電通と朝日放送、ワンセグでＣＭと連動したデータ放送提供

http://it.nikkei.co.jp/internet/news/index.aspx?n=NN001Y232%2013092006

　電通と朝日放送は13日、携帯端末向け地上デジタル放送（ワンセグ）で、ＣＭと連動したデータ放送を提供すると発表した。ＣＭ映像が流れるタイミングに合わせて、データ放送画面にスポンサーの企業名や商品名のバナーを表示することで、広告効果を高める。

　今月18日に朝日放送が関西地区で放送予定の特別番組「ハイヒールのおしかけレシピ！」で提供する。江崎グリコ、Ｐ＆Ｇ、ロート製薬のスポンサー3社のＣＭ（各30秒）に連動して、商品名などのバナーを左から右にスライドさせながら表示する。

　動くバナーをクリックすると、商品の詳細情報が見られるデータ放送画面が開き、プレゼントへの応募などができるという。将来的にはクーポンをダウンロードできるようにして、店頭に誘導するといった販促手段としての利用も見込む。

[2006年9月14日/日経産業新聞]

ニッポン放送、ポッドキャスト用番組を携帯向けに再利用

http://it.nikkei.co.jp/internet/news/index.aspx?n=NN000Y748%2013092006

ニッポン放送は、インターネット音声配信のポッドキャスティング用に制作した番組を携帯電話向けに再利用する取り組みを始めた。ポッドキャスティングで配信してから数カ月経過した番組を、ＮＴＴドコモの「着うたフル」サービス用の音声データに加工し、「ｉモード」のサイトから一話105円で有料配信する。ポッドキャスティングを活用したビジネスは試行錯誤が続いているが、収益確保を目指す新しい取り組みとして注目されそうだ。

　まず「鶴光のオールナイト事件簿」と「上原奈美のキレイ塾」の2番組でサービスを試験的に検証して、軌道に乗れば番組数を拡大する。ａｕ（ＫＤＤＩ）やボーダフォンの端末向けのサービスも検討する。


[2006年9月14日/日経産業新聞]