メイクをするという事

つい最近まで、まっ黄色に髪を染め、眉毛をそり、メイクをしていた中高生が、元に戻る事はよくあります。

「髪の毛を染めて、メイクをしているとみんながこわがって近づいてこないから」

「髪を染める前は、学校にいても不安だったけど、メイクすると恐いものはなかった」と。

メイクという行為は人間に対してある一種プロテクトのような効果があるといいます。

女優さんなどがサロンに来ると、大きな帽子とサングラスをして、ヘアーセットとメイクが終わると、胸を張って出ていく。

ウエディングメイク前の不安げな素顔の花嫁さんたちもメイクをし、ヘアースタイルが整うと、自信に充ちた雰囲気があふれる。

化けるとはいいますが、お化粧をすることで、できないことができてみたり、力がわいてきたり・・・

きつく見えるようなメイクをしていた人が、ボーイフレンドができたと同時にやさしいメイクに変わる女性もよくいます。

女性のメイクはその時の精神状態がよくでるものです。

なぜなら、メイクは自分を演出できる重要なツールですから。



<Photo> 無題