大分でしたっけ？ オオモメですね。
私は教員の友人が多く、しかも大半は地方で教員をしています。丁度我々が就職する頃は教員採用試験の倍率が最高の頃で、三桁の県も多かったのでは。あの頃から”コネが無いと教員にはなれない”と言われていましたから、今回のニュースも何となく納得できる部分もあります。
ニュースの解説を聞いていると、教育委員会ってすごい力を持っているのですね。でも、社会の常識では（公務員は判りませんが・・・）人事権を持つ事の重大さってあると思うのです。人事権を持っている人間が公平性や厳格さを失ったら、その組織は崩壊するって事は常識だと思うのですよね。そんな教育委員会に選ばれる人選自体”大丈夫なのかなぁ”って感じですよね。実際は各教育委員さんではなく、”事務局”が実務と実権を握っているとも思われますが・・・事務局の暴走や不正を委員が見抜けなければ意味が無いと思うのです。
それからお中元、お歳暮。企業ではとっくに廃止されています。特に担当者や実務者間ではご法度ですよね。”お世話になった”の意味が違ってきますからね。
他府県の教員さんからも同じ様な話はいくらでも聞きますし、実際に私が学生の頃も、”彼はお父さんが校長先生だから・・・”なんて話は一杯聞きましたし。
裏金問題もそうですが、何十年にも渡って脈々と続けられてきた”公”の問題にメスが当たるようになった”今”にも驚きますし、世論や時代への変化に対応する”したたかさ”も必要なのでしょうね。