父親的生活

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献血

2006-05-18 15:59:11 | 出産・育児

東京出張。ビックサイトでの見本市見学の合間
広場でお兄さんが一人”献血”の旗を持って寂しそうに立っているのを発見。
思わず”時間はどのくらいかかりますか?”と聞いてしまいました。
すがるようなお兄さんの目
”まだ誰も協力してくれていないんです”と・・・
そんな言葉を聞いたら黙っていられませんよね。では、久しぶりに献血でもと思い、申し込み。

簡単な問診表に記入してバスへ。
おばさんの先生がいらっしゃって、血圧を測りながら軽く問診です。
血圧は122の78まぁ、こんなもんでしょう。
問診では
”最近受けた予防接収は?” ”インフルエンザです。”
”海外に出かけた経験は” ”旅行で数回”
”イギリスへは?””あります”・・・・

ここで先生の目が鋭くなる
”いつ頃ですか?” ”12年前ですから1994年頃ですかねぇ”
”残念ですが、血液を頂くわけには行きません” ”え!??”

イギリスで1988年頃から1998年頃は狂牛病の危険性があるらしいですね。
もう5年以上献血なんかしていなかったので、知りませんでしたが、その頃イギリスへの滞在経験のある人は、献血禁止らしいのです。

バスの皆さんもがっかりという顔をなさっていましたが、何だか私もがっかり。
薬害エイズなんてありましたし、リスク管理は必要だと思いますが・・ねぇ。
簡単に異常プリオンを見つける方法って無いのですかねぇ。
方や血液不足で悩んでいるというのに・・・

役に立てなかった事、自分にわずかでも疑いがある事。
何だか悲しい様な、吹っ切れない気持ちです。