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レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

不倫する人妻 眩暈

2024-01-22 20:08:36 | ピンク映画
日本映画専門チャンネルのピンク映画をOAする“おとなの桃色シネマ白書”の今月のOA分の二本目は2002年に国映で製作され新東宝の劇場の番線として配給されたこの作品「不倫する人妻 眩暈」
なんと佐々木ユメカさん主演のRー18作品として公開されていましたが
時代的にも女性目線で描かれたピンク映画のはしりって言ってもいい作品
やっぱ昨日の「谷ナオミ しびれる」とは主題は全く違うものの濡れ場のかなり少ない作品でしたねぇ
 
先にも書いたように脚本が西田直子ということで女性目線で描かれた女除いた生き方を描いた作品となっておりました。
佐野和広演じるヒロインの夫良二はリストラで現在毎日職探し
佐々木ユメカ演じる千春は経済的に生活を支えるために仕事探し中にかつて恋人だった松原正隆演じる芳村と偶然出会い、昔勤めていた古巣に復帰することに
ところが、同僚の佐倉麻美演じる後輩美佳と芳村が社内恋愛中と知り、結婚前に芳村と不倫関係にあった千春の心はざわめくのであった・・・
 
一方夫の良二はなかなか仕事が見つからず、前妻が仕事口を世話してくれるものの
自分がでなければダメなんだと今では日雇い肉体労働をしてる始末
そんな中芳村がアメリカで仕事をしてするコトが決まり
分かれ難い気持ちが勝り芳村と千春は体を重ねてしまう
ここが不倫になるのかな・・・
 
芳村は千春をアメリカに誘うが・・・
夫と別れた千春は芳村のアメリカに行く日に彼にも別れを告げ
吹っ切れたように街を走るのだった
 
こっちの予想に反して最終的には芳村をも選ばず一人走っていく千春の姿に
一人で生きていけるという彼女の象徴で終わるんですね
やっぱりこれは女性映画として一般映画としてもいける作品だったと言えるかな
 
切り口の違う記事はコチラ
 
2002年製作、日本ピンク映画、国映製作、新東宝配給
西田直子脚本、田尻裕司監督作品
出演:佐々木ユメカ、佐倉麻美、松原正隆、佐野和宏、あきのなぎさ

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