goo blog サービス終了のお知らせ 

MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、店舗型レンタル店の残日録。

日本統一29

2021-04-04 23:38:58 | Vシネマ
日本映画専門チャンネルのOAを超えて行きそうなチャンネルNECOでもこの「日本統一」シリーズのOAですが、超えたらその時の軸足をどっちにしようか考えますが
今のところは本編シリーズのブログアップは日本映画専門チャンネルのOAを基本にして行きますが
スピンオフとか、総集変的なエピソード集はDVDリリースに従って行ってますので
多少のギクシャク感は否めませんが
 
来月からDVDリリースされる田村悠人のスピンオフ作品はDVDリリースに合わせようって思っています。
 
前作「日本統一28」のラストで氷室達の前に現れた馬場の真相が語られます。
氷室に依頼され俠尽会に寝返ったと見せかけていたのが馬場と明かされます。
が馬場はその見返りからNo.3の本部長の地位を狙っていたんですね
って事で今まで氷室が侠尽会の先回りができていたのは馬場だったことがわかります
さらに馬場が密偵だったことを知った渡部は孤立無縁になり、もう金主の倉田しかいない状況から脱却を図るために
北陸に行きまして喜多越組と奈村に親子盃を迫りに行きます
 
一方東京の丸神も宗方を北陸のに派遣して奈村暗殺と喜多越組のシマをとるべく北陸の第3の組我尊会を抱き込んでいきます。
一応川谷の引導で渡部は自決して俠和分裂は終始します
 
その一方で川崎でのIR誘致を巡って荒巻議員を嵌めていたんですが
荒巻議員は野党の豊川議員と組んで地元長崎にIRを持ってくるために丸神の闇のデータを俠和会から入手して
国会の予算委員会で巻き返しを図ろうとする
そんな時に豊川女史の秘書への社内暴力画像が流出して・・・
 
この作品のリリースが2018年でしたので、2017年に起きた
豊田真由子議員の例の事件をタイムリーネタとして上手いことぶちこんできたんですね
 
まぁ丸神も幹部会でちゃんとキャスティングしてるし、俠和でも松田一三とか永倉大輔だとかこんだけで出演させてるんですが
製作費パンクせんのかって心配になってしまいますが
馬場は欲をかきすぎたために俠和から抹殺されてしまいましたねぇ
 
丸神と俠和との実弾ではない戦争がいよいよ始まってしまい
その中で立場が一層苦しくなっていく藤代組組長棟方の苦悩が浮き彫りになって行きますが・・・
究極棟方は川谷兄弟と藤代の若である氷室との義理からついに丸神に脱会届けを出し
川谷の思惑通り俠和の一員になるのですが
何と神戸のホテルで“蓮司 兄弟 すまない”という遺書を残して自殺するとこで
to be continued 
 
そうでした、姐さんがつい川谷のが家に入るんですね
お店畳んで
 
丸神会と俠和会との抗争がついに本格化する過程と
侠和会の氷室への情と丸神会への義理の間で揺れる棟方もついに結論を出し
前半は北陸抗争、後半は丸神会の暗躍と棟方の行末が語られるという二部構成となっており、それなりに楽しめる作品でした
消えて行く人、新しく登場してくる人とこのシリーズ長いだけにキャストがかぶらないようにして行く姿勢がいいですね
 
渡部を納得させるため白竜さんが過去映像の使い回しで使われていました。
 
2018年製作、日本Vシネマ、スターコーポレーション21作品
辻裕之監督作品
出演:本宮泰風、山口祥行、小沢仁志、飛鳥凛、奈良坂篤、桑田昭彦、北代高士、SHU、大沢樹生、菅田俊、松山鷹志、樋口隆則、小柳心、藤原喜郎、松田一三、小手山雅
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

RECON リコン:アメリカ陸軍武装偵察隊

2021-04-04 18:38:58 | 洋画未公開
日リリースの4月新作のDVDです。
一応戦争ものっていうことでセットレンタルに組み込んできたのですが
派手な戦争映画ではなかった
まずは開巻事実に基づいた作品って断りのスーパーが出ると
 
副題ニーナあるように軍曹に引きられた偵察分隊が荷馬車を停めると
中からドイツ将校が飛び出してきたもんだから、軍曹がM1ガーランドライフルで仕留めます
するとその愛人なのか奥さんなのかが死体西村すがって嘆き悲しんでる
その女性(もちろん非武装ですし、奥さんだとしても一般人)の脳天に1発軍曹はこれまたぶちこみます
周りの兵士は唖然とするものの、何も言いません
 
ってこれって明らかに軍法会議ものですよね
でも誰も何も言いませんで、部隊に帰還する
ここでも心にしこりを残してるものの誰も何も言わない
 
時は1944年、第二次世界大戦末期。イタリアが降伏し、ドイツ軍が戦地から撤退しつつある中でのドイツ将校も逃亡しようとしていたものと考えられますが
これって事実を元にしてる作品ってオープニングからしてヤバい作品やろう
 
再びドイツ軍の偵察命令が下り分隊が偵察に出かけると
今度はイタリア人の老人が荷物ひいて逃げるのに出会い
荷物検査してると、老人がこの向こうの山にドイツ軍がいると言い
 
軍曹はその老人の道案内で伍長のマーソンを指揮官にして、アッシュ、ジョイナー、ハイズマンの4人にそのドイツ軍の様子を偵察にいかせます。
ここからはこの4人のアメリカ兵とイタリア人の老人の5人の丸一日の山林歩きがお話のメインになっていくんですね
敵と遭遇して派手な銃撃戦の戦闘描写もなく
ただただ4人の兵士がドイツ軍を探して雪山を歩くだけの映画ですが
 
その途中でスナイパーに狙撃されたのか米兵一人の死体を見つけて警戒するものの
途中で地雷によって一人失い
三人になった兵士は一応ドイツ軍を見つけるものの、撤退に関してイタリアの村人たちを虐殺してるとこだけライフルのスコープで確認して
報告に帰る道でまた一人スナイパーに襲われて・・・
伍長は老人と後の二人を先に行かせてスナイパーを仕留めると
なんとそれは少年だった
生きるためにドイツでもアメリカでも兵士を殺して金品食料を奪って生きていたらしい
少年を殺したことで自責の念にかられる伍長
 
あのドイツ将校の女を射殺した呪いだって
そうなんです、繰り返し無抵抗な婦人銃殺シーンが何回もインサートされてくるんですね
一応部隊に帰還した伍長は隊長に軍曹の殺しを申告しようとするが
軍曹は勤務中に敵に撃たれて戦死したといわれ
さらにイタリア老人の射殺命令を下されてしまう

老人を山中に連れて行き処刑できずに逃してしまう伍長
戦場における人間の残虐性を描いた作品としてるんでしょうか
何の見せ場もクライマックスの戦闘シーンもない映画でして
一応この伍長さん無事に終戦を迎えられ国に帰還しての
ご本人の写真も遠藤クレジットの前に出てくるんですね
 
戦場というか、そんな非日常の非常事態の中で人間はどこまで残虐になれるのか
そんなテーマデ作られた作品のようでした
ドイツもアメリカ兵も変わらんと言ったことをえがき反戦をテーマにしてる作品だったのかも
派手な戦争映画を期待しましたが
実に重たい作品でした
 
2019年製作、アメリカ映画
ロバート・デビット・ポート脚本・監督作品
出演:アレクサンダー・ルドウィグ、R・J・フェザーストーンハウ、ミッチ・エインリー、クリス・ブロシュ、クリスティー・バーク
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする