MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

メタモルフォーゼの縁側

2022-12-24 17:03:33 | 邦画
積極的に日本映画を見ていこうと言う企画で視聴した作品でもあるんですが
今度の成人式で成人となる
あの芦田愛菜が大人としてどんな演技を見せてくれるのかって言うのもこの作品の視聴に寄与してることは間違いない
彼女自身勉学優先という事で1日拘束で終わるCMが多いのは当然で
夏とか春冬の長期休暇では映画を撮るっていうかなり恵まれた俳優兼JKという生活を送ってるようですね
 
なんと原作は鶴谷香央理の漫画だそうで、それを映画化したようですね
見終わって調べたら多少脚色されてるようですが
原作漫画自体は映画同様75歳の後期高齢者の1人暮らしのおばあさんと17歳の現役高校生とが今流行りのBL漫画を通して 50歳以上の歳の差を超えての交流というか同趣味を通して心を通わせていく中で
自閉症ではないものの一人の殻にこもりそうなJKの成長物語に描いている作品
 
個人的に女子の二次元ヲタの現在の主流はBLだっていうことは社会現象として一応は認識しており
そのBLブームが多少リアルドラマの世界にちょちょと飛び火気味なのも知ってはいるし
“俺の目を見ろ、何にも言うな、漢同士の胸の裡・・・”っていう任侠の男と男の世界観でさえ
“任侠女子”の間ではBL的な感性に共感してのブームみたいな事だって聞いてるし
 
個人的には漫画も見ないからどっか他の世界のお話で捉えていたBLの世界観はかなり濃密に二次元女子の世界では普通な事なんですねぇ
そんなBLの漫画を介して歳の差 50以上離れた二人の人間が共通の話題で膨らむのはいい事だし
映画自体も、自分でも経験ありますがアイドルヲタクと同じように原作者との握手会であんだけ盛り上がるんですね
原作者との握手会は二次元ヲタクの聖地池袋(ジュンク堂)で行われていたけど、待ち合わせは丸善になってましたねぇ
ずいぶん離れてるっていう細かい事は映画の嘘ですからいいけどねぇ
東京の人間だとちょと違和感覚えてしまったかな
 
芦田愛菜が同人で売るために書いた漫画はメルヘンチックでしたねぇ
もう悪人一人も出てこない、主人公は恋愛しないっていう映画でしかないんですが
見終わって一風の微風に吹かれた爽快感を味合わせてくれた作品でしたねぇ
芦田愛菜と宮本信子さんとの主題歌デュオも良かったかな
 
2021年製作、日本映画、「メタモルフォーゼの縁側」製作委員会作品、日活配給
岡田惠和脚本、狩山俊輔監督作品
出演:芦田愛菜、宮本信子、高橋恭平、古川琴音、生田智子、光石研、汐谷友希、伊東妙子、菊池和澄、大岡周太朗

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 日本統一 北海道篇 第9話 | トップ | 辻占恋慕 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

邦画」カテゴリの最新記事