特上カルビの記のみ気のまま

韓国語教育を韓国の大学院で専攻した30代日本人男性が、韓国ソウルでの試行錯誤の日々を綴りました.

「良いお年をお迎え下さい!」

2005-02-07 21:09:34 | 韓国留学記
 曇り。最低気温零度。朝方は今にも雨が降りそうな空模様だったが午後には回復。

 朝6時に起床。
 オンドル(床暖房)のせいで、喉がカラカラに渇いていたので、“野菜ジュース(写真)”を一気に二杯飲む。韓国でもやっと“おいしい野菜ジュース”が飲めるようになった。嬉しい!

 テレビをつけると帰省客のための交通情報をやっていた。本格的な混雑は今日の午後からとのこと。鉄道も空の便も満席との由。「これから帰省する人は30~40%の空席がある高速バスを利用したほうが良い」と、現場中継のレポーターが言っていた。
 私の部屋の下の階の下宿生たちも留学生を除いてはほとんど帰省したようだ。

 旧正月連休前、最後の平日なので念のため現金を下ろそうかとも思ったが、手元に現金があると、ついつい無駄使いしてしまう悪癖があるので、結局銀行には行かなかった。従って今日の為替レートは確認していない。

 このところ為替レートを見るたびにがっかりしっぱなしだ。そのせいかわからないが、最近どうも体調が芳しくない。睡眠時間は充分に取っているはずなのに、気分が沈んで、日中頭がスッキリせず、机に向かっても集中できない。そして夕方近くなるに従って体調が回復してくる。典型的な“抑うつ状態”。「よっ、久しぶり!、“抑うつ”さん!」と暖かく歓迎してあげる心のゆとりが必要だ。九年もこの病気と付き合っていれば“気心も知れてくる”というもの。

 こんな時は焦っても仕方が無い。何も考えず、ゆっくりと体を休めるに限るので、食事は三食きちんと摂り、薬を飲んでオンドルで温まったお布団にもぐり込むことにしている。

 『自分が健康でなければ、病に苦しむ人を救い、助けてあげることは出来ません。自分が恵まれていなかったなら、どうやって他の人に恵みを分け与えてあげることができるでしょうか?まずは皆さんが恵みに与り、恵みで満たされんことを願います』毎日聞いている説教テープでも牧師先生はおっしゃっている。

 昨夜、教会の日本語礼拝部でお世話になっているOさんの奥様から電話があった。「連休最終日の十日に日本からの留学生たちを集めて食事会をするので、いかが?」という嬉しいお誘いの電話。「お言葉に甘えて喜んで伺います!」と言って電話を切った。

 Oさんご夫妻には韓国に来てからというもの、お世話になりっぱなし。仕事を紹介して下さったりして、本当にいつも良くしていただいている。感謝!外国で暮らしていると、日本にいる時以上に「人間一人では決して生きてはゆけない」ということを実感させられる。

 明日から旧正月の三連休。「皆様どうぞ良いお年をお迎え下さい!」