃんは
他の猫たちと仲が良く
年下の猫たちに面倒見の良い
おばあちゃん猫でした
チーちゃんは
開いた窓から
風を感じるのが好きで
窓際に行くのが好きでした
ジャンプする能力は
ないから
それまで下段の寝ながら風を受け
外が見られるその場所が
大好き！
でも他の猫も好きな場所
だからその場所はいつも
取り合いでした
猫は先に取った方が
権利があります
そうなると空きが出るまで
ひたすら待つだけです
ですが具合が悪くなってからは
他の猫たちはチーちゃんに
その場所を空けてあげたのです
猫というのは人間と違い
弱者優先です
猫は優しく愛に満ちた動物です
そして亡くなった日
私はその場所に
いつものようにチーちゃんを
置いて上げました
後ろ姿は
いつものチーちゃんが
風にあたって寝ている姿
夜には私の布団の横へ
翌朝も布団の横のまま
だた寝ている顔です
ところが空いたはずの
一等地は誰も行こうと
しません
猫たちはチーちゃんが
動かなくなった事を
知っているはずです？
いやもしかして
いくかもしれないと
空けてあるのかも
しれません
その場所は
終日空けられていました
猫たちは霊の姿が
見えるとも言われます
もしかしたら
チーちゃんはまだ窓際に
いたのかもしれません
そして残された９匹の猫は
全員静か
みんな黙って終日寝込んで
いました
ご飯の時間もだれも
要求がありません
ですから私はその日は
ご飯を無しにしました
翌朝少しずつご飯を配りましたが
まだ食べる事ありませんでした
全員が心が暗く
誰もはしゃぐ者もなく
神妙なシーンとした１日でした。
実はいままで部屋猫の見送りは
３回経験があります
いつもこういう感じでした
猫たちは分かっているのです
状況を把握しているのです
さらに私の心境を
読んでいるのかと思います
私の親は犬を長く飼って来ました
私が中学から大学の頃は
たくさんの犬と一緒の生活でした
それで犬の行動も知っています
犬は飼い主の心の様子を
最優先にしているようにも
思いますが
でも他の犬が亡くなっても
他の犬はいつもの行動でした
（小さな室内犬です：
大型犬は違うかと思います）
犬は冷静な動物だと思います
ある意味心を意図的に
隠す事が出来るのかも
知れませんが？
猫は自分の心に素直なのです
猫は心や気持ちが表情や目、
行動に出ます
これがある意味猫の魅力です
素直な人間に似ていると
思います
だから犬とは違う意味で
人間から愛されるのです
犬が師弟関係の付き合いに
例えるとすれば
猫は友人関係です
猫は自分の事以上に
他の猫や人間の心配もします
こちらが具合が悪かったり
疲れて横になっていると
横に来て心配します
チーちゃんが
具合が悪くなってから
１日何回もブラッシングを
してあげました
とても気持ちよい顔を
していました
元気な頃これをすると
他の猫も横に来ます
「私もお願い、、」
順番待ちをします
でもチーちゃんが具合が
悪い事を皆知っています
だれも次、私とはいいません
猫は遠慮深い性格でもあるし
「場」を読む事が出来る
動物です
室内猫では
猫社会は部屋の中だけの
限定社会です
１匹の猫の死去は
大変一大事な出来事に
なります
猫社会のバランスが
崩れ
猫にとっても
家族を失った事を
意味します
最後の１週間
チーちゃんは
私の膝に抱っこされ
ブラッシグを
気持ちよく受けていました
おとなしく
他の猫の事ばかりを
考えて行動していた
チーちゃん
遠慮していた事が
わかりました
猫たちはほとんど例外なく
甘えん坊で
人間と関わって
遊ぶのが大好きです
でもたくさんの猫の中では
遠慮をします
他の猫の状況を
よく観察します
たくさんいるから
あまり面倒を
見てあげられませんが
出来るだけ均一に
接して、食欲や毛並み
よく観察して
行くべきと
今回感じました
突然の出来事
まさかちーちゃんが、、
人間も同じ
好きな人
関わりたい人
人間は生身ですから
何があるか？
わかりません
元気な時に
このところ会ってない人
たまには連絡を
とってみたら？
次回は１〜２回別の話題後に
チーちゃんの葬儀の
様子をお伝えしたいと
おもいます
ポッチ！してくれるとうれしいです
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生き方ランキングチーちゃんが窓際で
くつろぐ
亡くなる１週間前24日撮影