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レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

ミッドサマー

2020-12-11 22:26:26 | 洋画
私個人的な問題でボカシがどうにも嫌いでして
映画の情報とかあまり入れないんですが、この作品に関してはクライマックスの部分でボカシが入れられてるって言うような情報が入っていて
それきりこの映画での情報を遮断して
DVDスルー(そうレンタルもセルも文字通りthroughして輸入版のみを探していたんですが・・・)してましたが
どうやらBlu-rayの国内版では170分のディレクターカット版と劇場公開版の両方がセットされてて
さらにノーモザイクだったようですね
ってつい昨日この作品のイタリア版を中古で見つけて1000円で購入してきたら
Blu-rayが長尺と劇場版さらに劇場版のDVD
まで梱包されていました
 
実にスウェーデンの景色が美しい作品でした、どこで撮影されたんですかね
そんな美しい風景と対比するかのようなグロ画像の素晴らしさ
これは自然美とグロ造形美殿融合でもあったような
両親といもうとを失って、精神的に不安定になった女子大生ダニーの、精神的な安定を恋人が計画して大学の友人たちとスウェーデンの90ねんに1度行われる祭りに参加するものの
その祭りを執り行っていたのは白い衣装に包まれたカルト集団だった
そんな中に異端として溶け込めずにいる彼らだったが祭に、有無言わさず巻き込まれていくことに・・・

90年に一度の祭り自体フィクションですね、年齢的に幼少期からティーンエイジが春、2、30代が夏、4〜50代が秋、それ以降が冬
っていうのは日本ニモ通用する考え方ですよね
大体あってるんですが、日本というか東洋思想では冬は輪廻転生の死の世界観っていうとこが違ってるだけ
だから”青春“って言葉がつねに使われてるし
この思想が青(春)赤(夏・・・朱夏)、白(秋・・・白秋)、黒(冬・・・玄冬)で青龍(東)、朱雀(南)、白虎(西)、玄武(北)という具合
西洋は冬は後期高齢者なのね
人間の思考回路って大体に通ってるなって、思いつつ見てましたが
 
いや、スウェーデンに行くまでも長いし
行ってからお話が動き出す老人が崖から身を投げるまでもこれまた長くて
もう少し尺を詰められるんじゃないのかな
今回は170分をさすがに見る気せずに劇場公開版を見ましたが
これだけでいいかなぁ
 
ダニー野彼氏は村の女の子と儀式だということでやってきたしまうんですが
これって周りでババァたちが全裸ではやしてる、母親が娘の手を握ってる
果てはババァが男の尻を押してのグラインドって
一体これでは萎える一方だろう
 
男っていうか、外来の血というか種の取得が終われば後は始末されてしまうだけ
この始末が素晴らしい
ホラー作品と言われる所以でしょう
そしていらんものは始末される、後腐れなく
それを目の当たりにして彼らに受け入れられたっていうことなのか
ダニーの泣き笑いの顔が印象的でしたねぇ
 
人間の異常性をカルト集団の洗脳という形で描いた作品だったんですかね
ホラーって言うならもっと視覚的に黒くてよかったんですが
人間自体の異常性がグロテスクだっていうことならではの映画ですか
正直、個人的には退屈でしかない作品でした。
 
2019年製作、アメリカ映画
アリ・アスター脚本・監督作品
出演:フローレンス・ピュー、ジャック・レイナー、ウィル・ポールター、ウィリアム・ジャクソン・ハーパー、ウィルヘルム・ブロングレン、ジュリア・ラグナースソン、アーチー・マデクウェ、エローラ・トルキア、ビョルン・アンドレセン


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2 コメント

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こんばんは! (ヒロ之)
2020-12-12 21:12:16
コメントありがとうございました。

崖から飛び降りるシーンとか視覚的に好きな部分はあるんですが、全体的にダラダラとしていて長過ぎ。
ここはいらんだろ、これは削ってもいいだろて思うシーンもあり、この内容ならコンパクトに纏めた方が又印象も変わったんじゃないかなて思います。
題材はいいので引き込まれる所もありましたが、結果的には残念な仕上がりという気持ちの方が強かったです。
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ヒロ之さん、こんばんは (morkohsonimap )
2020-12-13 00:14:11
コメントありがとうございます。
もう少し短くできたら、こっちに訴えかけて来るものも違ったような気がします
結局散漫になって焦点がボケてしまった感が否めません
これよりさらに30分長いディレクターカットって、見る気しませんものねぇ
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