ネット音楽配信の「ナップスター」、260社が楽曲提供

http://it.nikkei.co.jp/internet/news/index.aspx?n=AS1D210CQ%2021092006

タワーレコード子会社のナップスタージャパン（東京・渋谷、伏谷博之社長）は21日、10月にも始める月額定額制の音楽配信サービス「ナップスター」に参加予定のレコード会社などを発表した。ソニー・ミュージックエンタテインメント（ＳＭＥ）、東芝ＥＭＩ、ユニバーサルミュージックなど約260社が楽曲を提供する。米アップルコンピュータが昨年8月に日本で始めた音楽配信サービス「ｉチューンズ・ストア」との競争が火ぶたを切る。

　ＮＴＴドコモが筆頭株主であるタワーレコードはナップスタージャパンを通じ、月ぎめの定額料金を払えば聴き放題になる音楽配信サービスを始める。パソコンや携帯音楽プレーヤーなどで音楽を楽しめる。アップルのｉチューンズのように楽曲を1曲単位で購入できるサービスも同時に始める。



[2006年9月22日/日本経済新聞　朝刊]

ＰＳ３下位機種、４万9980円に値下げ・久多良木ＳＣＥ社長が表明

http://it.nikkei.co.jp/digital/news/index.aspx?n=MMITea000022092006

　ソニー・コンピュータエンタテインメント（ＳＣＥ）の久多良木健社長兼グループCEO（最高経営責任者）は22日、同日千葉市の幕張メッセで開幕した「東京ゲームショウ2006」で基調講演し、11月11日発売予定の次世代ゲーム機「プレイステーション３（ＰＳ３）」の下位機種（ハードディスク容量20ギガバイト）の価格を当初予定の６万2790円から４万9980円に引き下げることを明らかにした。

　ＰＳ３は新開発のプロセッサー「CELL」や次世代ＤＶＤ「ブルーレイ・ディスク」を搭載するなど高性能化を追求したが、高価格で販売競争では不利との指摘が出ていた。


[2006年9月22日/IT PLUS]

民放連会長、アナログ放送の停止前倒しを示唆

http://it.nikkei.co.jp/digital/news/index.aspx?n=AS1D2108U%2021092006

　日本民間放送連盟の広瀬道貞会長（テレビ朝日会長）は21日の会見で、現行のアナログ放送の停止の時期について「デジタル放送に100％対応できた放送局に（アナログとデジタルの）両方やれとは言えない」と語り、地域によっては2011年7月の期限より早まる可能性があることを示唆した。消費者はテレビの買い替えを前倒しで迫られることになり、議論を呼びそうだ。

　テレビ放送は5年後に完全にデジタル化することが国策で決まっており、民放各社は地上デジタル放送のエリア拡大を急いでいる。広瀬会長は12月には全世帯の85％にデジタル波が届き、その後も普及が加速度的に進むとの見解を示した上で、「アナログ放送を（期限を待たずに総務省に）返すという放送局があれば、止めることはできない」と語った。

[2006年9月22日/日本経済新聞　朝刊]

ＳＣＥ、プレステ３でオンライン販売・ゲームのアイテムなど

http://it.nikkei.co.jp/business/news/index.aspx?n=AS1D2103M%2021092006

ソニー・コンピュータエンタテインメント（ＳＣＥ）は次世代ゲーム機「プレイステーション３（ＰＳ３）」で新しい課金方式のオンラインゲームを本格展開する。ゲーム内で使うアイテムなどを有料でダウンロード販売する仕組み。ＰＳ３にゲームを出すソフト各社の収益機会を増やすことで、ゲームの品ぞろえを強化する。

　まず自社の自動車レースゲーム「グランツーリスモＨＤ」で車やレース場を追加購入できるようにする。750以上の車種を用意して一台50―100円程度で販売、レース場は200―500円程度で売る。定期的に新車を追加し台数限定モデルなども投入する計画だ。

[2006年9月22日/日本経済新聞　朝刊]