京都社会保障推進協議会ブログ

京都社保協のニュースや取り組み案内、タイムリーな情報・資料などを掲載していきます。

お知らせ★11月10日 「いのち託せる制度をめざす国民健康保険実態調査(仮称)実行委員会」発足会

2010年10月28日 15時14分59秒 | 学習会の案内
「門真市、北九州市の国保実態調査から見えるもの」(学習会)&「いのち託せる制度めざす国民健康保険実態調査(仮称)実行委員会」発足会
…が、開催されます。以下は、実行委員会準備会からの訴えです。ぜひご参加ください。

私たちの訴えが届き、国保料を滞納していても中学生以下の子どもたちに加えて高校に通う子どもたちにも保険証が手渡されることになりました。

大きな前進です。しかし、誰もがいつでもどこでも保険証1枚で安心して医療が受けられる制度をめざして発足した国民健康保険制度は、当初の理念から遠のいていっています。国民健康保険は、国保法1条に明記されている通り、本来、憲法25条に基づく社会保障制度です。ところが、国庫補助が大きく減り、収入や財産がない世帯にも保険料(税)を課している為に、保険料を払いたくても払えない世帯が増えています。また「相互扶助」の名の元に、滞納世帯への制裁が厳しさを増し、保険証の取り上げや本来許されない生活費への差し押さえなどが行われています。

このような状況の中で、いのちを託せる国民健康保険制度を再確立する道筋を探っていくことが求められています。大阪の門真市と北九州市の国保実態調査から見えてくるものを学びあいましょう。

また、この秋から2011年にかけて、京都府内で国民健康保険・後期高齢者医療制度加入者や保険者に加入されていない世帯を訪問し、聞き取り調査を行うための実行委員会を発足します。学習会とあわせて、調査に協力して頂ける方、関心のある方は、お誘い合わせの上、ご参加ください。

  • 日時・・・11月10日(水)19:00~21:00
  • 場所・・・ラボール京都(四条御前西北側)4階第1会議室
  • 第1部・・・学習会 ≪講師 長友薫輝さん(津市立三重短期大学准教授)≫
  • 第2部・・・「国保実態調査実行委員会」
  • 主催・・・「いのち託せる制度をめざす国民健康保険実態調査(仮称)実行委員会準備会」(連絡先:京都社保協)



最新の画像もっと見る

コメントを投稿